赤ちゃんが口をパクパクするのはなぜ?

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金魚のように口をパクパク動かす赤ちゃんを見たことはありませんか?

この愛らしい仕草の背後には、実はさまざまな理由が隠れています。

多くの保護者の方がこの可愛い行動にほほ笑ましくなる一方で、「何も食べていないのに、なぜ口を動かすのだろう」「体の不調のサインかもしれない」という不安を抱くこともあるでしょう。

本記事では、赤ちゃんの口パク・モグモグといった動作の意義や、潜在的な健康リスクについて解説します。

お子さんの成長をより深く理解し、適切なケアを行うための知識をぜひ参考にしてください。

目次

赤ちゃんが口をパクパクする主な5つの要因

1. 心理的欲求としての満足感

赤ちゃんはまだ満腹感をはっきりと自覚できない場合が多く、母乳やミルクを欲する本能的な欲求から、空腹時でなくても口を動かすことがあります。これは単純に「口さみしさ」の表れといえます。

ただし、この動作を見かけるたびに授乳をするのは推奨されません。過度の授乳は肥満のリスクを高め、生活リズムを乱す恐れがあるからです。むしろ、こうした自然な行動を温かく見守ることが大切だと言えます。

2. 睡眠前後の準備行動

授乳中に赤ちゃんを寝かしつける場面は多いものですが、赤ちゃんが眠っている間でも口をパクパクさせる場合があります。これは授乳時の感覚を、無意識に再現しているからです。

赤ちゃんにとって母乳やミルクは生きる上で欠かせない存在であり、安心感と結びついています。そのため、夢の中でも授乳体験を思い出し、口を動かしている可能性があるのです。

3. 歯ぐずりによる違和感

乳歯が生え始めると歯茎がむずがゆくなり、赤ちゃんの口を動かす原因になることがあります。この時期は唾液の分泌量も増え、感情面でも不快感を訴えることが増えてくるのが特徴です。

そのような場合には「歯がため」を使うことで、歯茎のかゆみを和らげられる可能性があります。適切なアイテムを与えることで、赤ちゃんの不快感を軽減し、落ち着きを取り戻させることができるでしょう。

4. 離乳食開始のサイン

生後5か月頃から口パク行動がより目立ってきたら、「食べる」ことへ関心を寄せ始めたサインかもしれません。周囲の大人が食事をしている様子に興味を示し、口を積極的に動かすようなら、離乳食への移行を検討してみるよい時期です。

この頃から少しずつさまざまな食感を経験させることで、赤ちゃんの健やかな発達をサポートできます。初めて口にする食べ物は慎重に選び、赤ちゃんの反応を見ながら進めていくと安心です。

5. 誤飲につながる可能性

探求心が旺盛な赤ちゃんは、手の届くものを何でも口へ入れようとしがちです。その際に口をモグモグ動かし、物の感触を確かめる行動を見せることがあります。

まだ危険を見極める力が未発達なため、誤飲を防ぐためにも周辺環境の整備が欠かせません。もし、いつもと違うパクパク動作を目にしたら、口の中をチェックする習慣をつけると安心です。

口パク行動と病気リスクの関連性

赤ちゃんの口パク動作を調べていると、「点頭てんかん」という病気に言及している情報を見かけるかもしれません。点頭てんかんは、生後3~11か月頃に発症する可能性がある乳児期特有のてんかんの一種で、その症状の一つに口のモグモグ運動が挙げられます。

ただし、口パク行動だけですぐに点頭てんかんと結論づけるのは早計です。点頭てんかんには他にも特徴的な症状があり、以下のように複数見られることが多いとされています。

点頭てんかんの主な症状
突然の身体のけいれんやひきつけ
あおむけの状態で頭を急に持ち上げるような動き
短時間で繰り返される意識の消失
急に表情が変化し、呼びかけへの反応がなくなる
それまでできていた行動や活動ができなくなる

もし、口パク動作に加えて上記のような症状がいくつも当てはまる場合は、専門医に相談することを検討してください。発作が疑われる場面に直面した際は落ち着いて対処し、早めに医療機関を受診する必要があります。

赤ちゃんの口パクへの適切な向き合い方

多くの場合、赤ちゃんの口パク・モグモグ動作はごく自然な成長の一環であり、特別な対応は求められません。暖かく見守りつつ、必要に応じてサポートする程度で十分です。

歯ぐずりが要因と考えられる場合は、柔らかい歯ブラシで歯茎を軽くマッサージしたり、歯がためを与えてあげたりすることで不快感を軽減できます。

「歯がすり減るのでは?」「歯並びに影響しないか?」と心配になることもありますが、通常の口パク行動は口腔に大きな悪影響を与えないといわれています。これも赤ちゃんが発達していく過程の一つとして、温かい目で見守っていきましょう。

保護者として気を配りたいこと

口パクそのものは心配いらない場合が多いですが、周りの安全対策は非常に重要です。「いつもの動きだから大丈夫」と思いこむと、実際には何かをくわえている可能性を見逃してしまうかもしれません。

赤ちゃんの手が届く範囲には、飲み込めそうな小物を置かないように注意しましょう。床やテーブルの上に落ちている小さい物が赤ちゃんの目に留まり、口の中へ入ってしまうことは少なくありません。環境を常に見直し、部屋をこまめにチェックする習慣をつけるとリスクを減らせます。

さらに、いつもと違う口パクの仕方や、赤ちゃんの様子に変化を感じたら、一旦落ち着いて観察し、専門家に相談することも大切です。保護者の直感が大きなサインを見逃さないきっかけになることもあります。

まとめ:赤ちゃんの口パク行動を理解するために

赤ちゃんの口パク・モグモグ行動において押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  • 多くの場合、赤ちゃんの成長過程で自然に見られる行動であり、過度に心配する必要はない
  • 口パクだけで点頭てんかんを判断するのは早く、他の症状を複合的に見る必要がある
  • 誤飲を防ぐため、周囲の環境を常に安全に保つことが大事
  • 歯ぐずりが要因の場合、歯がためなどを活用して不快感を和らげる
  • 生後5か月前後のパクパク行動は、離乳食のスタートを考えるきっかけになることも

大半の赤ちゃんが見せる口パク行動は、成長の一環として自然に起こるものです。過度に心配しすぎることなく、赤ちゃんの発達をサポートしながら、安全面に注意を払ってあげましょう。もし、複数の異常と思われる症状を併発しているようなら、小児科医の診察を受けることをおすすめします。健やかな成長を見守るために、保護者が冷静な観察力と的確な判断を持つことが大切です。

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