新年あけましておめでとうございます。新しい一年のスタートとともに、多くの職場で新年会が開催される季節がやってきました。
そんな中、あなたは新年会の「司会」という重要な役目を任されたのではないでしょうか。
「人前で話すなんて苦手…緊張で声が震えそう」
「進行を間違えて、気まずい空気になったらどうしよう」
「アドリブで何か話さなきゃいけない場面が来たら、頭が真っ白になりそう」
「せっかく任されたからには、うまくやり遂げて評価につなげたい」
こんな不安や期待が、頭の中をぐるぐる駆け巡っていませんか?その気持ち、とてもよく分かります。新年という大切な節目を祝う場だからこそ、「絶対に失敗できない」というプレッシャーは相当なものですよね。
でも、安心してください。この記事を読めば、その不安はきっと解消されます。
この記事では、新年会の司会を初めて任された方に向けて、必要な情報をすべてまとめました。司会者としての心構えから、成功のカギを握る事前準備、そのままコピーして使える進行台本やセリフ集、さらには予期せぬトラブルへの対処法まで、この1ページで完結するように構成しています。
読み終わる頃には、「これなら自分にもできそう」という自信が湧いてくるはずです。さあ、一緒に準備を始めましょう!
司会者に選ばれた理由と、期待されている役割

まず最初にお伝えしたいことがあります。あなたが司会に選ばれたのは、決して「たまたま」や「誰でもよかったから」ではありません。
上司や幹事があなたを選んだのには、ちゃんとした理由があるんです。普段のあなたの仕事ぶりや、周囲とのコミュニケーションの取り方、明るい人柄やハキハキとした話し方など、「この人なら司会を任せられる」と思わせる何かがあったからこそ、あなたに白羽の矢が立ったのです。これは、日頃の頑張りが認められた証拠だと自信を持ってくださいね。
司会者に求められる4つの役割
司会者の仕事は、単にプログラムを読み上げることだけではありません。新年会全体を円滑に進め、参加者全員が楽しめる場を作り出す「演出家」のような存在です。具体的には、次のような役割が期待されています。
1つ目は、タイムキーパーとしての役割です。会を予定通りに開始・終了させ、各プログラムが時間内に収まるよう全体を管理します。時間が押してしまうと、終電を気にする参加者が落ち着かなくなったり、会場の利用時間をオーバーしてしまったりすることもあるので、時間管理は非常に重要です。
2つ目は、雰囲気づくりの役割です。司会者の声のトーンや表情は、会場全体の空気に大きく影響します。明るく元気な声と笑顔で、新年会らしい華やかで楽しい雰囲気を作り出すことが求められます。
3つ目は、橋渡しの役割です。挨拶をする方や余興の出演者を気持ちよく紹介し、プログラムとプログラムの間をスムーズにつなぎます。紹介の仕方ひとつで、次に登場する人のやりやすさが変わってきます。
4つ目は、案内役としての役割です。「お手洗いはこちらです」「二次会の会場は〇〇です」など、参加者への必要なアナウンスを的確に行い、会が滞りなく進むように導きます。
とはいえ、完璧を目指しすぎる必要はありません。大切なのは、「参加者のみなさんに楽しんでもらいたい」というおもてなしの心を持つこと。笑顔で堂々と進行すれば、多少の言い間違いがあっても、参加者は温かく見守ってくれるものです。
司会者の話し方テクニック|声のトーン・スピード・間の取り方

司会進行において、「何を話すか」と同じくらい大切なのが「どう話すか」です。同じセリフでも、話し方ひとつで印象は大きく変わります。ここでは、聞きやすく、好印象を与える話し方のコツをお伝えします。
声の大きさとトーンの基本
マイクを使う場合でも、ある程度しっかりとした声量で話すことが大切です。小さな声でボソボソ話すと、自信がなさそうに見えてしまいますし、聞き取りにくくて参加者がストレスを感じることも。かといって、大声で怒鳴るように話す必要もありません。
目安としては、会場の一番後ろにいる人にも届くくらいの声量を意識しましょう。お腹から声を出すイメージで、胸を張って話すと自然と声が通りやすくなります。
