ワセリンの落とし方|服のシミ・黒ずみも顔のベタつきもスッキリ解消する方法

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ワセリンの落とし方|服のシミ・黒ずみも顔のベタつきもスッキリ解消する方法

乾燥対策や肌荒れ防止に大活躍のワセリン。赤ちゃんから大人まで幅広く使える心強いアイテムですよね。でも、こんな経験はありませんか?

「洗濯したはずなのに、なんだか黒っぽいシミが残ってる…」
「顔に塗ったあと、いつまでもベタベタして気持ち悪い…」

実はこれ、ワセリンを使っている人にとっては”あるある”なお悩みなんです。普通に洗濯しただけでは落ちてくれないのがワセリンの厄介なところ。でも安心してください。ワセリンの性質をちゃんと理解すれば、特別な道具がなくても家にあるものでスッキリ落とせます。

この記事では、衣類についたワセリンのシミや黒ずみの落とし方から、顔のベタつき解消法、さらにはヴァセリンリップなど似た成分への応用まで、「ワセリンの落とし方」を徹底的に解説していきます。

※この記事は一般的なワセリンの洗浄方法を紹介するものです。肌に異常を感じた場合は、専門医にご相談ください。

目次

【衣類編】ワセリンのシミ・黒ずみを家庭で落とす方法

体に塗ったワセリンがパジャマや下着、タオルについてしまう…これが一番多いお悩みではないでしょうか。ここでは、家庭でできるワセリンのシミ抜き方法を詳しく解説します。ポイントを押さえれば、意外とキレイに落とせますよ。

まず確認!やってしまいがちなNG行動

シミ抜きに取りかかる前に、絶対に避けてほしいことが2つあります。良かれと思ってやりがちな行動が、実は汚れを悪化させてしまうことがあるんです。

NG行動その1:いきなり他の衣類と一緒に洗濯機へ

「とりあえず洗濯すれば落ちるでしょ」と思って、他の衣類と一緒に洗濯機に放り込んでいませんか?これ、実はかなり危険な行動です。

洗濯機の中でワセリンの油分が水に溶け出すと、その油分が他のきれいな衣類にまで付着してしまいます。1枚の汚れを落とそうとして、結果的に洗濯物全体がベタついてしまった…なんて悲劇も起こりえます。さらに、洗濯槽自体が油でコーティングされてしまうこともあるので、面倒でも必ず「単独での前処理」を行いましょう。

NG行動その2:汚れがついたまま乾燥機にかける

これは本当に要注意です。ワセリンがついた衣類を乾燥機にかけてしまうと、高温の熱でワセリンが溶け、繊維の奥深くまで染み込んでしまいます。こうなると、プロのクリーニング店でも落とすのが難しい頑固なシミに変化してしまうことも。乾燥機は、ワセリンをしっかり落としてから使うようにしてください。

落とす前にやっておきたい「色落ちテスト」

シミ抜きを始める前に、ぜひやっておいてほしいのが「色落ちテスト」です。特に色柄物や、初めて洗う衣類の場合は必須と言ってもいいでしょう。

やり方はとてもシンプルです。使用する洗剤やクレンジングオイルを、衣類の目立たない部分(裏側の縫い代や裾の内側など)に少量つけて、5分ほど放置します。その後、白いタオルやティッシュで軽く押さえてみてください。

タオルに色が移っていなければOK。安心してシミ抜きに進めます。もし色が移ってしまった場合は、その洗剤の使用は避けて、別の方法を試すか、クリーニング店に相談するのが賢明です。たった5分のひと手間で、大切な衣類を守れますよ。

基本の落とし方を4ステップで解説

それでは、具体的なシミ抜きの手順を見ていきましょう。この4ステップを順番に行えば、ほとんどのワセリン汚れに対応できます。

ステップ1:固形のワセリンを物理的に取り除く

ワセリンがベッタリと塊で付着している場合は、まず目に見える分を取り除きます。ヘラやバターナイフ、使わなくなったポイントカードなど、平らで硬いものを使って優しく削ぎ落としましょう。

このとき注意してほしいのは、生地を傷めないこと。ゴシゴシ擦るのではなく、表面を撫でるようにして、ワセリンだけをすくい取るイメージで行ってください。このひと手間があるかないかで、後の作業効率がかなり変わってきます。

ステップ2:洗剤で油分を溶かし出す(部分洗い)

次に、繊維に染み込んだ油分を溶かしていきます。ここで使うのは、食器用の中性洗剤か、メイク落とし用のクレンジングオイル。どちらもキッチンや洗面台にあることが多いので、わざわざ買いに行く必要がないのも嬉しいポイントです。

