画用紙で簡単ハロウィン飾り付け!子どもと作る7つのアイデア&飾り方のコツ

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毎年やってくるハロウィンシーズン。街中がオレンジや黒の装いに変わり、大人も子どもも心躍る特別な時期ですよね。「今年こそは、家族みんなでハロウィンを盛り上げたい!」「お金をかけずに、温かみのある手作りの飾り付けで楽しみたい」そんな風に思っている方、きっと多いはずです。

確かに、お店で売っている飾り付けグッズも魅力的ですが、家族で一緒に作る手作りの飾りには、市販品では決して味わえない特別な魅力があります。そして何より、身近にある「画用紙」を使えば、驚くほど本格的で可愛らしい飾り付けが完成するんです。

今回の記事では、画用紙を主役にした誰でも簡単に挑戦できるハロウィン飾り付けのアイデアを、基本的な作り方から応用テクニック、安全に楽しむためのポイントまで、徹底的にご紹介していきます。手先が器用でない方も、小さなお子さまがいるご家庭も、この記事を読めばきっと「作ってみたい!」という気持ちになるはずです。

特別な技術や高価な材料は一切必要ありません。みなさんのおうちが、世界でたった一つのハロウィンスポットに生まれ変わる瞬間を、一緒に体験してみませんか?

目次

手作りハロウィンをとことん楽しむ!準備編で差をつけよう

「手作りって難しそう…」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はコツさえ掴めば誰でも素敵な作品が作れます。まずは材料選びと色使いの基本を押さえて、楽しい創作タイムの土台を作りましょう。

材料調達から始める楽しい準備時間

材料集めも、ハロウィンの楽しみの一部です!100円ショップや文房具店を巡って、「これも使えそう」「あれも可愛い」と発見する時間は、まるで宝探しのようにワクワクします。

画用紙について、もう少し詳しくお話ししますね。

  • オレンジ系の画用紙
    ハロウィンの象徴・かぼちゃ作りには欠かせません。明るいオレンジから、少し深みのあるオレンジまで、2~3種類あると表現の幅が広がります。
  • 黒い画用紙
    コウモリ、クモ、魔女の帽子など、ハロウィンらしい不気味さを演出する万能選手。マットな質感のものを選ぶと、より本格的な仕上がりになります。
  • 白い画用紙
    愛らしいおばけや骸骨の制作に。少し透明感のある紙質だと、より幽霊らしい雰囲気が出せますよ。
  • アクセントカラー
    紫(魔法使いの雰囲気)、緑(魔女や毒々しさの演出)、黄色(月や星、カボチャの明るい部分)があると、作品に深みと変化をつけられます。

切る道具については、お子さまの年齢に合わせて用意しましょう。小さなお子さまには先の丸いハサミ、小学生以上なら普通のハサミ、大人が細かい作業をする時にはデザインカッターがあると便利です。

テーマを決めて統一感をプロデュース

色の組み合わせを意識するだけで、手作り感がありながらもおしゃれで洗練された空間に仕上がります。どんな雰囲気を目指したいか、家族で話し合ってみるのも楽しいですね。

  • 定番ハロウィンスタイル
    オレンジ×黒×紫の組み合わせで、誰もが思い浮かべる「これぞハロウィン!」という雰囲気を作り上げます。迷った時はこの配色で間違いありません。
  • 可愛い系ハロウィン
    オレンジ×白×ピンクや水色などのパステルカラーで、怖くない優しいハロウィンを演出。小さなお子さまがいるご家庭におすすめです。
  • 大人シックなハロウィン
    黒×白×ゴールドで、洗練されたモダンな雰囲気に。オレンジを使わないことで、普段のインテリアにも馴染みやすくなります。

いよいよ制作開始!人気キャラクターたちを画用紙で生み出そう

準備が整ったら、ハロウィンの人気者たちを次々と生み出していきましょう。ここでは型紙を使わず、自由に描いて作れる方法をご紹介します。完璧でなくても大丈夫、手作りならではの温かみが魅力なんです。

1. みんなのアイドル「ジャック・オー・ランタン」の作り方

ハロウィンといえば、このニッコリ(時々ニヤリ)顔のかぼちゃですよね。表情のバリエーションを変えるだけで、それぞれに個性豊かなキャラクターが生まれます。

まず、オレンジの画用紙にかぼちゃの輪郭を描きます。真ん丸ではなく、少し横に押し潰したような楕円形にすると、よりかぼちゃらしく見えますよ。上部には小さな長方形を付け足して、ヘタの部分も忘れずに描きましょう。