声のトーン(高さ)は、普段よりも少し高めを意識すると明るい印象になります。緊張すると声が低く、こもりがちになる人が多いので、意識的に明るく、やや高めのトーンで話してみてください。
話すスピードは「ゆっくりめ」が正解
緊張しているときほど、早口になりがちです。自分では普通のスピードで話しているつもりでも、聞いている側には「速すぎて聞き取れない」と感じられることがあります。
特に重要なアナウンス(挨拶者の紹介、乾杯の音頭など)は、意識的にゆっくりと、一語一語はっきり発音するようにしましょう。「少しゆっくりすぎるかな?」と思うくらいがちょうどいいペースです。
また、「間」を怖がらないことも大切です。一文を言い終わったら、1~2秒の間を置いてから次の文に移る。この「間」があることで、聞いている人は情報を整理する余裕が生まれ、内容が頭に入りやすくなります。
滑舌を良くするための事前練習
当日の朝や、会が始まる前に、軽く口周りの準備運動をしておくと滑舌が良くなります。簡単にできる方法をいくつかご紹介します。
まず、「あ・い・う・え・お」を大きく口を開けて、ゆっくり10回ほど発声してみてください。口の筋肉がほぐれて、言葉がはっきり出やすくなります。
次に、早口言葉で練習するのも効果的です。「生麦生米生卵」「赤巻紙青巻紙黄巻紙」など、定番のものを何度か繰り返すと、舌が滑らかに動くようになります。
そして、本番で読み上げる台本を声に出して練習しておくことも忘れずに。特に、挨拶者の名前や役職名など、言い間違えたくない部分は、何度も繰り返し読んでおきましょう。
成功の9割は準備で決まる!事前準備パーフェクトチェックリスト

新年会の司会は、本番の進行よりも、事前の準備段階が圧倒的に重要です。ここでしっかり準備しておけば、当日は心に余裕を持って臨むことができます。「備えあれば憂いなし」の精神で、万全の体制を整えましょう。
幹事・関係者との打ち合わせで確認すべきこと
司会者がすべてを一人で抱え込む必要はありません。むしろ、主催者である幹事や、挨拶・余興の担当者としっかり情報を共有しておくことが、成功への近道です。以下の項目は、打ち合わせで必ず確認しておきましょう。
まず、会の目的やコンセプトを把握することが大切です。「今年の抱負を共有する場」なのか、「社員同士の親睦を深める場」なのかによって、司会の雰囲気作りも変わってきます。
参加者の情報も重要です。参加人数はもちろん、出席する役職者の顔ぶれ、そして名前の正確な読み方は必ず確認してください。特に珍しい漢字の名前は要注意です。
プログラム全体の流れとタイムスケジュール、余興の内容と出演者、そして「開会の挨拶」「乾杯の音頭」「締めの挨拶」を誰が担当するかも、事前に明確にしておく必要があります。
会場に関する情報として、レイアウト、マイクや音響・照明設備の有無と使い方、受付の場所なども把握しておきましょう。可能であれば、事前に会場の下見をしておくと安心です。
そして、幹事や会場担当者の連絡先、タブーとされている話題や配慮が必要な参加者がいないかなど、細かい点も確認しておくと、不測の事態にも対応しやすくなります。
進行台本の作り方|テンプレート付き
進行台本は、司会者にとってのお守りのような存在です。一字一句その通りに読む必要はありませんが、手元にあるだけで安心感が全然違います。以下のポイントを押さえて、自分だけの台本を作りましょう。
台本を作るときは、各プログラムの開始・終了時刻と所要時間を具体的に書き込みましょう。「19:00~19:05 開会の言葉(5分)」のように明記しておくと、時間管理がしやすくなります。
アナウンス内容は、「誰が、いつ、何をするのか」を明確に記述します。役職者や挨拶担当者の名前には必ずフリガナを振っておきましょう。本番で読み間違えると、とても気まずい空気になります。
台本には、アドリブ用のメモ欄も設けておくと便利です。当日の状況に合わせて付け加えたいことや、気づいたことを書き込める余白があると、臨機応変な対応がしやすくなります。
印刷するときは、少し大きめの文字サイズで、行間も広めに取りましょう。宴会場は照明が暗いことが多いので、見やすさを重視することが大切です。
以下に、基本的な進行台本のテンプレートを用意しました。自社の新年会に合わせてカスタマイズしてお使いください。
