スマホで簡単!マイナンバーカード写真のNG例とおすすめアプリ紹介

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あなたはすでにマイナンバーカードをお持ちですか?

現在、人口の約半数がマイナンバーカードを所持している状況です。

総務省:マイナンバーカード交付状況について

予想以上に多くの方が所持しているんですね!

「マイナンバーカードの申請はスマホで簡単にできる」とよく耳にしますよね。

しかし、申請が通らなかった…なんてこともあるのです。

その主な原因のひとつが「写真」なんです!

申請内容に不備があると、再度手続きをする必要があり、時間と手間がかかってしまいます。

この記事では、マイナンバーカードの申請時に写真で失敗しないための撮影注意点を紹介します。

特に手軽だけど失敗例が多い「スマホ撮影」に焦点を当てて説明します!

目次

マイナンバーカードの写真が通らなかった!? 原因は?

マイナンバーカードは、本人確認や様々な行政サービスを受けられる便利なICカードです。

そんなマイナンバーカードの有効期間は、20歳以上の場合、発行日から10回目の誕生日までです。

つまり、マイナンバーカードは10年間更新できないのです。

次の更新まで10年…なんとしてもきれいな写真で申請したいですよね!

申請方法は以下の4つがあります。

  • スマホ
  • パソコン
  • 証明写真機
  • 郵送

多くの人が所持しているスマホでの申請は便利ですよね!

さらに、スマホでの撮影は何度でも撮り直すことができます。

何度も撮り直して、やっと満足のいく一枚が撮れた!と思っても、申請時に提出する写真に不備があり、通らなかった…なんてこともあります。

この章では、写真が通らなかった理由について解説します。

【NG例1】写真の規格

適切な規格については、以下のリンクをご覧ください。

顔写真のチェックポイント

規定が意外に厳しいかもしれませんね。

「通らなかった」となる方が多くなりそうです。

思い返してみると、アルバイトや就職活動の履歴書用写真も、証明写真機で撮影する際にイスの高さや写真の切り取り部分の調整などがガイドされていました。

スマホで撮影する場合、自分で規格に合うように調整する必要があります!

【NG例2】過度な加工

申請が通らない原因となり得る項目です!

「加工ってOKなの!?」と思う方もいるかもしれませんが、OKな例としては、肌を明るく見せる(ニキビやシミ隠しなど)があります。

これは証明写真機の「美肌モード」のようなイメージでしょうか?

NGな加工は、「デカ目」や「小顔効果」です。

マイナンバーカードは公的書類なので、本人と確認できないレベルの加工は避けましょう。

【NG例3】メガネやヘアスタイル

メガネのNG例を3つご紹介します。

  • 照明がメガネに反射している
  • フレームが非常に太く、目や顔を覆う面積が大きい
  • メガネのフレームが目にかかっている

私も運転免許証の写真撮影で、「メガネを外してください」と言われた経験があります。

続いて、ヘアスタイルのNG例を2つご紹介します。

  • 前髪が長すぎて目元が見えない
  • 顔の輪郭が隠れる

前髪が眉毛にかかってはダメというパスポートの規制よりは緩やかですね♪

【NG例4】背景

背景に関しては、背景に柄があったり、他の人物が写っている場合がNGです。

本人だとわかる情報だけを写真に収める必要があります。

背景の色の規定はありませんが、以下の色が一般的な無背景です。

  • 薄いグレー
  • 薄いブルー(水色)

また、グラデーションの背景は無背景ではないため避けましょう!

【NG例5】影

背景に影があると「無背景」の条件を満たせず、顔に影がある場合も人物を特定しづらくなるためNGです。

ちなみに、パスポートの写真では、つけまつげやまつエクの影が映り込むこともNGとされています。

光の調整は難しい部分ですが、注意が必要なポイントです!

マイナンバーカードの写真やスマホ撮影のポイント!

マイナンバーカードの写真には、多くの決まりがあることがお分かりいただけたかと思います。

結局、スマホでマイナンバーカード用の写真を撮るにはどうすれば良いのでしょうか?

