高校の発表会や体育祭で、司会や影アナとして活躍することになった皆さんへ。
(影アナとは、会場内で音声のみでアナウンスを行う役割を担うスタッフです。)
開演前のアナウンスで、同級生や観客の心をつかむことができれば、イベントの盛り上がりはさらに増すことでしょう。
今回は、思わずクスッと笑ってしまう(かもしれない)開演前アナウンスの面白い例文を集めました。
自分たちのキャラクターや雰囲気にぴったりなテンプレートを見つけてみてください。
さらにこの記事では、開会式から閉会式までそのまま読める場面別の放送原稿テンプレートと、リレーや玉入れなど競技別の実況フレーズ、熱中症予防などの注意アナウンス例文もまとめました。学校名やプログラム名を差し替えるだけで使える形にしてあるので、放送係・実行委員の台本づくりにお役立てください。
【司会・影アナ】高校の発表会で使えるユニークなアナウンス例文
まずは、高校の発表会で活用できる、ユニークで楽しいアナウンスの例をご紹介します。
観客の前での「司会」用と、舞台裏での「影アナ」用、両方の例をお届けします。
笑いを狙うアナウンスは、開演直前の「待ち時間」に流すのが効果的です。会場がざわついている時間帯なら、多少すべっても空気が重くなりません。逆に、来賓あいさつの直後など改まった場面では避けるのが無難です。
【司会】高校の発表会・楽しいアナウンス例文
【影アナ】高校の発表会・楽しいアナウンス例文
影アナは姿が見えないぶん、声のトーンだけで印象が決まります。ジョークを入れる場合も、口調そのものは落ち着いた案内風のまま崩さないのがコツです。真面目な声で軽いことを言う、そのギャップが笑いにつながります。
【アナウンス】高校の体育祭での面白いアナウンス例文
次に、高校の体育祭で使える、元気いっぱいで明るいアナウンスをご紹介します。
体育祭の面白アナウンスは、開会式前の待ち時間や、昼休み明けの午後の部スタートなど、会場のテンションを上げ直したいタイミングで使うと効果的です。競技の合間に挟むと進行のテンポが崩れることがあるので、使いどころを絞りましょう。1日に2〜3回も入れれば十分です。印刷した原稿には、どこで間を取るかの印も書き込んでおくと本番で読みやすくなります。
高校の体育祭・楽しいアナウンス例文
テンプレート自体が面白いかどうかは別として、司会やアナウンスを担当する学生たちが、そのキャラクターや雰囲気で場を盛り上げることを願っています。
【場面別】体育祭の放送原稿テンプレート
体育祭の放送は、場面ごとに求められるトーンが変わります。開会式はきびきびと、競技中は明るく元気に、閉会式は落ち着いて丁寧に。まずは場面ごとの話し方の目安を確認しましょう。
| 場面 | 話し方のトーン | ポイント |
|---|---|---|
| 開会式 | きびきび・丁寧 | 時刻や集合場所を正確に伝える |
| 競技中 | 明るく元気に | 見たままを短い言葉で実況する |
| 昼休み | 落ち着いて | 水分補給と再開時刻を案内する |
| 閉会式 | 丁寧・ゆっくり | 結果発表は正確さを最優先にする |
以下の例文は、〇〇の部分に自分の学校名や団の名前を入れれば、そのまま読み上げられます。
開会式のアナウンス例文
開会式は一日の始まりを告げる放送です。ゆっくり、はっきり読むことを最優先にして、時刻や集合場所などの事実を正確に伝えましょう。
「おはようございます。ただいまより、〇〇高等学校体育祭を開催いたします。選手の皆さんは、入場門にご集合ください。
プログラム一番は選手入場です。各団が元気よく入場しますので、大きな拍手でお迎えください。」
開会式では聞き取りやすさが何より大切です。原稿に「ゆっくり」「間を取る」と赤字でメモを入れておくと、本番で焦らずに読めます。
競技開始前・招集のアナウンス例文
競技前の放送で大事なのは、今の競技と次の競技の案内をセットで流すことです。出場者が移動する時間を確保でき、進行の遅れを防げます。
