愛知県と長野県の県境にまたがる「茶臼山高原」は、四季を通じて美しい自然が満喫できる、標高1,415mの天空リゾートです。愛知県内で一番高い場所に位置するこのエリアは、季節ごとにまったく違った表情を見せてくれるので、何度訪れても新しい発見があります。
「家族で茶臼山高原に行きたいけど、いつがおすすめなの?」
「子供と一緒に楽しめるアクティビティってどんなものがあるの?」
「混雑を避けてゆっくり過ごすにはどうしたらいい?」
そんな疑問をお持ちのファミリーのために、この記事では茶臼山高原の魅力を徹底的にご紹介します。春の芝桜から冬のスキーまで、季節ごとの見どころはもちろん、家族連れに嬉しい実用的な情報も満載です。アクセス方法、料金、おすすめの時間帯、持ち物リスト、撮影スポット、雨の日の過ごし方まで、現地で役立つ情報を詳しくお届けします。
この記事を読めば、あなたの家族にぴったりの茶臼山高原プランが見つかるはずです。さあ、愛知のてっぺんで、家族みんなで最高の思い出を作りましょう!
茶臼山高原ってどんなところ?愛知県最高峰の魅力
茶臼山高原は、愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡根羽村の境界線上に広がる、標高1,300m以上の高原地帯です。この高原の中心にそびえる茶臼山は、標高1,415mで愛知県内の最高峰。山頂に立てば、天気の良い日には南アルプスの雄大な山並みを一望できる、まさに絶景スポットなんです。
茶臼山高原の一番の魅力は、春夏秋冬それぞれの季節で、まるで別の場所に来たかのような風景に出会えること。春には色とりどりの芝桜が丘一面を覆い尽くし、夏は標高の高さのおかげで涼しく快適に過ごせる避暑地に。秋になれば山全体が紅葉で燃えるように色づき、冬には愛知県内で唯一のスキー場として、真っ白な雪景色が楽しめます。
自然の美しさを堪能できるのはもちろん、ファミリーで楽しめる施設やアクティビティが充実しているのも大きなポイント。小さなお子さんから大人まで、みんなが思い思いの時間を過ごせる場所です。都会の喧騒から離れて、家族でのんびり自然と触れ合いたいときにぴったりですよ。
茶臼山高原への行き方を詳しく解説【車・バス】
家族旅行の計画では、現地までのアクセス方法をしっかり把握しておくことが大切です。ここでは、車とバスそれぞれの行き方を、わかりやすくご説明します。
マイカーで行く場合のルートと所要時間
茶臼山高原は自然豊かな山間部にあるため、車でのアクセスが断然おすすめです。荷物が多くなりがちなファミリーには特に便利ですね。主要な高速道路からのルートをまとめました。
新東名高速道路を利用する場合
「新城IC」で降りてから、一般道を約70分ほど走ります。名古屋方面から向かう方に便利なルートです。
三遠南信自動車道を利用する場合
「鳳来峡IC」で降りて約60分。新東名よりも少し早く到着できるルートとして人気があります。
中央自動車道を利用する場合
長野県側からアクセスする場合は、「飯田山本IC」から約60分のドライブです。
カーナビに入力する際は、「茶臼山高原」もしくは「茶臼山高原スキー場」と入れると正確に案内してもらえます。高速を降りてからは山道が続くので、特にお子さんが車酔いしやすい場合は、事前に酔い止めの準備をしておくと安心です。冬季は路面が凍結していることもあるため、スタッドレスタイヤやチェーンを必ず装着し、安全運転を心がけてくださいね。
駐車場は無料で広々!収容台数も十分
茶臼山高原には第1駐車場から第5駐車場まで、合わせて約1,000台も停められる大型の無料駐車場が用意されています。スキーシーズンや芝桜の見頃など、混雑する時期でもこれだけの収容台数があれば安心。しかも利用料金がかからないのは、家族連れには嬉しいポイントですよね。
バスを利用する場合の注意点
公共交通機関でアクセスする場合は、JR飯田線の「東栄駅」が最寄り駅になります。駅からは豊根村営バスの「上黒川」行きに乗車し、終点の「茶臼山高原」まで向かいます。
ただし、バスの本数がかなり限られているので要注意。1日に数本しか運行していない日もあるため、利用を検討している方は、必ず豊根村の公式ウェブサイトで最新の時刻表を確認し、事前にしっかり計画を立てることを強くおすすめします。小さなお子さん連れの場合は特に、時間に余裕を持ったスケジュールを組むと良いでしょう。
気になる料金は?リフトや各種アクティビティの費用
茶臼山高原では、季節ごとにさまざまな遊びが楽しめます。主な施設やアクティビティの料金をまとめてみました。ただし、料金は改定されることがあるので、お出かけ前に公式サイトで最新の情報をチェックしておくと安心です。
