ドラえもんの誕生日は、西暦2112年9月3日です。今から約86年後の未来に、東京のロボット工場で生まれるという設定になっています。
それにしても、なぜ9月3日なのでしょうか。実はこの日付には、身長や体重とも共通する「129.3」という数字の秘密が関わっています。
この記事では、ドラえもんの誕生日の基本情報と129.3の謎、誕生にまつわる公式エピソード、のび太たち主要キャラクターの誕生日まで、まとめて紹介します。読み終わるころには、毎年の9月3日が少し特別な日に感じられるはずです。
ドラえもんの誕生日は2112年9月3日
ドラえもんの誕生日は西暦2112年9月3日。未来の東京にあるロボット工場で生まれた、子守用のネコ型ロボットです。
ドラえもんの誕生日は、公式設定で2112年9月3日と決められています。誕生日といっても人間のように生まれたわけではなく、未来の工場で「製造された日」がこの日にあたります。
毎年9月3日には、公式サイトやSNSでお祝いの投稿が行われ、ファンの間でも「ドラえもんの誕生日」としてすっかり定着しています。まだ生まれていないキャラクターの誕生日を、現実の世界がひと足先に祝っているというのも、考えてみると面白い話ですね。

誕生の瞬間はロボット工場で描かれている
ドラえもんが生まれたのは、未来の東京にあるマツシバロボット工場とされています。ここは子守用ロボットなどを量産する工場で、ドラえもんもその生産ラインで作られた1体でした。
誕生の様子は、1995年公開の映画『2112年 ドラえもん誕生』で詳しく描かれました。製造中のトラブルでネジが1本外れてしまい、ほかのロボットと少し違う「規格外」のネコ型ロボットになった、というエピソードが語られています。
完璧ではないからこそ、のび太に寄り添える存在になった。そう考えると、この誕生秘話はドラえもんというキャラクターの魅力の原点ともいえます。
2026年から数えるとあと86年後
2112年は、2026年から数えて86年後です。つまりドラえもんは、現実の世界ではまだ生まれていません。
連載が始まった1970年ごろから見ると、2112年は約140年も先の未来でした。読者だった子どもたちの孫やひ孫の世代が、ちょうどドラえもん誕生の瞬間に立ち会う計算になります。
「自分の子孫がドラえもんの誕生を見られるかもしれない」と考えると、9月3日がぐっと身近に感じられませんか。なお、9月上旬の行事や過ごし方は、こちらの記事でも紹介しています。

なぜ9月3日?誕生日の由来と「129.3」の謎
9月3日という日付は、ドラえもんを象徴する数字「129.3」と深く関わっています。誕生日の「12年9月3日」を数字だけ並べると「1293」になり、身長や体重とぴったりそろうのです。
身長も体重もぜんぶ129.3
ドラえもんの基本スペックは、驚くほど「129.3」で統一されています。代表的なものを挙げると次のとおりです。
- 誕生日:2112年9月3日(12・9・3)
- 身長:129.3cm
- 体重:129.3kg
- 胸囲(バスト):129.3cm
- パワー:129.3馬力
- ネズミに驚いて飛び上がる高さ:129.3cm
ここまで徹底していると、もはや偶然ではありません。129.3はドラえもんの「基準値」であり、誕生日もその一部として設計されていることがわかります。
129.3cmは連載当時の小学4年生女子の平均身長
では、129.3という数字はどこから来たのでしょうか。これは、連載が始まった当時の小学4年生女子の平均身長にちなんだ数字とされています。
ドラえもんの連載は、小学館の学年誌で1970年1月号からスタートしました。主人公ののび太は小学生で、読者も同じ年ごろの子どもたちです。
ちなみに、現代の子どもや大人の平均身長がどれくらいかは、こちらの記事で詳しくまとめています。129.3cmと比べてみるのも面白いですよ。