この章では、スマホで撮影する際のポイントを詳しく解説します。

ポイント1: 撮影環境の整備

まず、影を作らず明るく見せる撮影環境について説明します。

影を作らないためには、壁から1メートル程度離れて撮影しましょう。

壁に近いと影ができてしまい、背景に影が映り込んでしまいます。

適切な背景色の壁がない場合は、白の模造紙や布を使って背景を作成してください。

次に光源についてです。

光源が真上にあると影が真下に落ち、背景に影が映りません。

ただし、光源が強すぎると目元や鼻の下に影ができてしまうことがあります。

その場合、レフ板を使用すると良いでしょう。

レフ板がない場合は、厚手の白い紙(A3サイズ程度)で代用できます。

また、自然光が入る部屋では、前方から光が入るようにすると顔色が明るく見えます。

ポイント2: 撮影の協力を得る

一人で撮影する場合、スマホを三脚に立てる必要がありますが、位置の調整やタイマーの設定が面倒です。

そこで、友人や恋人に撮影を手伝ってもらいましょう。

スマホで手軽に撮影できるなら、撮影時間も短縮したいですよね。

また、適度な加工についてもチェックしてもらうことをお勧めします。

自分で加工していると、手が止まらなくなり、気づけば全く違う顔になってしまうこともあります。

これでは、申請が通らない可能性が高まります。

適度な加工範囲かどうか、第三者にも確認してもらいましょう。

ポイント3: ナチュラルメイクと服装

メイクに関する明確な規定はありませんが、過度な加工がNGだったように、変わりすぎるメイクも避けるべきです。

そして…次回の更新は10年後です。

現在のトレンドメイクをしても、数年後には流行が変わる可能性があります。

長期間使用を考慮すると、時代を超えて通用するナチュラルメイクが最適です。

ちなみに、証明写真機での撮影では、ナチュラルメイクがすっぴんに見えることがあります!

フラッシュの影響で色が薄く映るためです。

私も就職活動用の証明写真を撮ったとき、「すっぴんみたい!」と感じました。

服装にも特別な決まりはありませんが、公的書類なので派手すぎる格好は避けた方が良いでしょう。

また、パスポートでは輪郭を隠すタートルネックの着用がNGですが、総務省のHPには記載がないものの、同様に避けた方が無難かもしれません。

アクセサリーは大振りなものを避け、シンプルなピアスやイヤリングがおすすめです。

パーソナルカラーや骨格に合った服装やアクセサリーを選ぶと、写真の仕上がりがさらに良くなります。

ポイント4: アプリを使う

写真撮影をサポートするアプリも活用しましょう。

アプリは、美肌補正やクマ消し、背景色の変更など、様々な用途に応じて使い分けられます。

  • マイナンバーカードの規格に合ったサイズを指定できるアプリや、頭頂部と顎ラインのガイドがあるアプリが特に便利です。
  • 背景を準備できない場合でも、アプリで背景を調整することが可能です。

次の章では、マイナンバーカードの写真撮影に役立つおすすめアプリを紹介します。

マイナンバーカードの写真におすすめのアプリ3選!

今回は、人気の高いアプリ【履歴書カメラ】、【美肌証明写真】、そして背景変更が可能な【PhotoRoom】をご紹介します。

おすすめ1: 履歴書カメラ

このアプリは、簡単な操作で利用しやすく、履歴書用の写真を撮影するためのアプリです。

  • サイズは3種類:
    • 3.0cm×4.0cm(履歴書、TOEIC)
    • 2.4cm×3.0cm(運転免許証)
    • 3.5cm×4.5cm(マイナンバーカード、住基カード)
  • 肌補正機能: 清潔感、健康的、華やかの3種類をレバーで調整可能
  • クマ消し機能: 0~100の範囲で調整可能
  • ガイドライン付きカメラ: 頭の頂点、あごのライン、中央線でガイド

