中学生女子の通学靴の選び方|スニーカー・ローファー・ブーツと校則

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中学校の通学靴は、晴れの日の登下校だけでなく、雨の日や冬の朝にも同じように履いて歩くことになります。白いスニーカーにするのか、ローファーなのか、寒い時期にブーツは履けるのかと、中学生女子の通学靴は入学前に決めることが意外と多いものです。

先に押さえておきたいのは、靴の色や形の決まり(校則)が学校ごとに違うことです。この記事では、決まりの確かめ方から、スニーカー・ローファー・ブーツそれぞれの選び方、雨の日の防水表示の見方、サイズの合わせ方までを順に紹介します。

目次

通学靴は「学校の決まり」を確かめてから選ぶ

通学靴選びで最初にすることは、お店で靴を見比べることではなく、学校の決まりを読むことです。中学校の決まりは学校ごとに作られていて、靴についての書き方もさまざまです。白いスニーカーを基本にしている学校もあれば、通学靴は黒のローファーと決めたうえで、スニーカーは申し出があれば認めるという書き方の学校もあります。

また、通学靴とは別に、校舎の中で履く上履きや体育館シューズを指定している学校もあります。こちらは指定の品を決まったお店で買う場合もあるので、資料を読むときは通学靴の項目と混ぜずに読み分けてください。

決まりの中で確かめたい5つの項目

決まりは、生徒手帳や入学説明会の配布資料、学校のウェブサイトに載っていることがあります。靴を買う前に、次の5つの項目に先に目を通せば、買ってから「これは履けなかった」と気づく心配が減ります。

項目読んでおきたい書き方
靴の種類スニーカー・ローファー・学校指定の靴のどれか。複数から選べるのか
色白・黒などの指定が、ロゴやライン、靴底の色まで含むのか
形紐とマジックテープのどちらでもよいか。ハイカットは認められるか
天候の例外雨や雪の日に長靴やブーツを履いてよいか。期間や色の指定はあるか
靴下色・丈・ワンポイントの決まり。靴と合わせて読む

なかでも迷いやすいのが色の書き方です。「白を基調とする」と書かれていても、ワンポイントの色やメーカーのロゴがどこまで入ってよいかは、読む人によって受け取り方が分かれます。

書かれていないことは学校に聞いておく

決まりに書かれていない点やあいまいな点は、家庭で判断せずに、入学説明会の質問の時間や担任の先生に聞いておくのが確実です。聞くときは「ロゴに紺色が入った白いスニーカーでもよいですか」のように、候補の靴を具体的に挙げると、はっきりした答えをもらいやすくなります。

同じ中学校に通う上級生の家庭に、実際にどんな靴で通っているかを聞くのも手がかりになります。ただ、決まりは年度によって見直されることもあるので、最後は学校からの答えを優先しましょう。

スニーカー・ローファー・ブーツの違いと選び方

決まりで選べる範囲が分かったら、次は靴の種類ごとの特徴を比べます。どれが正解というより、学校の指定と通学の道のり、雨や雪の多い時期に合わせて選ぶのが現実的です。3つの種類の違いを表にまとめました。

種類選ぶ場面見ておきたい点
白いスニーカースニーカーが指定・許可されている。歩く距離が長い白の範囲が決まりに合うか。幅の表示と中敷きが外せるか
ローファー学校が通学靴として指定しているかかとが浮かないか。素材ごとの手入れの方法
ブーツ・長靴雨や雪の日に履くことが認められている決まりの色か。脱ぎ履きのしやすさと靴箱に入るか

白いスニーカーを選ぶときのポイント

白いスニーカーは、まず白の範囲を決まりに合わせます。ロゴやライン、靴底の色まで白が求められるのか、ワンポイントならよいのかで、選べる靴が大きく変わるためです。売り場では横から見るだけでなく、かかとの部分や靴底の側面に色が入っていないかも見ておきます。

毎日履く靴なので、中敷きを取り外して洗えるか、甲の部分の締め具合を紐で調整できるかも確かめます。白は泥はねや汚れが目立つので、洗い方をあらかじめ知っていれば週末の手入れが楽になります。白いスニーカーをオキシクリーンで洗うときの注意点と洗い方は、下の記事で解説しています。

ローファーを選ぶときのポイント

ローファーは紐がないぶん、足との合い方がそのまま履き心地に出ます。試し履きでは、歩いたときにかかとが浮いて脱げそうにならないか、甲や小指のあたりが当たって痛くないかを見てください。紐で締めて調整することができないので、スニーカー以上にサイズ選びが大切です。