誕生日の由来には諸説ある
誕生日と129.3、どちらが先に決まったのかについては、はっきりした公式の説明はありません。よく知られているのは次のような説です。
- 129.3という基準の数字が先にあり、そこから「2112年9月3日」が導かれたとする説
- 関係者の誕生日など、身近な日付にちなんで9月3日が選ばれたとする説
細かい設定は連載開始から数年かけて整えられたといわれており、誕生日を含むプロフィールが雑誌で紹介されるうちに、現在の形に固まっていきました。いずれにしても、誕生日・身長・体重が一つの数字でつながっているのは、ドラえもんならではの遊び心といえるでしょう。
誕生日にまつわる公式エピソード
ドラえもんの「誕生」前後には、今の姿につながる大事なエピソードがいくつもあります。青い体になった理由も、のび太の家に来た理由も、すべて誕生後の出来事から説明できます。
もともとは黄色かった?青くなった理由
意外に思われるかもしれませんが、生まれたばかりのドラえもんは黄色い体で、耳もありました。今のような青い姿は、生まれつきではありません。
公式の設定では、昼寝をしている間にネズミ型のロボットに耳をかじられてしまい、耳を失ったとされています。その後、悲しみのあまり泣き続けたことで体の黄色いメッキがはがれ、青い姿になったと描かれています。
ドラえもんが大のネズミ嫌いなのも、この事件がきっかけです。ネコ型ロボットなのにネズミから逃げ回るという愛されポイントは、誕生後のアクシデントから生まれたものでした。
セワシくんとの出会いとのび太のもとへ来た理由
工場で生まれたドラえもんは、やがてのび太の孫の孫にあたるセワシくんの家にやってきます。子守用ロボットとして、セワシくんのお世話をするためです。
セワシくんの家は、のび太が残した借金の影響で貧しい暮らしをしているという設定でした。そこで「ご先祖さまであるのび太の人生を変えれば、未来も良くなるはず」と考え、ドラえもんをタイムマシンで20世紀へ送り込んだのです。
つまり、2112年9月3日にドラえもんが生まれていなければ、のび太との出会いも、あの物語も始まりませんでした。誕生日は、すべての物語の出発点というわけです。
ドラえもんのプロフィールまとめ
誕生日以外の設定もあわせて、ドラえもんのプロフィールを一覧にまとめました。数字の多くが129.3でそろっている点に注目してみてください。
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| 名前 | ドラえもん |
| 誕生日 | 2112年9月3日 |
| 生まれた場所 | 未来の東京・マツシバロボット工場 |
| 種類 | 子守用ネコ型ロボット |
| 身長 | 129.3cm |
| 体重 | 129.3kg |
| 胸囲 | 129.3cm |
| パワー | 129.3馬力 |
| ネズミに驚いて逃げる速さ | 時速129.3km |
| 好きな食べ物 | どら焼き |
| 苦手なもの | ネズミ |
体重129.3kgと聞くと重そうですが、未来のロボットなので足は地面からわずかに浮いており、靴を履かなくても足が汚れないという設定もあります。ネズミに驚いて逃げるときは時速129.3kmと、新幹線並みのスピードが出るのだとか。
大好物のどら焼きにも、誕生にまつわる背景があります。生まれて間もないころに出会ったガールフレンドのネコ型ロボットから、どら焼きをもらったことがきっかけで大好きになったと紹介されています。プロフィールを知れば知るほど、細部まで作り込まれていることがわかりますね。

主要キャラクターの誕生日一覧
ドラえもん以外のキャラクターにも、誕生日の設定があります。公式に広く知られているものを一覧にしました。
| キャラクター | 誕生日 |
|---|---|
| ドラえもん | 2112年9月3日 |
| ドラミ | 2114年12月2日 |
| 野比のび太 | 8月7日 |
| ジャイアン(剛田武) | 6月15日 |
| しずか(源静香) | 5月生まれ(日にちは非公式) |
| スネ夫(骨川スネ夫) | 2月生まれ(日にちは非公式) |
妹のドラミちゃんは、ドラえもんの2年あまり後に生まれた設定です。のび太の誕生日8月7日とジャイアンの誕生日6月15日は、原作やアニメの中でもたびたび登場します。
一方、しずかちゃんとスネ夫については、誕生月(しずかちゃんは5月、スネ夫は2月)は公式イベントなどで紹介されているものの、日にちまではっきりした設定が示されていません。ネット上ではさまざまな日付が紹介されていますが、資料によって食い違うのはこのためです。
また、のび太たちが「何年生まれか」は、連載された時代によって少しずつずれています。連載が50年以上続いているため、いつの時代に読んでものび太が小学生でいられるよう、生まれた年をあえて固定していないのです。誕生日の月日だけが決まっているのは、長寿作品ならではの工夫といえます。
よくある質問
- ドラえもんは今、何歳ですか?
-
現実の2026年を基準にすると、ドラえもんはまだ生まれていません。誕生日の2112年9月3日までは、あと86年あります。作中では、成長したドラえもんがセワシくんの家からタイムマシンでのび太の時代へ送り込まれますが、生まれてから何年後にあたるかは資料によって数え方が分かれており、公式に明言された年数ではありません。
- 誕生日が「2012年」という情報を見たのですが本当ですか?
-
2012年は誤りです。連載のごく初期にはドラえもんが「21世紀から来た」とされていた時期があり、その名残で混同されることがありますが、現在の公式設定は22世紀の2112年9月3日です。
- ドラミちゃんの誕生日はいつですか?
-
ドラミちゃんの誕生日は2114年12月2日です。ドラえもんの妹にあたり、兄より2年あまり後に生まれた設定になっています。
- 9月3日には毎年何か行われますか?
-
毎年9月3日には、公式サイトやSNSでお祝いの発信が行われるほか、記念グッズやイベントなどの企画が実施される年もあります。内容は年によって変わるため、最新情報は公式サイトで確認するのがおすすめです。
- ドラえもんの生みの親は誰ですか?
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漫画家の藤子・F・不二雄先生です。『ドラえもん』は小学館の学年誌で1970年1月号から連載が始まりました。作品としてのドラえもんは2020年に連載開始50周年を迎えており、キャラクターの誕生日である2112年9月3日とは別に、こうした節目の年にも記念企画が行われています。
まとめ
ドラえもんの誕生日は2112年9月3日。誕生日・身長・体重がすべて「129.3」でつながる、遊び心たっぷりの設定でした。
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- ドラえもんの誕生日は西暦2112年9月3日(2026年から86年後)
- 未来の東京にあるロボット工場で生まれた子守用ネコ型ロボット
- 誕生日の「12・9・3」は身長129.3cm・体重129.3kgと共通の数字
- 129.3cmは連載当時の小学4年生女子の平均身長にちなむとされる
- 生まれたときは耳のある黄色いロボットだった
次の9月3日には、どら焼きを食べながらドラえもんの誕生日をお祝いしてみてはいかがでしょうか。未来で生まれるその日を、ひと足先に楽しみに待ちましょう。

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