サイズは、3.5cm×4.5cmを選びましょう。

一般的な3.0cm×4.0cmのサイズもあるので、アルバイトやパートの面接用にも使えます。

肌補正機能はワンタッチで、肌だけでなく写真全体を明るくしてくれる優れものです。

過度な加工を避けることができるので安心です。

クマ消し機能も付いています。

私の場合、クマがないため大きな変化は見られませんでしたが、効果は確かです。

ガイドライン機能は特に便利で、必要な規格に沿ってガイドしてくれるので、一人でもスムーズに撮影できます。

外カメラにしてもガイドラインが表示されるため、他の人に撮影を手伝ってもらうときも簡単です。

普段カメラの明るさ調整をしない方や、簡単な操作で撮影したい方には【履歴書カメラ】が特におすすめです。

おすすめ2: 美肌証明写真

こちらのアプリは、美肌加工が得意な証明写真用アプリです。

  • サイズが豊富: 必要な「3.5cm×4.5cm」だけでなく、カスタムサイズも対応
  • 肌補正機能: 美肌、彩度、明るさの3種類をレバーで調整可能
  • 顔位置の調整機能:
    • 撮影時のガイドライン
    • 選択後の写真の顔位置調整可能

サイズは、美容師、一級建築士、自動車整備士、実用英語検定など、多岐にわたる資格に対応しています。

資格に応じてサイズが異なるとは驚きです。

肌補正機能は、このアプリの大きな特徴です。

美肌、彩度、明るさの3種類をそれぞれ調整できますが、全てMAXにすると、色が飛んでしまうほど明るくなります。

そのため、適度に調整し、第三者にチェックしてもらうと安心です。

顔位置の調整機能もあり、【履歴書カメラ】と異なる点は、選択した写真の位置調整ができることです。

証明写真機で何回か撮影し、最終的に選んだ1枚の写真を縦横・左右に調整するイメージです。

中心がずれてしまったときでも、撮り直さずに位置調整ができます。

このアプリを使用した際、少し暗い部屋で内カメラで撮影しましたが、フラッシュが自動で作動し、画面が真っ白になりレフ板の代わりをしてくれました。

暗い部屋でも非常に明るく撮影できる優れものです。

カメラの明るさ調整などの操作に慣れている方や、履歴書用の写真としても使いたい方には【美肌証明写真】がおすすめです。

おすすめ③: PhotoRoom

無背景を準備できない方には、このアプリが最適です。

背景変更が可能で、自動的に人物を認識し、背景を好きな色に変更できます。

自動認識機能は非常に便利です!

また、マイナンバーカードの写真規格「3.5cm×4.5cm」に対応したテンプレートもあり、使いやすいです。

ただし、右下に「PhotoRoom」のロゴが入ります。

このロゴを消すにはプロアカウントが必要です。

料金は月額1,050円または年額3,900円ですが、1週間の無料トライアルがあります。

マイナンバーカードの写真だけに使うなら、この無料期間内に利用するのがおすすめです。

無料期間終了前に忘れずに解約手続きをしましょう。

アカウント作成が面倒だったり、解約を忘れるのが心配な場合は、無背景を用意する方が無難です。

他のアプリで白背景にするものを持っているなら、それを使っても問題ありません。

その際、規定の写真サイズ(3.5cm×4.5cm)を守るようにしましょう。

まとめ

  • マイナンバーカードの写真撮影はスマホで簡単にできる。
  • マイナンバーカードの写真には規定があり、NG例が多い。
  • 自宅での撮影には、撮影環境を整えることが重要。
  • マイナンバーカードの写真撮影にはスマホのアプリを使おう。
  • 【履歴書カメラ】は、ワンタッチで肌補正ができ、操作が簡単。
  • 【美肌証明写真】は、肌補正機能と写真サイズが豊富。
  • 【PhotoRoom】は、無背景に変更する際に便利。

いかがでしたでしょうか?

マイナンバーカードの更新期間は10年と非常に長いです。

これからマイナンバーカードの利用が増えるので、まだ持っていない方は、手軽にアプリで写真を撮ってみましょう!

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