「卒業文集の作成方法が全然わからない…」とお悩みですか?
この記事では、小学校、中学校、高校それぞれの段階に応じた卒業文集の作成方法やコツを詳しく解説します。
具体的な文例もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
それでは、早速始めましょう。
【小学生向け】卒業文集の書き方とポイント・具体例【小学校】
まずは、小学生が初めて卒業文集を書く際のポイントを紹介します。
小学校の卒業文集では、6年間の思い出や将来の夢に触れながら、国語の授業で学んだ漢字を上手に使うことが重要です。
よく取り上げられるテーマは以下の通りです。
- 「思い出」
- 「将来の夢」
思い出に登場する人物(友達や先生)を含めることで、より具体的で感情豊かな作文が作れます。
【思い出】
具体的なタイトル例と書き出しのサンプルを見ていきましょう。
思い出のタイトル例
- 私(僕)と〇〇(〇〇には友達の名前や学校の名前を入れましょう)
- さよなら、ランドセル
- 1から6年へ
- 運動会(思い出に残る学校行事名)
シンプルながらも感情が伝わるタイトルが作れます。
思い出の書き出し例
- 私(僕)には〇〇という友達がいます。初めて友達になったのは〇〇の時でした。
- 私(僕)は6年間、多くの思い出を作りました。その中で最も心に残っているのは〇〇です。
- もうすぐ私(僕)は小学校を卒業します。一年生の頃を思い出すと、…
ぴったりな表現は見つかりましたか?
【将来の夢】
将来の夢に関する具体例をご紹介します。
将来の夢のタイトル例
- 未来の私(僕)へ
- 私(僕)の人生計画
- 私(僕)、〇〇になります。(〇〇には将来の職業を入れましょう)
- 私(僕)の宣言
将来の夢の書き出し例
- 未来の私(僕)は何をしているでしょうか?私(僕)は小学校を卒業します。今の夢は〇〇になることです。
- 小学校を卒業したら、〇〇中学校に進学します。中学校では頑張りたいことがあります。それは…
- 私(僕)は将来、〇〇になります。〇〇という仕事について説明すると、私(僕)がこの職業を選んだ理由は…
- 宣言します。私(僕)は将来、〇〇になります。その夢を実現するために、まず〇〇中学校に入学します。
以上が小学生向けの例です。
少しカッコよすぎるかもしれませんが、小学校の最後なので、少し背伸びしてみるのも良いかもしれませんね!
【中学生向け】卒業文集の作成方法とポイント・具体例【中学校】
中学校の卒業文集では、語彙力の向上に伴い、表現力が一段と求められます。
少しの工夫で、より印象的な文章を作成することができますよ!
よく取り上げられるテーマは以下の通りです。
- 「部活動」
- 「修学旅行」
- 「将来の夢」
具体的な例を見てみましょう。
部活動
部活動に関するタイトルと書き出しのサンプルをご紹介します。
【部活動】タイトル例
- 全力を尽くしたグラウンド
- コートとの別れ
- 〇〇年〇〇月の〇〇大会
- 一生の友
- 〇〇を置いた日(使用していた道具名を入れる)
シンプルながらも感情が伝わるタイトルが作れます。
【部活動】書き出し例
- 私は3年間、グラウンド(コート)を駆け抜けました。
- 〇〇部に所属し、毎日練習に励みました…
- 〇〇年〇〇月、〇〇大会が私の最後の大会でした。この大会でメンバーに選ばれるために…
- 〇〇部で、一生の友を得ました。一年生の時、部活動に参加した初めの頃は…
- 〇〇年〇〇月、ラケットをコートに置いた時、長いようで短かったテニス部の生活に幕を閉じました。
書き出しのポイントは、以下の要素を含めると良いでしょう。
- 具体的な日付
- 部活動の名前
- 大会名
- 活動内容
これらを盛り込むことで、後から見返したときに記憶が鮮明に蘇ります。
その後に、以下の内容を追加するとさらに充実した文章になります。
- 最も印象に残った出来事
- 辛かったこと
- 先生への感謝の気持ち
- 将来に生かしたいこと
修学旅行
修学旅行に関するタイトルと書き出しの例をご紹介します。
【修学旅行】タイトル例
- 初めての飛行機体験
- 暑い沖縄での三日間
- 初めての雪体験
【修学旅行】書き出し例
- 私が初めて飛行機に乗ったのは、〇年〇月〇日の〇〇行きの便でした。
- 中学校で最も印象に残った出来事は修学旅行です。私たちの学校では、2泊3日で〇〇と〇〇を訪れました…
その後に、以下の内容を続けるとさらに完璧な文章になります。
- 最も記憶に残る出来事
- 叱られたこと(もしあれば)
- 初めて経験したこと
【高校生向け】卒業文集の作成方法とポイント・具体例【注意点も】
高校の卒業文集は、学生生活の集大成として非常に重要な役割を果たします。
この時期には、中学校の頃よりもさらに高度な表現力が求められます。
作成に際して気を付けるべきポイントはただ一つ、それは将来振り返って恥ずかしくなるような内容や、捨てたくなるような黒歴史を作らないことです。
「ノリ」や「勢い」だけで書いてしまうと、後々後悔する可能性がありますので、慎重に進めましょう。
卒業文集で取り上げられる主要なテーマとしては、以下のようなものがあります。
- 「思い出」
- 「将来の夢」
- 「部活動」
部活動については、中学校と似たようなアプローチになるため、高校生向けには「思い出」と「将来の夢」に焦点を当てた具体例をご紹介します。
【思い出】
ここでは、高校生向けの思い出に関するタイトルと書き出しのサンプルを見ていきましょう。
【思い出】タイトル例
- 〇〇高校での貴重な約1000日
- 私の青春、最高のひととき
- 一生忘れられない3年間
【思い出】書き出し例
- 〇〇高校に入学してから、あっという間に3年が経過しようとしています。
- 学校の制服を初めて着た日のことが、まるで昨日のことのように感じます。
- 〇〇高校での3年間には、一生心に残る思い出がたくさんできました。
将来の夢
次に、将来の夢に関するタイトルと書き出しの例をご紹介します。
【将来の夢】タイトル例
- 将来の〇〇へ(自分の名前を入れる)
- 私の夢
- 未来の私
【将来の夢】書き出し例
- 未来の私はどのような状況にいるのでしょうか?高校を卒業する私の夢は〇〇です。この夢に向かって、日々努力していますか?
- 私の夢は〇〇です。この夢を持つようになったのは、ある先生との出会いがきっかけでした。
- 私の未来はどうなるのか。現在、〇〇大学に進学し、〇〇を学びたいと考えています。
将来の夢を書く際には、以下の要素を具体的に含めると良いでしょう。
- 夢の具体的な説明
- その夢を持つようになった理由
- 夢を実現するために必要なこと
段階を踏んで書くことで、より実現可能な内容になります。
また、タイトルに漢字一文字を使うのも良いアイデアです。
影響を受けた音楽や映画からインスパイアを受けてタイトルを考えるのもおすすめです。
まとめ
今回は、卒業文集の作成方法とコツ・具体例について、小・中・高校の3つの段階で解説しました。
テーマについては特に指定がない場合、自分の自由に書くことができます。
また、最後にはお世話になった先生や友達への感謝の気持ちを表すと、一層素敵な文章になります。
感謝の表現は、多すぎず少なすぎず、適度なバランスで書くのがポイントです。
あなたの卒業文集が、思い出に満ちた素晴らしい作品になることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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