パスタの種類を一覧で解説|太さと形でソースを選ぶコツ

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スーパーのパスタ売場で「種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」と感じたことはありませんか。世界には500種類以上のパスタがあると言われますが、家庭で覚えるべきポイントはじつはシンプルです。

この記事では、パスタの種類を「形」と「太さ」の2軸で整理し、料理に合わせた選び方を一覧でご紹介します。読み終えるころには、売場で迷わずパスタを選べるようになります。

パスタの種類は「ロングかショートか(形)」と「太さの番手」の2つで覚えれば、ほとんどの料理に対応できます。

目次

パスタの種類は大きく2つ|まずは「ロング」と「ショート」で覚える

パスタはまず、長さによって「ロングパスタ」と「ショートパスタ」の2つに分けられます。この大分類さえおさえれば、種類の海で迷子になることはありません。

ロングパスタとショートパスタを並べた比較イメージ

ロングパスタとは(25cm前後の棒状)

ロングパスタは、長さが25cm前後にカットされた棒状のパスタの総称です。スパゲッティやフェットチーネなど、日本で「パスタ」と聞いて多くの人が思い浮かべる形がこちらにあたります。

形がストレートで単純なぶん、ゆで加減や麺自体の品質の違いを感じやすいのが特徴です。ソースとのからみ方も素直で、家庭料理の主役になりやすいタイプといえます。

ショートパスタとは(数cmに成形)

ショートパスタは、その名のとおり数センチに短く成形されたパスタです。マカロニやペンネが代表格で、ロングパスタよりも種類のバリエーションが豊富です。

筒状・らせん状・蝶ネクタイ型など、形に個性があるため、見た目の楽しさも魅力。サラダやスープ、グラタンなど、ソース以外の使い道も広がります。

その他(ラザニア・クスクスなどの特殊形状)

ロングとショート以外にも、板状の「ラザニア」、粒状の「クスクス」、詰め物入りの「ラビオリ」など、独自の形を持つパスタがあります。これらは特殊形状として、別ジャンルで覚えるのがわかりやすいです。

ロングパスタの主な種類一覧|太さで使い分け

ロングパスタの種類は、ほぼ「太さ」で区別されます。太さが変われば、合うソースも変わると覚えておくと便利です。

名称太さの目安合うソース
カッペリーニ0.9〜1.1mm冷製パスタ、軽いトマト
フェデリーニ1.4mm前後オイル系、スープパスタ
スパゲッティーニ1.6〜1.7mmオイル〜クリームまで万能
スパゲッティ1.8〜1.9mmミートソース、濃厚系
フェットチーネ幅5〜8mmの平打ちクリーム系、濃厚ソース

カッペリーニ(極細・冷製パスタ向き)

カッペリーニは1mm前後の極細パスタで、「天使の髪」と呼ばれることもあります。ゆで時間が短く、冷たいソースと合わせる冷製パスタに向いています。

太いパスタと違い、口当たりが繊細なので、トマトの冷製やレモン系のさっぱりした味付けと相性が良いタイプです。

フェデリーニ(1.4mm前後・オイル系向き)

フェデリーニは1.4mm前後の細めのロングパスタです。ペペロンチーノなどのオイル系や、軽いスープパスタによく合います。

細いためソースをよく吸い、口に入れたときの一体感が出やすいのが魅力です。

スパゲッティーニ(1.6〜1.7mm・万能タイプ)

スパゲッティーニは1.6〜1.7mm前後の太さで、家庭用として最も使いやすい万能タイプです。オイル系・トマト系・クリーム系のどれにも合わせやすく、迷ったらこれを選んでおけば失敗しにくいです。

スーパーで「スパゲッティ 1.6mm」と表示されている商品はスパゲッティーニにあたります。メーカーによって呼び名が異なるため、太さの数字で選ぶのが確実です。

スパゲッティ(1.8mm以上・濃厚ソース向き)

1.8〜1.9mmの太めのロングパスタが、本来の「スパゲッティ」です。麺自体の食べごたえがあり、ミートソースやカルボナーラなど、しっかりした味のソースに負けません。

かみ応えがあるぶん、軽いオイル系ではソースに対して麺が勝ちすぎるので、合わせるソースは濃いめを選ぶのがコツです。

フェットチーネ・タリアテッレ(平打ち・クリーム系向き)

フェットチーネやタリアテッレは、幅5〜8mmほどの平打ちパスタです。表面積が広いため、クリーム系の濃厚なソースをしっかり持ち上げてくれます。

もちっとした食感で、ボロネーゼ(ミートソース)との相性も抜群です。

ショートパスタの主な種類一覧|形でソースの絡み方が変わる

ショートパスタは「形」によって、ソースの絡み方や食感が大きく変わります。表面に溝があるタイプはソースをよくつかみ、つるんとしたタイプはサラダなどで軽快に楽しめます。

ペンネ・マカロニ・ファルファッレ・フジッリを並べた比較イメージ

ペンネ(筒状・斜めカット)

ペンネは、ペン先のように斜めにカットされた筒状のショートパスタです。中が空洞になっており、トマトソースやアラビアータなどがよく絡みます。

表面にすじが入った「ペンネ・リガーテ」を選ぶと、さらにソースの保持力が上がります。

マカロニ(筒状・短め)