「プログラム五番、2年生による『大玉転がし』を始めます。出場する選手の皆さんは、第一招集所にお集まりください。
また、次のプログラム六番『クラス対抗リレー』に出場する選手の皆さんは、準備を始めてください。」
招集のアナウンスは同じ文型を繰り返し使うので、テンプレートを1つ作っておけば、あとは競技名と場所を差し替えるだけで一日分の原稿が完成します。
昼休み・午後の部再開のアナウンス例文
昼休みの放送では、再開時刻と休憩中のお願いを伝えます。午前中の盛り上がりをねぎらう一言を添えると、会場の雰囲気が和らぎます。
「午前の部はこれで終了です。ただいまから午後1時まで、昼休みとなります。日陰や教室で休み、水分をこまめに補給してください。
午後の部は、応援合戦からスタートします。開始5分前になりましたら、放送でお知らせします。」
再開直前にもう一度呼びかけの放送を入れると、集合がスムーズになります。「開始5分前です」の予告放送もテンプレートに入れておきましょう。
閉会式・結果発表のアナウンス例文
閉会式の放送は、結果発表の正確さが命です。順位や得点は読み間違えると訂正がききにくいので、発表前に本部の記録係と数字を指差し確認しておきましょう。
「全てのプログラムが終了しました。これより閉会式を行います。選手の皆さんは、本部前にご集合ください。
それでは、結果発表です。本日の総合優勝は……赤団です!おめでとうございます。どの団も最後まで全力を尽くした、素晴らしい体育祭でした。」
勝敗を伝えたあとに、全員の健闘をたたえる一言で締めるのがお約束です。勝った団だけでなく、会場全体が良い気持ちで一日を終えられます。
【競技別】実況アナウンスのフレーズ集
実況の基本は「見たままを短い言葉にする」ことです。うまいことを言おうとするより、目の前の展開をテンポよく言葉にするほうが、会場は確実に盛り上がります。競技別に、そのまま使えるフレーズを紹介します。
実況担当が複数いる場合は、競技ごとに担当を分けて、それぞれが自分の競技のフレーズだけ準備しておくと負担が減ります。マイクの受け渡しのタイミングも、あらかじめ決めておきましょう。
リレー・徒競走の実況フレーズ
リレーは体育祭で一番盛り上がる競技です。スタート・中盤・ゴールの3場面でフレーズを用意しておくと、展開に合わせて迷わず実況できます。
スタート:「各クラスの代表選手が、一斉にスタートしました!第一走者、勢いよく飛び出したのは青団です!」
中盤:「アンカーにバトンが渡りました!赤団と青団、ほぼ同時です!ゴールまで残りわずか、どちらも譲りません!」
ゴール:「ゴール!接戦を制したのは赤団です!走り終えた選手の皆さんに、大きな拍手をお願いします!」
順位の入れ替わりやバトンパスの瞬間など、「動き」があった瞬間に声のトーンを一段上げるのがコツです。選手の名前を呼ぶと一気に盛り上がりますが、名前の読み上げ可否は事前に先生へ確認しておきましょう。
玉入れ・綱引きの実況フレーズ
玉入れと綱引きは、観客も一緒に数えたり掛け声をかけたりできる競技です。会場を巻き込むフレーズを意識しましょう。
玉入れ:「かごを目がけて、どんどん投げ入れてください!……そこまで!それでは、玉の数を数えます。皆さんもご一緒にどうぞ!」
綱引き:「両チーム、綱を持ちました。構えて——、始め!赤団がじりじりと引いています!青団も踏ん張ります、勝負はまだ分かりません!」
「ご一緒にどうぞ!」のような呼びかけを入れると、観客席との一体感が生まれます。カウントや掛け声は、会場全員参加の演出チャンスです。
障害物走などユニーク競技の実況フレーズ
障害物走や借り物競走は、ハプニングそのものが見どころです。予想外の展開を楽しく伝えるフレーズを準備しておきましょう。
「続いては網くぐりです。おっと、ここで先頭が入れ替わりました!何が起こるか分からないのが障害物走です!