まず、ワセリンのシミがある部分に、洗剤またはクレンジングオイルを直接塗布します。このとき、生地は乾いた状態にしておくのがコツ。水で濡れていると、油分と洗剤がうまくなじまないことがあります。

洗剤を塗ったら、指の腹や使い古しの歯ブラシで優しくトントンと叩くようにして、洗剤と油分をなじませていきます。ゴシゴシ擦ると生地が傷むので、あくまでも「叩く」「押す」動作を心がけてください。

油分が洗剤となじんで浮き上がってきたら、40度以上のぬるま湯でその部分を丁寧にすすぎます。お湯を使うことで、油分がより落ちやすくなります。

ステップ3:お湯と洗剤で「つけ置き洗い」

部分洗いが終わったら、次は衣類全体をつけ置きして、目に見えない油分もしっかり分解していきましょう。

洗面器やバケツに40度から60度くらいのお湯をためます。お湯の温度が高いほどワセリンは溶けやすくなりますが、衣類の洗濯表示を必ず確認して、上限温度を超えないように気をつけてください。

お湯の中に洗濯用洗剤を規定量入れて、よくかき混ぜて溶かします。粉末洗剤のほうが油汚れには効果的と言われていますが、液体洗剤でも問題ありません。

衣類を投入して全体がお湯に浸かるようにしたら、そのまま30分から1時間ほど放置します。時間を置くことで、繊維の奥に残った油分もじわじわと分解されていきます。つけ置きが終わったら、軽くすすいで汚れたお湯を捨てましょう。

ステップ4:洗濯機で仕上げ洗い

ここまでの前処理が完了したら、いよいよ洗濯機の出番です。ただし、念のため他の衣類とは分けて、単独で洗うのがおすすめ。万が一まだ油分が残っていた場合のリスクを避けられます。

通常の洗濯コースで洗い、脱水まで終わったら、風通しの良い場所で干して完了です。乾いた後にシミが残っていないか確認して、もし気になる部分があれば、ステップ2から繰り返してみてください。

ワセリンが付きやすい素材を知っておこう

実は、衣類の素材によってワセリンの付きやすさや落としやすさが変わってきます。あらかじめ知っておくと、対策が立てやすくなりますよ。

特にワセリンが付きやすく、落としにくいのがポリエステルやナイロンなどの化学繊維です。これらの素材は繊維自体が油となじみやすい性質を持っているため、一度付着すると繊維の中に入り込みやすく、落とすのに手間がかかります。

一方、綿や麻などの天然繊維は比較的落としやすい素材です。高温のお湯にも耐えられるものが多いので、つけ置き洗いや、後述する「煮洗い」などの方法も使えます。

ウールやシルクなどのデリケート素材は、そもそも高温や強い洗剤が使えないため、扱いに注意が必要です。無理に落とそうとして生地を傷めてしまうより、早めにクリーニング店に相談するのが賢い選択かもしれません。

素材・状況別の応用テクニック

基本の4ステップでは落ちきらない頑固な汚れや、特定の素材に合わせた応用テクニックもご紹介します。状況に応じて使い分けてみてください。

セスキ炭酸ソーダを使う方法(ナチュラルクリーニング派に)

環境に優しい掃除アイテムとして人気のセスキ炭酸ソーダも、実は油汚れに効果を発揮します。肌への刺激も比較的穏やかなので、赤ちゃんの衣類などにも使いやすいですね。

使い方は、40度から50度のお湯1リットルに対して、セスキ炭酸ソーダを大さじ1杯溶かします。この液に衣類を数時間つけ置きしてから、通常通り洗濯機で洗うだけ。手軽に試せる方法です。

ただし注意点が2つあります。まず、アルミ製の洗面器は使わないでください。セスキ炭酸ソーダとアルミが反応して、容器が黒ずんでしまいます。また、ウールやシルクなどの動物性繊維には使用できません。繊維を傷めてしまう可能性があるため、綿や麻、化学繊維の衣類に使うようにしましょう。

煮洗いする方法(丈夫な布・頑固な汚れ用)

タオルや白い綿の下着など、丈夫で色落ちの心配がない素材についた頑固な汚れには、最終手段として「煮洗い」という方法があります。高温で油分を溶かし出すので、かなり効果的です。

