防水スプレーの雨の日の効果は?かけるタイミングと使い方

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目次

防水スプレーは雨の日に効果がある?結論から解説

結論からお伝えすると、防水スプレーは正しく使えば雨の日にしっかり効果を発揮します。靴やバッグの表面に水をはじく膜を作り、内部への浸み込みを防いでくれます。

ただし「効かない」という声が多いのも事実です。その多くは、成分そのものの問題ではなくかけるタイミングや使い方によるもの。せっかくスプレーしても、乾く前に雨にあたれば十分な撥水はできません。

この記事では、なぜ効かないと感じるのかという原因から、雨の日にきちんと効かせるコツ、フッ素系とシリコン系の使い分けまで順番に見ていきます。

この記事のポイント
  • 防水スプレーは乾いてはじめて効果が出る
  • 雨の日の朝にかけてすぐ出るのは効果が薄い
  • 靴・バッグはフッ素系、傘・レインコートはシリコン系が向く

「効かない」と感じる原因|雨の日の朝にかけてはダメ

防水スプレーが効かないと感じるとき、原因の多くは次の2つです。成分やメーカーを変える前に、まずは使い方を見直してみましょう。

乾く前は水をはじかない

防水スプレーの撥水成分は、生地の表面で乾いて膜になることで効果を発揮します。つまりスプレー直後の濡れた状態では、まだ水をはじく力がありません

乾くまでの時間は製品によって幅があり、早いもので15〜30分ほど、しっかり定着させるには数時間から24時間ほどかかるとされています。雨の日の朝に急いでかけ、そのまま外へ出てしまうと、まだ乾いていない状態で雨にあたることになります。これが「効かない」と感じる大きな原因です。

出かける直前ではなく、時間に余裕を持ってかけておくことが撥水の第一歩です。

汚れの上からかけている

もう一つ見落としがちなのが、汚れたままの状態でスプレーしていることです。表面にホコリや泥汚れが付いていると、その上に撥水の膜ができてしまいます。

すると生地に直接成分がのらず、効果が弱まるだけでなく、後で汚れを落としにくくなることもあります。スプレー前にブラシや乾いた布で汚れを払っておくと、撥水効果が安定しやすくなります。

防水スプレーを雨の日に効かせるかけ方・タイミング

雨の日に効果を出すコツは、シンプルに「乾く時間を確保すること」と「きれいな状態でムラなくかけること」です。手順を順番に見ていきましょう。

理想は前日、最低でも出発の30分前

いちばん確実なのは、雨が予想される前日の夜にスプレーしておく方法です。ひと晩かければしっかり乾き、翌朝には撥水の膜が定着します。

当日しか時間がない場合でも、出発の30分ほど前にはかけ終えておきたいところです。かけてすぐ玄関を出るのは避けましょう。

STEP
汚れを落とす

ブラシや乾いた布でホコリ・泥を払い、きれいな状態にします。

STEP
屋外で20〜30cm離してかける

風向きに注意し、全体がうっすら湿る程度にムラなく吹き付けます。

STEP
しっかり乾かす

前日なら翌朝まで、当日でも30分以上おいて乾かしてから使います。

屋内でかけない・換気を必ず行う

防水スプレーは使い方を守れば安全ですが、細かい霧を吸い込むと体に良くありません。必ず屋外や風通しのよい場所で使いましょう

浴室や玄関など締め切った室内での使用は避けてください。一度に大量に吹き付けず、風上に立って吸い込まないようにすることも大切です。製品の注意書きにも目を通しておくと安心です。

スプレーは屋外・換気が鉄則。室内で大量に使うのは避けてください。

屋外でスニーカーに防水スプレーをかけているイメージ

フッ素系とシリコン系の違いと選び方

防水スプレーには大きく分けてフッ素系とシリコン系があり、向いているアイテムが異なります。雨の日に使うものに合わせて選ぶと、効果を実感しやすくなります。

種類特徴向いているもの
フッ素系膜が薄く通気性を保ちやすい。水だけでなく油汚れもはじきやすい靴・バッグ・衣類など幅広く
シリコン系撥水力が強く効果が長持ちしやすい。通気性は低め傘・レインコートなど

靴やバッグにはフッ素系が使いやすい

革靴やスニーカー、布バッグなど、通気性を保ちたいアイテムにはフッ素系が向いています。生地の風合いを損ないにくく、素材を選ばず幅広く使えるのが利点です。

ただしシリコン系に比べると効果の持続はやや短めなので、こまめにかけ直すことを前提にしておきましょう。

傘やレインコートにはシリコン系が向く

もともと通気性を必要としない傘やレインコートには、撥水力が強く長持ちしやすいシリコン系が合います。しっかりした水はじきを求める雨具におすすめです。

革製品や、ゴアテックスなど防水透湿素材にシリコン系を使うのは避けましょう。通気性をふさいでしまうことがあります。

効果の持続時間とかけ直しの頻度

防水スプレーの効果は永久ではありません。使ううちに少しずつ落ちていくため、定期的なかけ直しが必要です。

基本は「1回の雨に1回」

目安として、雨に一度あたるごとにかけ直すのが基本と考えておくとよいでしょう。雨にあたると撥水の膜が徐々に取れていくためです。

雨に濡れていない場合でも、摩擦や時間の経過で効果は薄れていきます。よく使う靴なら、週に1回ほどを目安にかけ直すと撥水を保ちやすくなります。

濡れたあとは乾かしてからかけ直す

雨で濡れてしまった靴やバッグは、まず内部までしっかり乾かすことが先決です。濡れたままスプレーしても膜がうまく作れず、効果が出にくくなります。

次に使う前に、乾いた状態であらためてかけ直しておくと、翌日の雨にも備えられます。濡れた靴の乾かし方は、こちらの記事も参考にしてください。

よくある質問

雨が降ってからかけても効果はありますか?

濡れた状態ではうまく膜が作れないため、効果は出にくくなります。乾いた状態でかけ、乾燥させてから使うのが基本です。

防水スプレーは1本でどれくらいもちますか?

使う頻度によりますが、効果自体は雨のたびに落ちていくため「1回の雨に1回」のかけ直しが目安です。

買ったばかりの新しい靴にもかけて大丈夫ですか?

使えますが、素材によっては色ムラが出ることがあります。目立たない場所で試してから全体にかけると安心です。

まとめ

防水スプレーは、正しく使えば雨の日にしっかり効果を発揮してくれる心強いアイテムです。効かないと感じる原因の多くは、乾く前にかけていたり、汚れの上から使っていたりすることにあります。

前日の夜、または出発30分前までに・きれいな状態で・屋外でかける。この3つを守るだけで、雨の日の撥水力はぐっと安定します。

靴やバッグにはフッ素系、傘やレインコートにはシリコン系と使い分ければ、より効果を実感しやすくなります。効果は雨のたびに落ちていくので、こまめなかけ直しも忘れずに。ちょっとしたひと手間で、雨の日のお出かけが快適になりますよ。

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