次に、黒い画用紙で顔のパーツを作成します。目は三角形でキリッとした印象に、丸い形で優しい印象に変わります。鼻は小さな三角形や台形がおすすめ。口は一番個性が出る部分なので、ニッコリ笑顔、いたずらっぽいニヤリ顔、驚いた顔など、色々試してみてください。

パーツを丁寧に切り抜いたら、レイアウトを決めてかぼちゃ本体に貼り付けます。同じパーツでも、配置を少し変えるだけで全く違う表情になるのが面白いところです。

2. ふわふわ可愛い「おばけファミリー」

作り方がとってもシンプルなのに、存在感抜群のおばけたち。大小様々なサイズで作って、家族のように並べて飾ると可愛さが倍増します。

白い画用紙に、上部が丸く下部がヒラヒラと波打つ形を描きます。雲のような形をイメージすると描きやすいですよ。裾の部分は、まっすぐな線ではなく、ゆらゆらと不規則に波打たせるのがポイントです。

形を切り抜いたら、黒いペンで表情を描き込みます。シンプルな点の目だけでも十分可愛いですが、眉毛を少し困ったように下げたり、口をにっこりと描いたりすると、より愛らしくなります。

天井から糸で吊るすと、まるで空中をふわふわと漂っているような動きが楽しめます。

3. 夜空の支配者「神秘的なコウモリ」

壁にペタペタと貼るだけで、一気にハロウィンらしいムードが高まります。大きさを変えて作ると、群れで飛んでいるような臨場感が演出できますよ。

黒い画用紙を縦半分に折り、折り目が胴体の中心になるように意識しながら、翼の片側を描きます。翼の外側はM字のようにギザギザにすると、よりコウモリらしい雰囲気に。耳も忘れずに小さく尖らせて描きましょう。

画用紙を2枚重ねたまま、描いた線に沿って切り抜きます。開く時はゆっくりと、破れないよう注意しながら。

左右対称の美しいコウモリが完成したら、翼の付け根に軽く折り目を付けると立体感が生まれ、壁に貼った時により自然な影ができます。

4. 本格的な「魔法のクモの巣」

少し手間はかかりますが、完成した時の「おお!」という驚きは格別です。部屋の隅や窓辺に飾ると、まるで本物の廃墟のような不気味な雰囲気を演出できます。

黒い画用紙を用意し、まず縦半分に折ります。さらに半分、もう一度半分と、合計3回折って細長い三角形を作ります。この時、しっかりと折り目をつけることが、きれいな仕上がりのコツです。

折り目側(輪になっている方)から、開いている辺に向かって、アーチ状の線を3~4本描きます。クモの巣の同心円をイメージして、間隔を少しずつ変えると自然な感じになります。

カッターまたはハサミで、描いた線に沿って慎重に切り抜きます。細かい作業なので、急がずゆっくりと進めましょう。

すべて切り抜いたら、破れないよう注意しながら少しずつ開いていくと、見事な蜘蛛の巣が現れます。

5. ミステリアスな「魔女の相棒・黒猫」

魔女といえば黒猫、ハロウィンには欠かせない神秘的なキャラクターです。シルエットで表現することで、より幻想的で大人っぽい雰囲気に仕上がります。

黒い画用紙に、猫のシルエットを描きます。背中を怒ったように山なりに丸めたポーズや、しっぽをピンと立てて座っているポーズがハロウィンらしくておすすめです。耳はピンと立てて、しっぽは太めに描くと存在感が増します。