ステンレスかホーローの大きな鍋に水を入れ、洗濯洗剤を加えます。必要であれば酸素系漂白剤も一緒に入れてOK。衣類を入れて火にかけ、沸騰直前まで温度を上げたら火を止めて、そのまま数時間放置します。

取り出すときはやけどに十分注意してください。お湯が冷めてから取り出し、洗濯機で軽くすすぎ洗いをすれば完了です。

この方法は生地への負担が大きいため、使える素材が限られます。綿や麻の白物衣類専用と考えてください。色柄物や化学繊維、デリケート素材には絶対に使わないでくださいね。

酸素系漂白剤をプラスする方法

基本の洗い方にひと工夫加えたいときは、酸素系漂白剤を使ってみましょう。塩素系と違って色柄物にも使えるタイプが多く、油汚れの分解を助けてくれます。

つけ置き洗いのときに、洗濯洗剤と一緒に酸素系漂白剤を規定量加えるだけでOK。お湯の温度は40度から50度くらいが、漂白剤の効果を最大限に発揮できる温度帯です。

時間が経って黒ずんでしまったシミにも、この方法である程度対応できます。一度で落ちなくても、根気強く繰り返すことで徐々に薄くなっていくことが多いですよ。

【顔・肌編】ワセリンのベタつきを解消するスキンケア術

顔に塗ったワセリンは、肌の水分蒸発を防ぐ「蓋」の役割を果たしてくれます。実は衣類の汚れと違って、顔のワセリンは必ずしも完全に落とす必要はないんです。

ワセリンが肌に残っていても大丈夫な理由

「落とさなくて本当にいいの?」と不安になるかもしれませんが、ワセリンはとても安定した成分で、酸化したり変質したりしにくい性質を持っています。また、分子が大きいので肌の角質層の奥深くに浸透することもありません。

つまり、肌の表面に残っていても、それ自体が肌トラブルを引き起こす心配は少ないということ。むしろ、無理にゴシゴシ落とそうとするほうが、肌に負担をかけてしまうこともあります。

とはいえ、ベタつきが不快だったり、メイクのノリが悪くなったり、枕やシーツに付くのが気になったりすることもありますよね。そんなときは、以下の方法で優しくオフしましょう。

ベタつきが気になるときの3つの対処法

対処法1:ティッシュで優しく押さえる

最も手軽で肌への負担が少ない方法です。ティッシュペーパーを1枚、顔の上に広げて、両手で優しくハンドプレスするように押さえます。

ポイントは、決して擦らないこと。余分な油分をティッシュに吸着させるイメージで、じんわりと押さえるだけで十分です。これだけでも表面のベタつきはかなり軽減されますよ。寝る前のスキンケア後や、日中のテカリが気になるときにも使えるテクニックです。

対処法2:蒸しタオルで温めて拭き取る

もう少ししっかり落としたいときは、蒸しタオルを使う方法がおすすめです。温めることで毛穴が開き、肌が柔らかくなるので、ワセリンも落としやすくなります。

清潔なタオルを水で濡らして軽く絞り、電子レンジで30秒から1分ほど加熱します。取り出すときはやけどに気をつけてくださいね。顔全体を蒸しタオルで覆い、10秒から20秒ほど温めてから、タオルで優しく押さえるようにしてワセリンを拭き取ります。

この方法はリラックス効果も期待できるので、夜のスキンケアタイムにぴったり。蒸しタオルの心地よさで、一日の疲れも和らぎます。

対処法3:オイルでなじませて落とす

「油汚れは油で制す」という原則を利用した方法です。ワセリンも油の一種なので、よりサラッとした感触のオイルでなじませることで、緩めて落としやすくなります。

使うオイルは、普段お使いの肌に合うものであれば何でもOK。ホホバオイル、スクワランオイル、ベビーオイルなどが使いやすいでしょう。

乾いた手のひらに適量のオイルを取り、ベタつきが気になる部分にクルクルと円を描くように優しくなじませます。指の滑りが軽くなってきたら、オイルがワセリンを溶かし始めた合図。ティッシュで軽く押さえるか、ぬるま湯で洗い流してください。その後、必要であればよく泡立てた洗顔料で優しく洗顔すれば完了です。

なぜワセリンはこんなに落ちにくいの?2つの科学的な理由

ここまで落とし方を解説してきましたが、そもそもなぜワセリンはこんなに落ちにくいのでしょうか?その理由を知っておくと、対策の理屈がわかって納得しやすくなります。

理由1:水を弾く「油性」の性質

ワセリンの主成分は、石油を精製して作られる「炭化水素」という物質です。これは典型的な「油」の仲間で、水と混ざり合わない「疎水性(そすいせい)」という性質を持っています。