転んでも大丈夫、ナイスファイト!会場の皆さん、応援の拍手をお願いします!」
注意したいのは、失敗した選手をからかう方向の実況にしないことです。ユーモアは「選手を持ち上げる方向」に使うのが鉄則。転倒やミスは「ナイスファイト」「まだ分かりません」と前向きな言葉でつなぎましょう。
注意事項・案内放送の例文
盛り上げるだけでなく、安全と運営に関わる案内も放送係の大切な仕事です。こちらは笑いを入れず、落ち着いたトーンで正確に読み上げましょう。
注意事項の放送は「いつ流すか」を事前に決めておくのがポイントです。当日その場で判断しようとすると、競技の進行に気を取られて忘れてしまいます。プログラム表に放送のタイミングを書き込んでおき、担当者の名前も添えておくと抜けがなくなります。読む速さは、盛り上げ用の放送より一段ゆっくりが目安です。
熱中症予防・体調管理の呼びかけ例文
暑い時期の体育祭では、水分補給の呼びかけを定期的に流します。1時間に1回など、あらかじめ放送のタイミングをプログラムに組み込んでおくと忘れません。
「ご来場の皆さまにお願いいたします。本日は気温が高くなっています。こまめな水分補給と、帽子などでの暑さ対策をお願いいたします。
体調がすぐれない場合は無理をせず、お近くの係員または本部までお知らせください。」
体調に関する放送は、あれこれ説明するより「水分を取る」「無理をしない」「係員に知らせる」という行動の呼びかけに絞るのがポイントです。
落とし物・呼び出しのアナウンス例文
落とし物や呼び出しの放送は、体育祭の定番です。特徴と受け取り場所だけを簡潔に伝えます。
「落とし物のお知らせです。青色の水筒をお預かりしています。お心当たりの方は、本部までお越しください。
お呼び出しを申し上げます。〇年〇組の〇〇さん、至急、放送席までお越しください。」
名前を放送で読み上げる際の扱い(フルネームか、名字のみか)は学校ごとにルールが異なります。放送担当になったら、最初に先生へ確認しておくと安心です。
保護者・観覧者向けの案内例文
保護者や地域の方が来場する体育祭では、観覧マナーの案内放送も用意しておきましょう。特に撮影マナーは、近年どの学校でも定番の放送になっています。
「ご来場の皆さまにお願いいたします。写真や動画の撮影は、指定の観覧エリアからお願いいたします。
撮影した写真や動画をSNSなどに公開する際は、ほかのお子さまが写り込まないよう、ご配慮をお願いいたします。」
お願いごとの放送は、命令口調にならないよう「〜をお願いいたします」の形で統一すると、丁寧で聞き心地の良いアナウンスになります。
体育祭を盛り上げるための言葉と会場を活性化するコツ
ここでは、体育祭を盛り上げるための言葉や工夫についてご紹介します。
原稿どおりに読むだけでなく、こうした短い応援フレーズをアドリブで挟めるようになると、放送の雰囲気がぐっと生き生きします。使いやすい言葉をいくつか手元にメモしておき、競技の合間に織り交ぜてみてください。放送席以外の応援席でももちろん使えます。アドリブが苦手な人は、この中から2〜3個だけ選んで練習しておくと安心です。
体育祭を盛り上げるための言葉
「がんばれ!」
競技に挑戦している参加者へエールを送る言葉です。
努力しているメンバーを励まし、勇気づける一言です。
「勝利をつかめ!」
競技に参加しているチームや個人に向けて、勝利を目指す気持ちを高める応援メッセージです。
「素晴らしいチームワークですね!」
チームメンバーが協力し合って力を合わせている姿を称賛する言葉です。
連携を促し、団結力を高めます。
「楽しんでいこう!」
参加者や観客に対して、競技を楽しむことを重視する呼びかけです。
楽しさがメインの体育祭にぴったりのフレーズです。
「素敵な思い出を作ろう!」
体育祭が一生の思い出になることを伝え、参加者や観客に思い出づくりを促す言葉です。
心に残るイベント作りを応援します。
これらのフレーズを使って、参加者や観客のやる気を引き出し、イベントをさらに盛り上げましょう。
体育祭で会場を活性化するためのコツとアイディア
体育祭のアナウンスで会場を盛り上げるためのポイントをご紹介します。