シルエットを丁寧に切り抜いたら、黄色い画用紙で小さな楕円を2つ作り、猫の目として貼り付けます。暗闇で光る目のような神秘的な効果が生まれます。

複数作って、大小様々なサイズで階段や窓辺に配置すると、猫たちが集会を開いているような面白い光景になりますよ。

6. 魔法使い気分になれる「とんがり魔女帽子」

壁飾りとしても、小物の飾り付けとしても活躍する万能アイテム。立体的に作れば、テーブルの上に置いても素敵なオブジェになります。

黒い画用紙に、大きな二等辺三角形を描いて切り抜きます。これが帽子のとんがり部分になります。

次に、帽子のつば部分を作ります。別の黒い画用紙に、先ほどの三角形の底辺より一回り大きな円を描き、その中心にもう一つ小さな円を描いて、ドーナツ型を作ります。

三角形をくるりと巻いて円錐形にし、重なった部分をのりまたはテープで固定します。円錐の底にドーナツ型のつばを通して貼り付けると、立体的な魔女帽子の完成です。

平面で飾りたい場合は、つばの部分だけを作って三角形と組み合わせても素敵ですよ。

7. テーブルを彩る「ふっくら3Dかぼちゃ」

平らな画用紙が立体的なオブジェに変身する、ちょっとした魔法のような技です。テーブルや棚の上に置けば、空間に温かみと季節感をプラスしてくれます。

オレンジ色の画用紙に、ヘタを除いたシンプルなかぼちゃの形を4~8枚ほど描いて切り抜きます。すべて同じ大きさになるよう、1枚目をテンプレートにして輪郭をなぞると楽です。

切り抜いたかぼちゃをすべて縦半分に折り、しっかりと折り目をつけます。

1枚目の半面にのりを塗り、2枚目の半面と貼り合わせます。これを順番に繰り返し、最後に1枚目と最後の1枚を貼り合わせて輪を作ると、立体的なかぼちゃが完成します。

顔のパーツは小さく作って貼り付けるか、ペンで直接描き込んでも可愛く仕上がります。

プロ級の仕上がりに!飾り付けのコツとアレンジテクニック

素敵な飾りができたら、今度はそれをどう飾るかが腕の見せ所です。ちょっとした工夫で、手作りとは思えないほどおしゃれで本格的な空間を作り上げることができますよ。

つなげて楽しい「手作りガーランドの魅力」

ガーランドは、空間を一瞬でパーティー仕様に変える魔法のアイテムです。市販品もたくさんありますが、手作りなら好みの長さや組み合わせで自由に作れるのが嬉しいポイント。

これまで作ったジャック・オー・ランタン、おばけ、コウモリなどを手のひらサイズで複数用意します。サイズを少しずつ変えると、より動きのあるガーランドになりますよ。

各飾りの上部に、穴あけパンチで紐を通す穴を開けるか、裏側にマスキングテープで紐を貼り付けます。穴を開ける方法の方が丈夫で長持ちしますが、小さなお子さまには貼り付ける方法が安全です。

お好みの紐やリボンに、バランスを見ながら飾りを等間隔で取り付けていきます。単調にならないよう、「かぼちゃ→おばけ→コウモリ→かぼちゃ…」という風に種類を変えて並べるのがコツです。

立体感で差をつける「空間全体のデコレーション術」

飾り付けは壁だけに限らず、お部屋全体を使って楽しみましょう。上下左右、そして奥行きを意識することで、まるでテーマパークのような没入感のある空間が生まれます。

  • 窓辺を活用したディスプレイ
    外からの自然光で飾りがシルエットとして浮かび上がり、昼間でも幻想的な雰囲気を楽しめます。特にクモの巣やコウモリは、窓ガラスに貼ると効果的です。
  • ドアで演出するウェルカム感
    お部屋の入り口となるドアに飾り付けすることで、「特別な空間に入る」という期待感を高められます。リースのように丸く配置したり、縦に長くガーランドを垂らしたりと、ドアの形を活かした装飾を楽しんでみてください。
  • 天井からの吊り下げで動きをプラス
    おばけやコウモリを様々な長さの糸で天井から吊るすと、エアコンの風や人の動きでゆらゆらと揺れて、まるで生きているような動的な演出ができます。
  • テーブルコーディネートで統一感
    食事の時間もハロウィン気分を味わえるよう、テーブルにも小さな飾りを配置しましょう。3Dかぼちゃを置いたり、紙コップに小さなモチーフを貼ったりするだけで、食卓が一気にハロウィン仕様に変身します。

光と影の演出で雰囲気をワンランクアップ

夜のハロウィンパーティーなら、照明にもこだわってみませんか?光の当て方一つで、同じ飾りでも全く違う表情を見せてくれるんです。

手軽に試せるのが、間接照明を活用した影遊びです。飾りの近くにテーブルランプやフロアライトを置くと、壁に大きく映し出される影がまるで本物のコウモリや魔女のように見えて、とても幻想的な雰囲気になります。