観光リフト(片道)
大人500円、小・中学生300円で利用できます。芝桜の時期など、高原の景色をゆっくり楽しみながら移動できるので人気です。
観光リフト(往復)
大人800円、小・中学生500円。往復券の方が少しお得になっています。山頂まで上って、また同じルートで降りてくる予定なら、こちらがおすすめです。
ゴーカート(1人乗り/2周)
1回500円で、お子さんに大人気のアトラクションです。風を切って走る爽快感がたまりません。
カヌー体験(30分)
1,000円で矢筈池でのカヌー体験ができます。穏やかな水面をゆったり進む、自然を感じられるアクティビティです。
足こぎボート(30分)
1,500円で、家族みんなで乗れる足こぎボートが楽しめます。お子さんと一緒に協力しながら池を進むのは良い思い出になりますよ。
なお、冬のスキーシーズンはリフト券の料金体系が異なります。スキー場の営業期間や詳しい料金については、別途茶臼山高原スキー場の公式情報を確認してくださいね。
【春夏秋冬】季節ごとの楽しみ方を徹底ガイド
茶臼山高原の最大の魅力は、四季それぞれで全く違う表情を見せてくれること。ここでは、季節ごとのおすすめの過ごし方を詳しくご紹介します。
春の茶臼山高原:まるで絵画のような「芝桜まつり」
5月中旬から6月上旬にかけて開催される「芝桜まつり」は、茶臼山高原が一年で最もカラフルに輝く季節です。冬にスキー場だったゲレンデが、この時期には約2.2ヘクタールもの広大な芝桜の花畑に変身します。ピンク、白、紫の芝桜が約40万株も植えられていて、丘全体がまるでパッチワークのような美しい模様に染まる様子は圧巻です。
この時期のイチオシは、やっぱり観光リフトからの眺め。リフトに乗ってゆっくりと高度を上げていくと、眼下に広がる芝桜のカーペットがどんどん視界に広がっていきます。空中から見下ろす花畑は、まさに天空の絨毯。山頂に着いたら、散策路を家族でのんびり歩いてみましょう。甘い花の香りと爽やかな風に包まれながら、写真撮影を楽しむのも最高です。
お子さん連れの場合、午前中の早い時間帯に訪れると比較的空いていて、リフトもスムーズに乗れます。お昼頃から混み始めることが多いので、朝イチの来場がおすすめですよ。
夏の茶臼山高原:標高1,300mの天然クーラーで涼しく遊ぶ
標高が高い茶臼山高原は、夏でもひんやり涼しいのが特徴。平地が猛暑でも、ここは天然の避暑地として最高に快適です。暑さに弱いお子さんがいるご家族には特におすすめのシーズンです。
夏の定番といえば、やっぱり「バーベキューの森」でのBBQ。食材を持ち込めば、緑に囲まれた開放的な空間でバーベキューが楽しめます。青空の下で家族みんなで焼いて食べる料理は、いつもの何倍も美味しく感じられるはず。
また、高原にある矢筈池では、カヌーや足こぎボートの水上アクティビティが体験できます。静かな水面をゆっくり進みながら、水鳥や周りの緑を眺めていると、日常の忙しさを忘れてリラックスできますよ。小学生以上のお子さんなら、カヌーにも挑戦できるので、夏の思い出作りにぴったりです。
秋の茶臼山高原:息をのむ紅葉の世界へ
10月中旬から11月上旬は、茶臼山高原が赤や黄色に染まる紅葉シーズン。カエデ、ブナ、ナナカマドなどの木々が一斉に色づき、山全体がまるで燃えているような鮮やかなグラデーションに包まれます。
この季節は、茶臼山山頂へ続くハイキングコースを家族で歩くのがおすすめ。紅葉のトンネルをくぐりながら進む道は、まさに自然の美術館を歩いているような気分になれます。特に、茶臼山高原道路から面ノ木園地へと続くドライブルートは、車窓から紅葉が楽しめる絶景スポットとして知られています。
涼しくなった気候の中、マウンテンバイクやフリスビーなどのレンタル遊具を借りて、広場で体を動かすのも気持ちいいですよ。秋の澄んだ空気の中で過ごす時間は、とても爽快です。
冬の茶臼山高原:愛知県内唯一の雪遊びパラダイス
冬になると、茶臼山高原は一面の銀世界に変わります。ここは愛知県で唯一スキーやスノーボードが楽しめる本格的なスキー場なんです。ゲレンデは比較的緩やかで広々としているので、初めてのスキー・スノボデビューにも最適。ファミリーでも安心して滑れるコース設計になっています。
スキーやスノボだけでなく、「そり専用ゲレンデ」も完備されているので、小さなお子さんも大はしゃぎで遊べます。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりできる「雪遊び広場」もあるので、スキーをしない家族も一日中楽しめますよ。