| 時間 | プログラム | 司会者のセリフ・アナウンス内容 | 担当者・備考 |
|---|---|---|---|
| 18:55 | 開会前アナウンス | 「皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。まもなく新年会を開会いたします。お席にお着きになってお待ちください。」 | |
| 19:00 | 開会の言葉 | (セリフ集を参照) | 司会者 |
| 19:03 | 開会の挨拶 | 「それでは、代表取締役社長の〇〇様より、新年のご挨拶を頂戴いたします。」 | 〇〇社長 |
| 19:10 | 挨拶後のお礼 | 「〇〇社長、ありがとうございました。」 | |
| 19:12 | 乾杯 | 「続きまして、乾杯に移ります。乾杯のご発声は〇〇本部長にお願いいたします。」 | 〇〇本部長 |
| 19:15 | 歓談開始 | 「ありがとうございました!それでは皆様、お食事とご歓談をお楽しみください。」 | |
| 19:50 | 余興 | 「ここで余興のお時間です。〇〇部の皆さん、お願いいたします!」 | 出演者リスト参照 |
| 20:30 | 締めの挨拶 | 「お時間となりましたので、締めのご挨拶を〇〇専務にお願いいたします。」 | 〇〇専務 |
| 20:50 | 閉会の言葉 | (セリフ集を参照) | 司会者 |
| 21:00 | 閉会 | 二次会のアナウンスなど |
当日の服装と持ち物
司会者は参加者から注目される存在です。第一印象を良くするためにも、清潔感があり、場にふさわしい服装を心がけましょう。
男性の場合は、スーツが基本です。社風によっては、きれいめのジャケット・パンツスタイルでもOK。ネクタイは新年らしく、少し明るめの色を選ぶと華やかな印象になります。靴やベルトなど、細かいところまで清潔感を意識してください。
女性の場合は、派手すぎず地味すぎない、上品なワンピースやセットアップがおすすめです。司会ではお辞儀をする場面が多いので、胸元が開きすぎていないデザインを選びましょう。アクセサリーは小ぶりで品のあるものが好印象です。
持ち物については、以下のリストを参考にしてください。
- 進行台本(念のため複数部印刷しておくと安心)
- 筆記用具(黒と赤のボールペンがあると便利)
- 腕時計(スマホではなく腕時計で時間管理するのがスマート)
- 参加者名簿・席次表
- 幹事や会場担当者の連絡先一覧
- 会社の年間スローガンや目標が書かれた資料(挨拶のネタになることも)
- 絆創膏や常備薬(万が一に備えて)
- ハンカチ・ティッシュ
会場タイプ別|司会進行のポイントと注意点

新年会の会場は、ホテルの宴会場から居酒屋の個室まで、会社や規模によってさまざまです。会場のタイプによって、司会者が気をつけるべきポイントも変わってきます。
ホテル・宴会場の場合
ホテルや結婚式場の宴会場は、最もフォーマルな雰囲気の会場です。音響・照明設備が整っていることが多く、マイクの使い方さえ覚えれば進行はスムーズに行いやすいでしょう。
ただし、会場が広いため、声が届きにくい場所があったり、後方の席から司会者が見えにくかったりすることがあります。重要なアナウンスの前には「皆様、ご注目ください」と声をかけて、注意を引いてから話し始めると良いでしょう。
また、ホテルには専属のスタッフがいるので、困ったことがあれば相談できます。事前にスタッフと顔合わせをして、当日の段取りを確認しておくと安心です。
レストラン・居酒屋の個室の場合
居酒屋やレストランの個室は、ホテルに比べるとカジュアルな雰囲気です。参加者との距離が近い分、アットホームな進行がしやすい反面、周囲の音が気になることも。
マイクがない場合も多いので、ある程度大きな声で話す必要があります。事前に会場に確認し、マイクの貸し出しがあるかどうかを確認しておきましょう。
また、個室とはいえ隣の部屋に声が漏れることもあるので、余興などで盛り上がりすぎないよう、適度にコントロールすることも司会者の役割です。
社内会議室・多目的ホールの場合