簡単に言うと、油と水は仲が悪いということ。水洗いだけではワセリンの油分が水を弾いてしまい、汚れの表面を水が滑り落ちていくだけで、繊維の奥に入り込んだ油分を洗い流すことができません。

さらに厄介なのは、この油分が空気中のホコリや皮脂汚れを吸着しやすいこと。時間が経つと酸化して、黄ばみや黒ずみの原因にもなってしまいます。

理由2:常温の水では溶けない「融点」の高さ

ワセリンが溶け始める温度(融点といいます)は、製品にもよりますが約40度から60度と比較的高めです。一般的な洗濯で使う水道水や、ぬるま湯程度では、ワセリンは固形に近い状態を保ったまま。これでは洗剤の効果を十分に発揮させることができません。

だから、ワセリンを落とすには「油を溶かす性質のもの」と「高い温度」をうまく利用することがポイントになるわけです。この記事で紹介している方法が効果的な理由も、ここにあります。

ヴァセリンリップなど類似成分への応用

ここまでワセリンの落とし方を解説してきましたが、似たような成分でできた製品にも同じ方法が応用できます。代表的なものをいくつか紹介しますね。

ヴァセリンリップ(リップクリーム)

ヴァセリンブランドのリップクリームは、主成分がワセリンそのものです。唇に塗ったリップが襟元についてしまった、ポケットに入れたまま洗濯してしまった…なんてときも、この記事で紹介した方法で対応できます。

ただし、リップクリームには色素や香料が含まれているものもあるので、色付きタイプの場合は色素のシミにも注意が必要。部分洗いの段階でクレンジングオイルを使うと、油分と一緒に色素も落としやすくなります。

ベビーオイル

赤ちゃんの保湿に使われるベビーオイルも、主成分はミネラルオイル(鉱物油)で、ワセリンと非常に近い性質を持っています。衣類についてしまった場合の落とし方は、ワセリンとほぼ同じ。部分洗いからのつけ置き洗いが効果的です。

ベビーオイルはワセリンより液状でサラッとしているぶん、広範囲に染み込みやすい傾向があります。気づいたら早めに対処するのがベストです。

軟膏類(オロナインなど)

傷薬や皮膚の保護に使われる軟膏類も、基剤(ベースとなる成分)にワセリンが使われていることが多いです。オロナインH軟膏なども、ワセリンベースの製品です。

これらが衣類についた場合も、基本的には同じ方法で落とせます。ただし、軟膏には有効成分が含まれているので、色がついているものは色素沈着に注意。また、匂いが残りやすいこともあるので、つけ置き時間を長めにとると効果的です。

ヘアワックス・ポマード

整髪料の中には、油性の成分をベースにしたものがあります。特にポマードやグリース系のスタイリング剤は、ワセリンに近い性質を持っているものが多いです。

枕カバーや襟元についてしまった場合は、ワセリンと同様に食器用洗剤やクレンジングオイルでの部分洗いが有効。髪を洗うときにベタつきが残る場合は、シャンプー前にクレンジングオイルで頭皮をマッサージしてから洗うと、すっきり落とせます。

よくある質問Q&A

ワセリンの落とし方について、さらに踏み込んだ疑問にお答えします。

時間が経って黒ずんでしまったシミは落ちますか?

正直なところ、完全に落とすのは難しくなります。黒ずみは、ワセリンがホコリや皮脂を吸着したまま酸化してしまった状態だからです。

ただ、諦める前に「クレンジングオイルでの部分洗い」と「酸素系漂白剤を加えたつけ置き洗い」を試してみてください。一度では無理でも、根気強く繰り返すことである程度薄くなる可能性があります。高価な衣類や思い入れのあるものなら、早めにクリーニング店に相談するのも手です。

ベビー服でも同じ方法で大丈夫?

基本的な落とし方は同じですが、いくつか気をつけてほしいポイントがあります。

まず、洗剤のすすぎ残しがないように、すすぎの回数を通常より1回多くすることをおすすめします。赤ちゃんの肌はデリケートなので、洗剤が残っていると肌荒れの原因になることも。

また、使用する洗剤は肌への安全性が確認されているベビー用洗剤を選ぶと安心です。クレンジングオイルを使う場合も、無香料・無着色のシンプルなものを選びましょう。

ウールやシルクなどデリケート素材の場合は?