マカロニは、ペンネより短く曲がった筒状のショートパスタです。グラタンやマカロニサラダの定番として、日本でも馴染み深いタイプです。

子どもにも食べやすく、家庭料理の汎用選手として常備しておくと便利です。

ファルファッレ(蝶ネクタイ型)

ファルファッレは、中央を絞った蝶ネクタイのような形のショートパスタです。見た目の華やかさから、サラダやクリーム系のショートパスタ料理に好まれます。

フジッリ(らせん型)

フジッリは、らせん状にねじれた形のショートパスタです。溝にソースが入り込みやすく、オイル系・トマト系・サラダなど、幅広い料理に対応します。

リガトーニ・コンキリエなどその他

このほか、太い筒状の「リガトーニ」、貝殻型の「コンキリエ」、耳たぶ型の「オレキエッテ」など、ショートパスタは形のバリエーションがさらに広がります。気になったら少しずつ試してみると、料理の幅が広がります。

太さ別の選び方|1.4mm・1.6mm・1.7mm・1.8mmの違い

パスタの太さは0.1mm刻みで細かく分かれていますが、家庭で覚えるべきは3段階だけで十分です。ここでは番手別の使い分けを整理します。

1.4mm(フェデリーニ):軽いオイル系・スープ向き

1.4mm前後の細めパスタは、ペペロンチーノのようなオイル系や、コンソメスープに浮かべるスープパスタに向いています。ゆで時間も短く、サッと作りたいランチにも便利です。

1.6〜1.7mm(スパゲッティーニ):迷ったらコレ

1.6〜1.7mmは家庭用の「迷ったらコレ」枠です。和風パスタからナポリタン、クリームソースまで、ほとんどの定番メニューにきれいに収まります。

どれか1袋だけ常備するなら、1.6mmか1.7mmのスパゲッティーニが最強の汎用タイプです。

1.8mm以上(スパゲッティ):ミートソース・カルボナーラ

1.8mm以上の太めパスタは、ミートソース・カルボナーラ・ボロネーゼなど、濃厚ソース専用と考えると整理しやすいです。麺をしっかり噛む満足感が欲しいときに選びましょう。

1.6mmと1.8mmの2種類を常備しておくと、軽い料理と濃厚料理の両方をカバーできて便利ですよ。

ソース別おすすめパスタ早見表

「このソースには、どの種類のパスタが合うのか」を、料理から逆引きできる早見表をまとめました。買い物前のチェックにお使いください。

ソース・料理おすすめのパスタ太さ・形のポイント
トマトソース・ナポリタンスパゲッティーニ/ペンネ1.6〜1.7mmが万能。ペンネは溝でよく絡む
クリーム・カルボナーラフェットチーネ/スパゲッティ平打ちか1.8mm。濃厚ソースに負けない太さ
オイル・ペペロンチーノフェデリーニ/スパゲッティーニ1.4〜1.6mmの細めでオイルとなじむ
ミートソース・ボロネーゼスパゲッティ/タリアテッレ1.8mm以上か平打ちでミートに対抗
冷製パスタカッペリーニ1mm前後の極細で冷たいソースに合う
サラダ・スープマカロニ/フジッリ/ファルファッレショートパスタが扱いやすい
グラタンマカロニ/ペンネ筒状でソースが内側にも入り込む

迷ったときは「太いソース=太いパスタ」「軽いソース=細いパスタ」という大まかな原則を思い出すと、選びやすくなります。

よくある質問|パスタの種類と保存

「スパゲティ」と「パスタ」の違いは何ですか?

パスタは小麦粉から作られる麺類全体の総称で、スパゲッティはそのなかのロングパスタの一種です。つまり、スパゲッティはパスタの一部にあたります。ペンネやマカロニもパスタの仲間です。

茹で時間が違う種類のパスタを一緒に茹でてもいいですか?

同じ鍋で茹でるなら、茹で時間が同じか近いものを選ぶのが基本です。どうしても混ぜたい場合は、長くかかるほうを先に入れ、時間差をつけて茹でましょう。食感のばらつきは多少残ります。

パスタの開封後はどう保存すればいいですか?

湿気と虫を避けるため、密閉できる容器に移し替えるのが安心です。直射日光と高温多湿を避け、常温で保存します。袋のまま保存する場合は、口をしっかり閉じてクリップなどで留めておきましょう。

全粒粉パスタやグルテンフリーパスタはどんな種類?

全粒粉パスタは小麦のふすまや胚芽を含んだ粉で作られたパスタで、香ばしさと食物繊維が特徴です。グルテンフリーパスタは米粉やとうもろこし粉などで作られ、小麦を控えたい方の選択肢になります。形はスパゲッティ型からショートパスタまで揃っています。

まとめ|形と太さで覚えれば迷わない

パスタの種類は数百にもおよびますが、家庭で使ううえで覚えるべきポイントはシンプルです。「ロングかショートか(形)」と「太さの番手」の2軸で整理すれば、売場で迷う時間がぐっと減ります。

常備するなら、まずは万能な1.6〜1.7mmのスパゲッティーニを1袋。そこに濃厚ソース用の1.8mmや、サラダ用のマカロニ・フジッリを加えていくと、料理のレパートリーが自然に広がります。

「形→太さ→ソース」の順に選べば、パスタ売場で迷うことはなくなります。今日の献立に合わせて、ぴったりの1袋を選んでみてください。

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