自社の会議室や多目的ホールで新年会を行うケースもあります。この場合、会場設営から自分たちで行う必要があるため、幹事と協力して準備を進めましょう。
音響設備がない場合は、ポータブルスピーカーとマイクを用意するか、肉声で進行することになります。参加人数が多い場合は、声が届かない可能性があるので、事前に確認しておいてください。
社内の見慣れた場所だと、つい気が緩みがちですが、新年会という特別な場であることを意識して、メリハリのある進行を心がけましょう。
立食パーティー形式の場合
立食形式の新年会は、参加者が自由に動き回るため、全員の注意を引くのが難しいという特徴があります。
挨拶や乾杯の前には、「皆様、まもなく乾杯のお時間となります。お近くのグラスをお持ちになり、こちらにご注目ください」と、早めにアナウンスして参加者を誘導しましょう。
また、プログラムの合間に「次の余興は〇時からです」など、こまめにアナウンスを入れることで、参加者が予定を把握しやすくなります。
新年会で使いたい縁起の良い言葉と、避けるべき忌み言葉

新年会は、新しい一年の幕開けを祝うおめでたい場です。司会者として、縁起の良い言葉を積極的に使い、逆に不吉な印象を与える言葉は避けるようにしましょう。
積極的に使いたい縁起の良い言葉
新年会では、前向きで明るい印象を与える言葉を使うと、場の雰囲気が華やぎます。特に、上昇や発展、繁栄をイメージさせる言葉がおすすめです。
「飛躍」「発展」「繁栄」「躍進」「成長」「挑戦」「前進」「希望」「活躍」「健勝」などは、新年の挨拶やアナウンスで使いやすい言葉です。
「皆様の今年一年のご健勝とご活躍をお祈りいたします」「新しい年が飛躍の一年となりますように」など、こうした言葉を織り交ぜながら進行すると、新年らしい晴れやかな雰囲気が生まれます。
避けるべき忌み言葉・重ね言葉
一方で、不吉な連想を呼ぶ言葉は、新年会の場ではできるだけ避けましょう。普段は何気なく使っている言葉でも、おめでたい席では配慮が必要です。
「終わる」「切れる」「落ちる」「倒れる」「失う」「別れる」「去る」「衰える」「枯れる」「壊れる」などの言葉は、ネガティブな印象を与えるため、言い換えを考えましょう。
例えば、「新年会を終わります」ではなく「お開きとさせていただきます」、「時間が切れましたので」ではなく「お時間となりましたので」といった具合です。
また、「重ね重ね」「たびたび」「またまた」などの重ね言葉は、不幸が重なることを連想させるため、結婚式や弔事では避けるべきとされています。新年会ではそこまで厳密に気にする必要はありませんが、スピーチの中で多用するのは避けた方が無難です。
言い換え表現の例
つい使ってしまいがちな言葉と、その言い換え表現をいくつかご紹介します。
「終わり」→「お開き」「締めくくり」
「最後に」→「結びに」「締めくくりとして」
「残念ながら」→「あいにく」「惜しくも」
「忙しい」→「ご多忙」「ご多用」
「つまらないものですが」→「心ばかりではございますが」
細かいことのように思えるかもしれませんが、こうした言葉遣いへの配慮が、「気が利く司会者」という印象につながります。
【完全版】新年会の司会進行フローとシーン別セリフ集

ここからは、新年会の実際の流れに沿って、そのまま使えるセリフをご紹介します。会社の雰囲気やフォーマルさに合わせて、適宜アレンジしてお使いください。
1. 開会の言葉
新年会のスタートを告げる、最初のアナウンスです。ここで会場の雰囲気が決まるといっても過言ではありません。明るく、ハキハキとした声で、元気よく始めましょう。
【フォーマルな場合】
皆様、新年あけましておめでとうございます。
本日はご多忙のところ、株式会社〇〇 〇〇年度新年会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
ただいまより、新年会を開会いたします。
本日、司会進行を務めさせていただきます、〇〇部の〇〇と申します。
不慣れな点もあるかと存じますが、皆様と楽しい時間を過ごせるよう精一杯務めますので、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
【カジュアルな場合】
皆様、新年あけましておめでとうございます!