素材には本革と合成皮革があり、手入れの方法が違います。購入するときに、表示や店の説明で雨に濡れたときの手入れ方法を聞いておくと、梅雨の時期にも慌てません。ローファーを買える場所やブランドごとの違いは、高校生向けの記事で詳しく扱っています。

雨・雪の日や冬の通学でブーツを履くときの確かめ方

寒い時期や雪の日に「ブーツで通学したい」と考えたときも、出発点は学校の決まりです。ふだんの通学靴とは別に、天候によって長靴やブーツを認める書き方をしている決まりもあれば、何も書かれていない決まりもあります。履けると分かってから、学校で困らない一足を選びます。

買う前に考えておきたいのが、ブーツの出番の多さです。雨や雪の日に限って認められる場合、履けるのは冬の一部の日だけになることもあります。その場合は、ブーツを買い足すより、ふだんの通学靴を防水のものにしておくほうが使い勝手がよいこともあります。

ブーツや長靴が認められているかを確かめる

決まりを読むときは、靴の項目だけでなく「天候」「防寒」の項目も見ます。「雨や雪の日は長靴でもよい」のように条件つきで書かれている場合は、その条件に当たらない日は通常の通学靴に戻すことになります。冬の間だけ認める、色を黒や紺に限るといった細かい条件が添えられていないかも読みましょう。

冬の服装の決まりでも、身につける防寒具については書いてあるのに、靴には触れていないという書き方の学校があります。その場合、ブーツが認められているかどうかは決まりからは読み取れないので、冬になる前に学校へ問い合わせましょう。

認められているときのブーツの選び方

ブーツが履けると分かったら、決まりの色に合わせ、飾りの少ないものを選びます。そのうえで、学校の中での動きを思い浮かべておくことが大切です。昇降口で上履きに履き替える学校では、登校と下校のたびにブーツを脱ぎ履きします。

  • 脱ぎ履きのしやすさを見る。横にファスナーがあるものや、筒の口が広いものは、立ったままでも脱ぎやすい
  • 靴箱に入るかを確かめる。丈の長いブーツは、昇降口の靴箱の高さに収まらないことがある
  • 雪の日に履くなら、靴底を裏返して溝の形を見比べ、表示や店の説明で雪道向けかどうかを聞く

雨の日のスニーカーは「撥水」と「防水」の表示を見分ける

ブーツが認められていない学校でも、雨の日の通学は避けられません。そこで役に立つのが、スニーカーの「防水」の表示です。たとえばムーンスターの公式オンラインストアには、「通学履きなどにおすすめ」と書かれた白い防水スニーカー(MS ADV01)があり、防水の範囲を「地面から4cm、4時間の浸漬状態での防水性」と示しています。

このように防水には、どの高さまで、どのくらいの時間かという条件がついています。深い水たまりに足を入れれば、履き口から水が入ることもあります。一方の「撥水」は、表面で水をはじく加工のことで、防水とは別の表示です。撥水加工のモデルに「防水仕様ではありません」と書き添えているメーカーもあるので、雨の多い地域では表示を読み比べましょう。手持ちの靴に撥水を足したいときは、防水スプレーをかけるタイミングと使い方が参考になります。

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通学靴のサイズの合わせ方と試し履きの手順

日本の靴のサイズは、JIS(日本産業規格)の「靴のサイズ」にもとづき、足の長さ(足長)をcmで表したものです。靴そのものの長さではないので、いつものサイズの数字だけで決めず、足を測って実際に履いてみることが欠かせません。幅は「E」「2E」「3E」といったワイズの表示で示され、Eが増えるほど足のまわり(足囲)がゆったりした作りです。

試し履きは、次の順番で進めると見落としが減ります。

STEP
足の長さと幅を測る

お店で足の長さと幅を測ってもらうか、家で紙の上に立ってかかとからいちばん長い指の先までを測ります。左右で長さが違うこともあるので、片足だけでなく両足とも測っておきます。

STEP
通学で履く靴下で試す

靴下の厚みで履いたときの感じが変わります。学校に履いていく靴下か、同じくらいの厚さの靴下を持って行き、それを履いて試します。

STEP
かかとを合わせてつま先の余裕を見る

かかとを靴の後ろに合わせてから紐やベルトを締め、つま先の余裕を見ます。アシックスの子ども靴の案内では、つま先に5mm〜1cmくらいの余裕があればよいとされています。

