「春分の日って2027年はいつ?」「なぜ毎年日付が変わるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
2027年の春分の日は3月21日(日)です。日曜日と重なるため翌22日(月)が休日となり、3月20日(土)からの3連休になります。春のお彼岸は3月18日(木)〜3月24日(水)の7日間です。
この記事では、2027年の春分の日の日付と連休の組み方に加えて、毎年日付が変わる天文学的な理由、お彼岸の期間や過ごし方まで、まとめて解説します。早見表は2037年分まで載せているので、来年以降の予定を立てるときにも使えます。
2027年の春分の日は3月21日(日)
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨とした国民の祝日です。2027年の春分の日は、国立天文台の計算にもとづき3月21日(日)と定められています。
毎年固定ではなく、主に3月20日か3月21日のどちらかになります。2027年は日曜日と重なるため、翌日の3月22日(月)が休日(いわゆる振替休日)になり、3月20日(土)からの3連休になります。
この休日は、祝日法(国民の祝日に関する法律)第3条第2項の「国民の祝日が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い国民の祝日でない日を休日とする」という規定によるものです。春分の日は年ごとに日付が動くので、この規定が働く年と働かない年があり、2027年はちょうど3連休になる年にあたります。カレンダーによっては3月22日に「休日」とだけ書かれていることがありますが、意味は同じです。
今後10年間の春分の日【早見表】
連休やお彼岸の計画に役立つよう、2027年〜2037年の春分の日を早見表にまとめました。
| 年 | 春分の日 | 曜日 |
|---|---|---|
| 2027年 | 3月21日 | 日 |
| 2028年 | 3月20日 | 月 |
| 2029年 | 3月20日 | 火 |
| 2030年 | 3月20日 | 水 |
| 2031年 | 3月21日 | 金 |
| 2032年 | 3月20日 | 土 |
| 2033年 | 3月20日 | 日 |
| 2034年 | 3月20日 | 月 |
| 2035年 | 3月21日 | 水 |
| 2036年 | 3月20日 | 木 |
| 2037年 | 3月20日 | 金 |
ほとんどの年は3月20日ですが、数年おきに3月21日になる年があります。では、なぜ日付が変わるのでしょうか。
土日とつながって3連休になるのは、2027年(日曜・翌日が休日)、2028年(月曜)、2031年(金曜)、2033年(日曜・翌日が休日)、2034年(月曜)、2037年(金曜)です。2032年は土曜日にあたるため休日の振り替えはなく、土日2日間の休みになります。旅行や帰省の計画を先まで立てたい方は、この年ごとの違いも押さえておくと便利です。
春分の日が毎年変わる理由
春分の日は、ハッピーマンデー制度のように「第○月曜日」と決まっているわけではありません。地球と太陽の位置関係という天文学的な理由で、日付が毎年微妙にずれます。
祝日法にも「春分日」と書かれているだけで、具体的な日付は載っていません。日付を決めているのは太陽が「春分点」を通過する瞬間であり、「昼と夜の長さが同じ日」という説明は目安にすぎません。そのため、翌年の春分の日をカレンダーに書き込むには、国立天文台の発表を待つ必要があります。
天文学上の「春分」とは
太陽は1年かけて星々の間を移動しているように見え、その通り道を「黄道(こうどう)」と呼びます。一方、地球の赤道を天球に延長した線が「天の赤道」です。
黄道と天の赤道は2か所で交わっていて、そのうち太陽が南側から北側へ横切るポイントが「春分点」です。太陽の中心がこの春分点を通過する瞬間を含む日が「春分日」となり、それが国民の祝日「春分の日」に定められています。
啓蟄(けいちつ)や清明(せいめい)など、春分の前後にある二十四節気の意味と読み方は、次の記事で24すべてを一覧にしています。