お待たせいたしました。ただいまより、株式会社〇〇の新年会を始めたいと思います!
本日、司会を務めます〇〇部の〇〇です。
今日は仕事のことは忘れて、新しい年の幕開けを一緒にお祝いしましょう!
どうぞよろしくお願いいたします!
2. 開会の挨拶(社長・役員挨拶)の紹介
挨拶をお願いする方を紹介するときは、敬意を込めて丁寧に。紹介が終わったら、挨拶者の方向に体を向けて、しっかりと話を聞く姿勢を見せることが大切です。
それでは始めに、代表取締役社長の〇〇様より、新年にあたってのご挨拶を頂戴いたします。
皆様、盛大な拍手でお迎えください。
〇〇社長、よろしくお願いいたします。
【挨拶後】
〇〇社長、心のこもったお言葉をありがとうございました。
社員一同、新たな気持ちで一年間精進してまいります。
3. 乾杯
乾杯は、参加者全員が参加する最初のプログラムです。グラスの準備を促すアナウンスを丁寧に行い、全員の準備が整ってから乾杯に移りましょう。
続きまして、新年の門出を祝し、乾杯に移りたいと存じます。
皆様、お手元のグラスにお飲み物は行き渡っておりますでしょうか。
まだの方は、お近くのスタッフにお申し付けください。
(少し間を置いて)
それでは、グラスのご準備をお願いいたします。
ご準備はよろしいでしょうか。
乾杯のご発声は、営業本部長の〇〇様にお願いしたく存じます。
皆様、ご唱和の準備をお願いいたします。
〇〇本部長、よろしくお願いいたします!
【乾杯後】
〇〇本部長、ありがとうございました!
4. 歓談スタートのアナウンス
乾杯が終わったら、いよいよ食事と歓談の時間です。リラックスした雰囲気を作るようなアナウンスを心がけましょう。
ありがとうございました!
それでは、これより皆様、しばしの間、ご歓談のお時間とさせていただきます。
美味しいお料理とお酒を囲みながら、部署や役職の垣根を越えて、親睦を深めていただければと存じます。
どうぞごゆっくりお楽しみください。
5. 余興・イベントの進行
余興は、新年会を盛り上げる大切なプログラムです。出演者が気持ちよくパフォーマンスできるよう、会場を温めてから紹介しましょう。
皆様、ご歓談中恐れ入ります。
ここで、お楽しみの余興に移りたいと存じます。
今年のトップバッターは、〇〇部の皆さんによるパフォーマンスです!
この日のために一生懸命練習してくれたそうですので、皆様、温かい手拍子と拍手をお願いいたします!
それでは、〇〇部の皆さん、どうぞ!
【余興後】
素晴らしいパフォーマンスでしたね!
〇〇部の皆さん、会場を大いに盛り上げていただき、ありがとうございました!
皆様、もう一度大きな拍手をお送りください!