また、100円ショップなどで購入できるLEDキャンドルライトを使えば、安全にキャンドルの雰囲気を楽しめます。飾りの周りに配置すると、温かく揺らめく光が室内を優しく照らし、ロマンチックなハロウィンナイトを演出できますよ。

家族みんなで安全に楽しむためのポイント

手作りハロウィンの醍醐味は、なんといっても家族で一緒に作る時間そのものです。安全に配慮しながら、それぞれの年齢に合った関わり方で、みんなが主役になれる楽しい時間を作りましょう。

道具の使い方と安全対策

楽しい制作時間を安全に過ごすために、基本的な約束事をみんなで確認しておきましょう。

ハサミやカッターを使用する際は、必ず大人が近くにいる状態で作業を進めます。使い始める前に、「刃先を人に向けない」「使い終わったら必ずケースにしまう」「歩き回る時は持たない」といった基本ルールを、お子さまと一緒に確認しておくことが大切です。

また、細かい作業で集中力が必要な時は、適度に休憩を取りながら進めましょう。疲れている時は、ケガをしやすくなってしまいます。お茶やお菓子を用意して、楽しくおしゃべりしながら作業するのがおすすめですよ。

年齢に合わせた参加スタイル

お子さまの年齢や発達段階に合わせて、できることから少しずつ挑戦していきましょう。「できた!」という達成感を積み重ねることで、創作活動への興味がどんどん深まっていきます。

  • 2~3歳のお子さま
    手先の動きがまだ不安定な時期なので、安全で簡単な作業から始めましょう。画用紙を手でちぎって貼り絵にしたり、大きめのシールを貼ったり、のりを指で塗ったりといった活動がおすすめです。「上手にできたね!」とたくさん褒めてあげることで、自信と創作意欲を育てられます。
  • 4~5歳のお子さま
    この年齢になると、ハサミの使い方も上達してきます。大人が描いた線に沿って切る練習から始めて、直線や緩やかな曲線にチャレンジしてみましょう。また、顔のパーツを自由な位置に貼らせてあげると、大人では思いつかないユニークな表情の作品ができあがることも。創造力を大切に見守ってあげてください。
  • 小学生以上のお子さま
    自分でデザインを考えたり、下書きを描いたり、より多くの工程を任せることができるようになります。カッターを使った細かい作業にも、十分に注意しながら挑戦してみましょう。この年齢では、「正しく作る」ことよりも「自分らしく表現する」ことを重視して、自由な発想を応援してあげることが大切です。

作品をより長く楽しむための保存と活用アイデア

せっかく作った大切な作品たち、ハロウィンが終わっても大切に保管したいですよね。ちょっとした工夫で、来年も再来年も、そして他の季節にも活用することができるんです。

上手な保存方法

画用紙の作品は湿気に弱いので、乾燥した場所での保管が基本です。大きめのクリアファイルや画用紙ケースに入れて、クローゼットの上段など高い場所に保管しましょう。

小さな作品は、写真アルバムのポケットを利用して保存することも可能です。毎年新しい作品を追加していけば、家族の成長記録にもなりますね。

シーズンオフの楽しい活用法

ハロウィンが終わっても、作品たちを眠らせておくのはもったいない!少しアレンジするだけで、他の季節のイベントでも活躍してくれます。
たとえば、オレンジのかぼちゃは感謝祭の飾りに、黒いコウモリはお誕生日パーティーのかっこいい装飾に、おばけは夏の怖い話大会の演出にと、一年を通して楽しめますよ。

手作りの温かさで彩る、特別なハロウィンを

画用紙一枚から始まる手作りハロウィンの世界、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したアイデアは、あくまで出発点に過ぎません。大切なのは、家族みんなで「作る時間」を心から楽しみ、それぞれの個性や創造力を大切にしながら、世界に一つだけの作品を生み出していくことです。少し歪んでしまっても、思い通りにいかなくても、それが手作りならではの愛おしい「個性」となって、市販品では決して味わえない特別な魅力を放ってくれるはずです。

ハロウィンの魔法は、実は準備を始めた瞬間からもう始まっています。みなさんの手から生まれた温かい飾りたちが、お部屋を素敵なハロウィンスポットに変身させて、家族の笑顔あふれる特別な一日を演出してくれることを、心から願っています。

今年のハロウィンが、みなさんにとって忘れられない素敵な思い出となりますように。それでは、楽しい手作りハロウィンをお過ごしください!

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