STEP
店の中を歩いて確かめる

その場で立つだけでなく、少し歩いてみます。かかとが浮かないか、指の付け根や小指が当たらないかを本人に聞きながらチェックします。

かかとを踏んだまま履くと、かかとを支える部分(ヒールカウンター)がつぶれて変形するおそれがあると、同じアシックスの子ども靴の案内で説明されています。通学靴は毎朝急いで履きがちなので、かかとを踏まずに足を入れる習慣をつけましょう。

歩くとかかとが浮く、紐を締めても脱げやすいと感じるときは、紐の結び方で変わることもあります。上履きの例ですが、かかと浮きを抑える紐の結び方とサイズの見直し方はこちらの記事で紹介しています。

通学靴に合わせる靴下の決まりと選び方

靴下も、靴と同じように色や丈を決めている学校があります。たとえば、靴下の色を白・黒・紺の無地に限っている決まりもあります。通学靴を選ぶときは、靴下の決まりも一緒に読んでおくと、靴と靴下の組み合わせで迷わずに済みます。靴下は毎日洗うものなので、決まりに合うものを洗い替えの分まで数足そろえておくと、朝に足りなくて困ることがありません。

靴との相性で気にしたいのは、靴下の厚みです。試し履きのときより厚い靴下を冬に履くと、同じ靴でもきつく感じることがあります。冬に厚手の靴下を履く予定があるなら、試し履きのときにその靴下でも一度履いて、きつくないかを確かめます。

また、雨の日に靴の中まで濡れると、靴下も替えたくなります。替えの靴下を1足かばんに入れておけば、濡れたままで一日を過ごさずに済みます。脱いだ靴下は小さな袋に入れて持ち帰ると、かばんの中の教科書やノートを湿らせません。中学生の靴下そのものの選び方は、次の記事で詳しく紹介しています。

よくある質問

通学靴は何足用意しておくと安心ですか?

決まった数はありませんが、雨で濡れた靴は乾くまでに時間がかかります。同じ決まりに合う靴を2足用意して交互に履けば、濡れた日の翌朝も乾いた靴で出かけやすくなります。

白いスニーカーにロゴやラインの色が入っていても大丈夫ですか?

学校の決まりによって答えが変わります。「白を基調」と書かれていても、色の入り方の受け取り方は分かれるので、迷ったら候補の靴の写真を見せて担任の先生に聞くのがいちばん早い方法です。

成長を考えて大きめのサイズを買ってもいいですか?

試し履きの手順で紹介したつま先の余裕を大きく超えるサイズは、避けたほうが無難です。大きすぎる靴は中敷きで調整したくなりますが、アシックスの子ども靴の案内では、中敷きを1枚足すとかかとの履き口が浅くなって脱げやすくなると説明されています。

ブーツで登校した日は、学校で履き替えるのですか?

上履きに履き替える学校では、ふだんの通学靴と同じように昇降口で履き替えます。ブーツが靴箱に入るか、置き場所が決まっているかは学校によって違うので、履き始める前に聞いておきましょう。

通学靴はどのくらいで買い替えるものですか?

期間で決めるより、足との合い方で判断します。アシックスの子ども靴の案内では、つま先の余裕が2〜3mm程度になったら買い替え時とされています。靴底のすり減りや、かかとの内側の破れも見直すきっかけになります。

まとめ

中学生の通学靴は、学校の決まりを確かめるところから始まります。この記事で紹介した内容を振り返ります。

  • 靴の種類・色・形・天候の例外・靴下の5項目を、買う前に決まりで読んでおく
  • 白いスニーカーは白の範囲を、ローファーはかかとの合い方を優先して選ぶ
  • ブーツは認められているかを確かめてから、脱ぎ履きと靴箱の大きさまで考えて選ぶ
  • 雨の日用には「防水」の条件を読み、「撥水」との違いを知っておく
  • サイズは足を測り、通学で履く靴下を履いてつま先の余裕を見る

靴を見に行く前に、生徒手帳や入学説明会の資料で靴と靴下の項目を読みましょう。決まりが分かれば、候補の靴はぐっと絞りやすくなります。

参考にした資料:アシックス公式「正しい靴の履き方」(子ども靴)、ムーンスター公式オンラインストア「MS ADV01」商品ページ。商品の仕様や取り扱いは変わることがあるため、購入前に公式ページでご確認ください。

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