6. 締めの挨拶(中締め・一本締めなど)
宴の終わりを告げ、会全体をまとめる重要なパートです。参加者に起立やグラスの準備を促すアナウンスも忘れずに。
皆様、楽しい時間はあっという間ですね。
名残惜しいところではございますが、そろそろお開きの時間が近づいてまいりました。
この宴の締めくくりといたしまして、〇〇専務より締めのご挨拶を頂戴したいと存じます。
皆様、お近くのグラスをお持ちになり、ご起立ください。
それでは、〇〇専務、よろしくお願いいたします。
【締めの挨拶後】
〇〇専務、ありがとうございました。
皆様、ご協力ありがとうございました。
7. 閉会の言葉
最後の挨拶です。感謝の気持ちを伝え、参加者の帰路の安全を願う言葉で締めくくりましょう。
【基本形】
皆様、本日は誠にありがとうございました。
これをもちまして、株式会社〇〇 〇〇年度新年会をお開きとさせていただきます。
本年が皆様にとって、幸多き素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
お帰りの際は、お忘れ物のないようお気をつけください。
本日は、誠にありがとうございました!
【二次会がある場合】
皆様、本日はありがとうございました!
これにて新年会は一旦お開きとさせていただきますが、この後、二次会をご用意しております。
会場は、このお店を出て右に歩いて3分ほどの「〇〇」にて、〇時〇分より開始予定です。
まだまだ飲み足りない、語り足りないという方は、ぜひご参加ください!
詳しくは幹事の〇〇までお声がけください。
それでは、お忘れ物のないようお気をつけてお帰りください。
本日は誠にありがとうございました!
挨拶を誰に頼む?役職順の基本ルールと依頼のマナー

司会者として、挨拶の依頼先を間違えることは避けたいミスの一つです。誰にどの挨拶をお願いするかは、会社の序列に関わる繊細な問題。基本のルールをしっかり押さえておきましょう。
役職順の基本ルール
新年会のようなフォーマルな場では、挨拶を依頼する順番は役職の序列によって決まります。一般的なルールは以下の通りです。
開会の挨拶は、出席者の中で最も役職が高い方(社長、会長など)にお願いします。会の冒頭で、会社の代表として新年の抱負や方針を語っていただきます。
締めの挨拶は、出席者の中で2番目に役職が高い方(副社長、専務など)にお願いするのが一般的です。一本締めや三本締めで会を締めくくっていただくことが多いでしょう。
乾杯の音頭は、出席者の中で3番目に役職が高い方(本部長、事業部長など)にお願いします。短い挨拶の後、威勢よく乾杯の発声をしていただきます。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。会社によって慣例が異なる場合もあるので、幹事や先輩社員に確認しておくと安心です。
スマートな依頼の仕方
挨拶の依頼は、通常は幹事が事前に行いますが、司会者としても依頼者にひと言添える心遣いができると、より丁寧な印象を与えられます。
依頼のタイミングは、遅くとも1週間前までに済ませておきましょう。挨拶の内容を考える時間が必要ですし、急なお願いは失礼にあたります。
依頼するときは、「恐縮ですが」「お忙しいところ恐れ入りますが」といったクッション言葉を使い、丁重にお願いすることが大切です。「やってもらって当然」という態度は絶対に避けましょう。
【依頼の例文】
〇〇部長、来週の新年会についてご相談があります。
皆の士気が高まるような乾杯の音頭を、ぜひ〇〇部長にお願いできないでしょうか。
部長の威勢の良いお声で、会を盛り上げていただければ幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討いただけますでしょうか。
オンライン・ハイブリッド新年会の司会のコツ

最近では、リモートワークの普及に伴い、オンラインやハイブリッド形式(一部対面、一部オンライン)で新年会を開催する会社も増えています。対面の新年会とは異なるポイントがあるので、しっかり押さえておきましょう。
オンライン新年会ならではの準備
オンライン新年会では、通信環境とツールの準備が非常に重要です。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなど、使用するツールを事前に決め、参加者全員がアクセスできることを確認しておきましょう。