ユーモアと笑いを取り入れる
アナウンスにユーモアや笑いを加えることで、会場の雰囲気を明るくできます。
面白いジョークや軽快な話し方でアナウンスを行い、リラックスした雰囲気を作りましょう。
エネルギッシュな声と表現
力強いトーンやエネルギッシュな言葉を使って、発表や競技への意気込みを伝えます。
元気な声や熱い掛け声で会場を盛り上げ、活気を与えましょう。
参加者への応援と称賛
発表や競技中に、参加者を積極的に応援し、称賛の言葉をかけましょう。
良い演技や努力を見逃さず、大きな拍手や歓声で応援することで、参加者の自信を高めます。
情熱と感動の共有
参加者や観客と共に情熱や感動を分かち合いましょう。
熱いコメントや励ましの言葉で感動を引き出し、共感を生むことができます。
会場の雰囲気を盛り上げる音楽の活用
音楽は会場の雰囲気を高める重要な要素です。
適切なタイミングで音楽を流すことで、競技の盛り上げや一体感を演出できます。
参加者とのコミュニケーション
アナウンスで参加者とのコミュニケーションを大切にしましょう。
名前や出身校の紹介、エピソードの共有などで関心を引き、親近感を深めることができます。
タイムリーな情報の提供
アナウンスでは、スケジュール変更やイベントの進行状況など、重要な情報をタイムリーに伝えることが求められます。
正確かつ迅速な情報提供を心掛けましょう。
なお、体育祭のスローガンづくりから関わる実行委員・生徒会の方は、こちらの記事も参考になります。

よくある質問
- 体育祭の放送原稿は敬語で書くべきですか?
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案内放送(開会式・招集・注意事項)は「です・ます」の丁寧語が基本です。一方、競技中の実況は勢いを優先してよく、「ゴール!」「まだ分かりません!」のような体言止めや短いフレーズも使えます。保護者向けの案内は、その中でも特に丁寧な言葉づかいを心掛けましょう。
- アナウンスで噛んでしまったときはどうすればいいですか?
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落ち着いて「失礼しました」と一言添えて、言い直せば大丈夫です。会場は思っているほど気にしません。予防策としては、原稿を事前に声に出して読み、読みにくい言葉を平易な表現に差し替えておくのが効果的です。
- 実況を面白くするコツはありますか?
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見たままの展開を短い言葉でテンポよく伝えることが土台です。そのうえで、ユーモアは選手を持ち上げる方向に使いましょう。転倒やミスをからかう実況は厳禁です。競技のルールと見どころを事前にメモしておくと、コメントに困りません。
- 放送原稿は事前に先生へ見せるべきですか?
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見せておくのが安心です。特に、個人名の読み上げ・順位や結果の発表・ジョークの内容は、学校の方針やトラブル防止に関わるため、事前に担当の先生と共有しておきましょう。当日の変更にも対応しやすくなります。
まとめ
体育祭や発表会でのアナウンスや会場を盛り上げるための言葉、コツについてご紹介しました。
司会や影アナとして、ユーモアやエネルギッシュなトーンを活用しながら、タイムリーな情報提供も心掛けましょう。
参加者や観客との一体感を高めるためには、応援やコール&レスポンスの活用、参加者の特徴やエピソードの紹介が効果的です。
場面別の放送原稿テンプレートと競技別の実況フレーズは、学校名やプログラム名を差し替えるだけでそのまま使えます。自分の学校らしい一言を足して、放送席から体育祭を盛り上げてください。
アナウンスを通じて、素晴らしい思い出に残るイベントを作り上げてください!
体育祭・運動会の準備に役立つ関連記事もあわせてどうぞ。




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