日付がずれるしくみ
地球が太陽のまわりを1周するのにかかる時間は、約365日と6時間です。カレンダーの1年は365日なので、毎年およそ6時間分のズレが積み重なっていきます。
このズレを調整しているのが、4年に一度のうるう年です。うるう年で1日分を足すことで帳尻を合わせていますが、それでも完全には割り切れません。その結果、春分点を太陽が通過するタイミングが年によって微妙に変わり、3月20日になったり21日になったりするわけです。
国立天文台の予測では、2024年から2055年までは「うるう年を含む3年間が3月20日、残る1年が3月21日」という組み合わせが続き、2056年から2091年までは毎年3月20日になる見込みです。上の早見表で2031年と2035年だけが3月21日になっているのは、この周期のためです。
日付が正式に決まるまでの流れ
春分の日は、以下の3ステップで正式に決定されます。
天体の運動方程式を使って、太陽が春分点を通過する日時を高精度で算出します。
前年2月の最初の官報(2月1日ごろ)で、国立天文台が翌年の春分の日を含む「暦要項(れきようこう)」を公表します。2027年分は2026年2月2日に公表されました。
暦要項の公表をもって、翌年の春分の日が正式に確定します。
つまり、2027年の春分の日は2026年2月の時点ですでに確定していたことになります。

2027年・春のお彼岸の期間と基礎知識
春分の日は、お彼岸の「中日(ちゅうにち)」にあたります。お墓参りや先祖供養を予定している方は、お彼岸の日程もあわせて確認しておきましょう。
2027年は中日の3月21日が日曜日、翌22日が休日なので、連休を使って帰省やお墓参りをする人が集中しやすい年です。混雑を避けたいなら、彼岸入りの18日(木)や19日(金)に前倒しする、あるいは彼岸明けの24日(水)に回すという選択もあります。霊園によっては連休中に駐車場が満車になることもあるので、車で行く場合は開園時間と混雑状況を事前に確認しておくと安心です。
お彼岸の日程
春のお彼岸は、春分の日を中心に前後3日ずつの合計7日間です。2027年の具体的な日程は次のとおりです。
| 名称 | 日付 | 曜日 |
|---|---|---|
| 彼岸入り | 3月18日 | 木 |
| 中日(春分の日) | 3月21日 | 日 |
| 彼岸明け | 3月24日 | 水 |
お墓参りは7日間のうちいつ行っても問題ありません。中日の春分の日や週末が人気ですが、混雑を避けたいなら平日がおすすめです。
彼岸入りと彼岸明けは、春分の日から機械的に前後3日で決まります。春分の日が3月20日の年は3月17日〜23日、3月21日の年は3月18日〜24日と、1日ずつ後ろにずれるだけなので、前の章の早見表を見れば来年以降のお彼岸も自分で割り出せます。
お彼岸の由来と意味
「彼岸(ひがん)」はもともと仏教用語で、悟りの世界を指します。反対に、私たちが暮らすこの世は「此岸(しがん)」です。
仏教では、太陽が真東から昇り真西に沈む春分と秋分の日は、此岸と彼岸がもっとも近づくと考えられてきました。そのため、この時期にご先祖さまを供養する習慣が根づいたとされています。
お彼岸の行事そのものは日本独自のもので、インドや中国の仏教には見られません。『日本後紀』には806年(延暦25年)に春分と秋分を中心とする7日間ずつ経を読ませた記録があり、これが彼岸会(ひがんえ)の始まりとされています。春分の日とお彼岸の関係や、ぼたもちを食べる理由の背景まで掘り下げた解説は、次の記事にまとめています。

お彼岸の過ごし方と準備
お彼岸の期間中にどんなことをすればよいのか、具体的に見ていきましょう。
お彼岸に「これをしなければいけない」という決まりはありませんが、大きく分けると、お墓参り・お供え物の準備・仏壇の手入れの3つが柱になります。仕事や学校で7日間すべてに時間を取れない場合は、そのうち1つだけでも取り組めば十分です。2027年なら3月20日(土)〜22日(月)の3連休がその中心になるので、初日にお墓参り、残りの日で仏壇の手入れや家族の食事会、と分けると無理がありません。
お墓参りの基本マナー
お墓参りに決まった作法はありませんが、一般的な流れを知っておくと安心です。

墓石に水をかけ、雑草を抜いて周囲をきれいにします。タオルや軍手を持っていくと便利です。
お花・お菓子・飲み物などをお供えし、線香に火をつけます。故人が好きだったものを選ぶ方も多いですね。
お墓の正面にしゃがんで目線を合わせ、静かに手を合わせます。近況報告や感謝の気持ちを心の中で伝えましょう。
食べ物のお供えはカラスや動物に荒らされないよう、参拝後に持ち帰るのがマナーです。