司会者自身も、カメラやマイクの動作確認を事前に行い、照明が暗くないか、背景に見せたくないものが映り込んでいないかなどもチェックしておきます。可能であれば、本番前にリハーサルを行うと安心です。
参加者には、事前に接続テストの時間を設けるか、開始30分前にはログインしてもらうようアナウンスしておくとスムーズです。
画面越しでも伝わる話し方のコツ
オンラインでは、対面よりも表情や声のトーンが伝わりにくくなります。いつもより少しオーバーなくらいのリアクションを心がけましょう。
話すときは、カメラのレンズを見るようにすると、参加者に目を合わせているような印象を与えられます。つい画面上の相手の顔を見てしまいがちですが、意識してカメラを見るようにしてください。
また、通信の遅延があることを想定し、話すスピードはいつもよりゆっくりめに。発言と発言の間にも、少し長めの間を取ると、参加者が内容を理解しやすくなります。
参加者を飽きさせない工夫
オンラインでは、参加者が画面の前でじっとしている時間が長くなると、どうしても集中力が切れやすくなります。プログラムは対面よりも短めに設定し、テンポよく進行することを心がけましょう。
全員参加型の企画(クイズ、投票機能を使ったアンケート、ブレイクアウトルームを使った少人数トークなど)を取り入れると、参加者の関心を引きつけやすくなります。
また、長時間の余興は避け、短めのコンテンツを複数用意する方が、オンライン向きです。
ハイブリッド形式の注意点
対面参加者とオンライン参加者が混在するハイブリッド形式は、最も難易度が高い形態です。会場の音声がオンライン参加者にしっかり届いているか、オンライン参加者の声が会場で聞こえているかを、常に気を配る必要があります。
司会者は、「オンラインでご参加の皆様、音声は届いておりますでしょうか?」など、こまめに確認を入れると良いでしょう。オンライン参加者が置いてけぼりにならないよう、意識的に声をかけることが大切です。
可能であれば、オンライン側の進行をサポートする担当者を一人置くと、トラブル対応がスムーズになります。
パニックを回避!司会のためのトラブルシューティング

どれだけ完璧に準備しても、本番では予期せぬトラブルが起こることがあります。でも、事前に対処法を知っておけば、いざというときも冷静に対応できます。よくあるトラブルとその解決策をご紹介します。
挨拶を頼んでいた人が急に欠席になった
まずは落ち着いて、すぐに幹事に報告しましょう。代理を誰にお願いするかを相談し、できるだけ早く代わりの方に打診します。
事前に「もし〇〇様がご欠席の場合は、△△様にお願いする」という次善策を決めておくと、このような事態でも慌てずに済みます。
代理をお願いする際は、「急なお願いで大変恐縮なのですが」と丁重にお願いしましょう。快く引き受けていただけたら、後日改めてお礼を伝えることも忘れずに。
会場がなかなか盛り上がらない
歓談中に、各テーブルを回って声をかけるだけでも、場の雰囲気は和らぎます。「お料理はお口に合いますか?」「今日のネクタイ、素敵ですね!」など、簡単な会話でOKです。
BGMの音量を少し調整したり、照明を少し明るくしたりといった環境面での工夫も効果的です。会場スタッフや幹事に相談してみましょう。
また、用意していた余興やゲームを前倒しで始めるのも一つの手です。参加型のプログラムは、場を盛り上げるきっかけになります。
緊張で頭が真っ白になった
焦る必要はありません。まずは深呼吸をして、手元の台本をゆっくり見返しましょう。
もし言葉に詰まってしまったら、「失礼しました、少々緊張しております」と正直に打ち明けてしまうのも一つの方法です。参加者は意外と温かく見守ってくれるものですし、正直な姿勢がかえって好感を持たれることもあります。
完璧である必要はありません。多少のつっかえがあっても、笑顔で乗り切れば大丈夫です。
時間が押している / 早く進みすぎている
幹事とは常に時間を共有し、アイコンタクトで状況を伝え合いましょう。
時間が押している場合は、自分のコメントを手短にしたり、余興の時間を短縮してもらったりして調整します。「お時間の都合上」というフレーズを使えば、自然に時間短縮のお願いができます。