デリケート素材は扱いに注意が必要です。高温のお湯は縮みや風合いを損なう原因になるため、必ず40度以下のぬるま湯を使ってください。洗剤もおしゃれ着洗い用の中性洗剤を選びましょう。

洗い方も、ゴシゴシ擦るのではなく、優しく押し洗いするのが基本です。「煮洗い」は厳禁。不安な場合は、無理せずクリーニング店に相談してください。プロに任せたほうが安心な場合も多いです。

洗濯槽への影響が心配です…

事前にしっかりと部分洗いやつけ置き洗いを行えば、洗濯槽に流れるワセリンの量は最小限に抑えられます。それでも心配な場合や、頻繁にワセリン汚れを洗濯する場合は、市販の洗濯槽クリーナーで定期的にメンテナンスすると安心です。

月に1回程度、洗濯槽クリーナーを使って掃除する習慣をつけておくと、油汚れの蓄積を防げますよ。

ワセリンの種類(白色ワセリン、プロペト等)で落とし方は変わる?

白色ワセリン、プロペト、サンホワイトなど、ワセリンには純度の違いによる種類がありますが、主成分は同じ「油性」の炭化水素です。純度が高いほど不純物が少なく肌に優しいとされていますが、落とし方については基本的にどの種類でも同じと考えて大丈夫です。

クリーニングに出すときはどう頼めばいい?

デリケートな素材や高価な衣類は、プロに任せるのが最も安全です。お店に衣類を渡すときは、「ワセリンの油ジミが付いてしまったので、それを落としてほしい」と具体的に伝えてください。

汚れの種類と場所を正確に伝えることで、お店側も最適なシミ抜き方法を選択できます。ドライクリーニングなど、家庭では難しい方法で対応してもらえることもありますよ。

ワセリン汚れを「予防」する小さな工夫

最後に、汚れを「落とす」だけでなく、そもそも「付けない」ようにするための工夫も紹介しておきましょう。ちょっとした習慣で、後の手間を大幅に減らせます。

衣類への付着を減らす塗り方

体にワセリンを塗った後、すぐに服を着るとどうしても衣類に付きやすくなります。塗った後は5分から10分ほど時間を置いて、肌になじませてから服を着るようにしましょう。

時間がないときは、ティッシュで軽く押さえて表面の余分な油分を取ってから服を着るだけでも違います。特に就寝前にワセリンを塗る場合は、パジャマに付くのを防ぐためにもこのひと手間が効果的です。

顔に塗るときの適量とタイミング

顔に塗るワセリンの適量は、意外と少なめで大丈夫。米粒1粒から2粒分くらいで十分です。多すぎるとベタつきの原因になりますし、落とすのも大変になります。

塗るタイミングは、化粧水や美容液がしっかり肌になじんでから。水分が肌に浸透した上にワセリンで蓋をするイメージです。手のひらでワセリンをよく温めてから、乾燥が気になる部分に薄く伸ばすのがコツ。このやり方なら、ベタつきを最小限に抑えながら保湿効果を得られます。

汚れても大丈夫な環境を作る

どうしても衣類への付着が避けられない場合は、発想を変えて「汚れても大丈夫な環境」を作るのも一つの手です。

例えば、就寝時は汚れてもいい古いパジャマやTシャツを着る、枕には古いタオルを敷いておく、といった工夫で、洗濯の手間を気にせずワセリンを使えるようになります。赤ちゃんのスキンケアでワセリンをよく使う場合も、肌着は消耗品と割り切って、安価なものを多めに用意しておくと気が楽ですよ。

まとめ

ワセリンの落とし方について、衣類から顔のケア、さらには類似成分への応用まで幅広く解説してきました。最後にポイントをおさらいしておきましょう。

ワセリンが落ちにくい理由は「油性」で「融点が高い」から。この性質を逆手にとって、油を溶かす洗剤と高めの温度を使うのが攻略の鍵です。

衣類についたワセリン汚れは、「部分洗い→つけ置き→洗濯機」の3ステップで対応。いきなり洗濯機に入れたり、乾燥機にかけたりするのは厳禁です。

顔のベタつきは無理に落とさなくても大丈夫。気になるときはティッシュオフや蒸しタオル、オイルクレンジングで優しくケアしましょう。

素材に合わせた温度管理と洗剤選びが大切。デリケート素材は無理せずプロに相談するのも賢い選択です。

ワセリンは正しく使えば本当に頼りになる保湿アイテム。衣類や肌についてしまっても、今回紹介した方法を知っていればもう慌てる必要はありません。この知識を活用して、これからもワセリンと上手に付き合っていってくださいね。

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