お供え物の定番と食べ物
お彼岸のお供え物として、もっとも定番なのがぼたもちです。「おはぎとどう違うの?」と思う方もいるかもしれませんが、じつは同じ食べ物を季節で呼び分けています。
| 名前 | 季節 | 由来 |
|---|---|---|
| ぼたもち | 春のお彼岸 | 牡丹(ぼたん)の花に見立てたことから |
| おはぎ | 秋のお彼岸 | 萩(はぎ)の花に見立てたことから |

春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と覚えておけばOKです。原料のあずき(小豆)には邪気を払う力があると古くから信じられており、お供え物として親しまれてきました。
ぼたもちは日持ちしないので、お供えした当日か翌日には家族でいただくのが基本です。連休中に親戚が集まるなら、人数分より少し多めに用意して、お下がりを分け合うのもよいでしょう。
ぼたもち以外にも、故人が好んでいたお菓子や果物、季節の和菓子などをお供えする家庭も多いですよ。

お墓参り以外の過ごし方
お彼岸はお墓参りだけでなく、春の訪れを楽しむ絶好のタイミングでもあります。以下のような過ごし方もおすすめです。
- 仏壇のお手入れとお供え:自宅の仏壇を整えて、お花やぼたもちをお供えする
- 春の散策や花見の下見:春分を過ぎると桜の開花が近づくので、お花見スポットの下見にぴったり
- 季節の衣替え準備:春分を境に昼が長くなり気温も上がるため、冬物の整理を始める目安になる
- 家族や親戚との食事会:お墓参りのあとに集まって春の食材を楽しむのもよい過ごし方
仏壇の手入れは、乾いた柔らかい布でほこりを払い、真鍮(しんちゅう)の仏具は専用の磨き剤で拭くのが基本です。金箔や漆の部分は水拭きすると傷むことがあるので、乾拭きにとどめておきましょう。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という春分の日の趣旨にふさわしい1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
- 2027年の春分の日は3連休になりますか?振替休日はいつですか?
-
2027年の春分の日(3月21日)は日曜日なので、祝日法の規定により翌日の3月22日(月)が休日になります。3月20日(土)から22日(月)までの3連休です。この休日は法律の条文上「振替休日」という名称ではありませんが、一般には振替休日と呼ばれています。
- 春分の日が3月19日や3月22日になることはありますか?
-
現在の暦のしくみでは、日本の春分の日は3月20日か3月21日のどちらかです。1900年代(20世紀)は3月21日の年が多く、2000年以降は3月20日が中心になっています。3月19日になるのは2092年ごろと予測されています。
- 春分の日は昼と夜の長さが本当に同じですか?
-
厳密には同じではなく、昼のほうが少し長くなります。国立天文台の解説によると、太陽の半径分だけ日の出が早く日の入りが遅くなることと、大気の屈折で地平線近くの太陽が浮き上がって見えることが重なり、東京では昼が夜より16分ほど長くなります。昼と夜の長さがほぼ同じになるのは、春分の日より4日ほど前です。
- 秋分の日との違いは何ですか?
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春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日です。天文学的には、太陽が春分点を通過するのが春分、秋分点を通過するのが秋分です。
- お彼岸のお墓参りは中日でないとダメですか?
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7日間のうちいつ行っても問題ありません。都合の良い日を選んで大丈夫です。
まとめ
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- 2027年の春分の日は3月21日(日)。翌22日(月)が休日となり、3月20日(土)から3連休になる
- 日付が毎年変わるのは、地球の公転周期が約365日6時間で、暦とのズレが生じるため
- 正式な日付は前年2月に国立天文台の「暦要項」として官報で公表される
- 2027年の春のお彼岸は3月18日(木)〜3月24日(水)の7日間
- お彼岸にはお墓参りやぼたもちのお供えが定番。お墓参りは期間中いつ行ってもOK
連休やお彼岸の計画は早めに立てておくとスムーズです。まずはカレンダーに「3月21日 春分の日・3月22日 休日」と書き込んでおきましょう。

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