逆に時間が余っている場合は、歓談時間を少し長めに取るか、「〇〇部長、今年の意気込みを一言お願いします!」など、簡単なインタビューを挟んで時間をつなぎましょう。
マイクの調子が悪い
マイクトラブルは意外とよくあります。まずは会場スタッフに助けを求めましょう。
復旧に時間がかかりそうな場合は、肉声で進行することも視野に入れます。「マイクの調子が悪いようですので、大きな声で進行いたします」とアナウンスし、いつもより大きな声でハキハキと話しましょう。
事前に予備のマイクがあるか確認しておくと、万が一のときも安心です。
【挨拶を頼まれた方向け】シーン別スピーチ例文集

この記事を読んでいる方の中には、司会ではなく、挨拶を頼まれたという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、シーン別の挨拶例文もご用意しました。
開会の挨拶(社長・役員向け)
皆さん、新年あけましておめでとうございます。代表取締役の〇〇です。
本日は、新しい年の幕開けを社員の皆さんと共にこうしてお祝いできることを、大変嬉しく思います。
昨年は、〇〇プロジェクトをはじめ、多くの挑戦がありました。皆さん一人ひとりの努力のおかげで、素晴らしい成果を収めることができました。心から感謝しています。
今年は、さらなる飛躍の年にしたいと考えています。変化の激しい時代だからこそ、新しいことに恐れず挑戦していきましょう。会社は、皆さんのチャレンジを全力でサポートします。
今日は仕事のことは忘れて、大いに楽しんでください。
結びに、社員の皆さんとご家族のご健康、そして今年一年の実り多き日々を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。
乾杯の挨拶(役員・部長向け)
ただいまご紹介にあずかりました、営業本部長の〇〇です。
社長の力強いお言葉の後で恐縮ですが、乾杯の音頭を取らせていただきます。
皆さん、グラスの準備はよろしいでしょうか。
新しい年が始まりました。今年も全社一丸となって、目標達成に向けて頑張っていきましょう。皆さんと力を合わせれば、必ず成し遂げられると信じています。
それでは、株式会社〇〇のさらなる発展と、本日お集まりの皆様のご健勝、ご活躍を祈念いたしまして、乾杯!
締めの挨拶(役員・部長向け/一本締め)
ご指名をいただきましたので、締めの挨拶をさせていただきます。〇〇です。
皆様、本日は素晴らしい新年会となりました。この会を企画・運営してくれた幹事の皆さんに、まずは感謝の拍手をお願いいたします。(拍手)
今年も皆さんと一緒に、良い一年を作っていきたいと思います。この楽しい勢いをそのままに、明日からの仕事も頑張っていきましょう。
それでは、皆様のご健勝と会社のさらなる発展を祈念いたしまして、一本締めで締めたいと存じます。
皆様、お手を拝借。
よーおっ!(パン!)
ありがとうございました!
まとめ:準備を整えて、最高の新年会を
ここまで、新年会の司会を成功させるためのポイントを詳しくお伝えしてきました。最後に、重要なポイントを振り返っておきましょう。
まず、成功の9割は事前準備で決まるということ。幹事との連携、進行台本の作成、会場の下見など、本番前にできることはたくさんあります。準備が万全であれば、当日は心に余裕を持って臨めます。
次に、台本は司会者の強い味方だということ。一字一句その通りに読む必要はありませんが、手元にあるだけで安心感が違います。時間配分とセリフを書き出した自分だけの台本を作りましょう。
そして、挨拶の依頼には順番があるということ。「開会は最も偉い人、締めは2番目、乾杯は3番目」という基本ルールを押さえておけば、失礼のない依頼ができます。
最後に、トラブルは想定しておくこと。何か起きても、事前にシミュレーションしておけば、冷静に対処できます。
司会を任されるというのは、それだけあなたが信頼されている証拠です。プレッシャーはあるかもしれませんが、この経験はきっと大きな自信につながるはずです。
この記事が、あなたの新年会成功の一助となれば幸いです。素晴らしい新年会になることを、心から応援しています!

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