スキースクールも開講されているので、基礎からしっかり習いたい方や、お子さんに教えたい方にもぴったり。真っ白なパウダースノーの感触を、ぜひ家族みんなで味わってください。
混雑を避けるコツ!ベストな訪問タイミング
せっかくの家族旅行、混雑を避けてゆったり過ごしたいですよね。ここでは、茶臼山高原を快適に楽しむためのタイミングをお伝えします。
平日がねらい目!週末より断然空いています
やはり平日は週末に比べて圧倒的に空いています。特に火曜日から木曜日は観光客が少なく、リフトもアトラクションも待ち時間ほぼゼロで利用できることが多いです。お仕事や学校の都合がつくなら、平日の訪問を強くおすすめします。
時間帯は午前中の早めがベスト
週末や祝日に訪れる場合は、開園直後の午前9時から10時頃に到着するのがポイント。お昼前後から午後にかけて混雑のピークを迎えることが多いので、朝イチから活動すれば、ゆったりと観光リフトや散策を楽しめます。特に芝桜シーズンは早朝の光で花がきれいに映えるので、写真撮影にも最適な時間帯です。
避けたい時期と逆におすすめの穴場シーズン
芝桜まつりの見頃(5月下旬~6月上旬)、ゴールデンウィーク、紅葉の最盛期(10月下旬)は、一年で最も混雑する時期です。この時期に行く場合は、早めの行動と時間に余裕を持った計画が必須です。
逆に、6月中旬以降の初夏や、9月の秋口は比較的空いていて狙い目。新緑や初秋の景色も美しく、快適な気候で過ごせる穴場のシーズンですよ。
【季節別】持っていくと便利な持ち物リスト
茶臼山高原は標高が高いため、平地とは気温や天候が大きく異なります。快適に過ごすために、季節ごとの必需品をまとめました。
春(5月~6月)の持ち物
芝桜の時期は日中暖かくても、朝晩は冷え込むことがあります。薄手の上着やパーカーを持っていくと安心です。また、日差しが強い日もあるので、帽子、日焼け止め、サングラスもお忘れなく。カメラや スマホの充電器も必須アイテム。あの美しい芝桜を写真に収めたくなること間違いなしです。
夏(7月~8月)の持ち物
標高が高いとはいえ、日中は日差しが強くなります。日焼け対策として、帽子、長袖の羽織もの、日焼け止めは必需品。水上アクティビティを楽しむなら、着替えとタオルも忘れずに。虫除けスプレーもあると便利です。また、夕方以降は急に冷え込むこともあるので、長袖やウインドブレーカーを持参しましょう。
秋(9月~11月)の持ち物
秋は気温差が大きい季節。日中は暖かくても朝晩はかなり冷え込むので、重ね着ができる服装がベストです。フリースやダウンベストなど、脱ぎ着しやすいアウターを持っていくと体温調整がしやすいですよ。ハイキングをする場合は、歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズも必須です。
冬(12月~3月)の持ち物
スキーシーズンは完全な冬装備が必要。スキーウェア、手袋、ニット帽、ネックウォーマーなど、防寒対策は万全に。スキーやスノボをしない場合でも、防水性のある靴やブーツ、厚手のコートは必須です。また、雪遊びをするお子さんには、替えの手袋や靴下があると安心。雪で濡れてしまっても すぐに交換できます。カイロもポケットに入れておくと、冷えた手を温められて便利ですよ。
インスタ映え確実!おすすめ撮影スポット5選
茶臼山高原には、思わずシャッターを切りたくなる絶景ポイントがたくさんあります。家族の思い出を素敵な写真に残せる、おすすめスポットをご紹介します。
1. 芝桜の丘(リフト上から)
観光リフトに乗って上から見下ろす芝桜のパノラマは、茶臼山高原を代表する絶景。ピンク、白、紫の芝桜が描く模様は、まさに天空のアート作品です。リフトに乗りながら撮影できるので、動画でも撮っておくと後で見返したときに臨場感が蘇ります。
2. 茶臼山山頂展望台
茶臼山の山頂からは、360度の大パノラマが楽しめます。天気が良ければ南アルプスの山々まで見渡せる、まさに絶景スポット。家族全員で記念撮影するのにぴったりの場所です。特に朝の澄んだ空気の中で撮ると、遠くの山までくっきり写りますよ。
3. 恋人の聖地「砂の泉」
ローズクォーツが敷き詰められたロマンチックなスポット。ハート型のモニュメントと一緒に撮影すれば、可愛らしい写真が撮れます。カップルだけでなく、家族写真の撮影場所としても人気です。
4. 矢筈池の湖畔
静かな水面に周囲の緑や空が映り込む、幻想的な風景が撮れるスポット。特に風のない日は鏡のような水面になり、リフレクション写真が撮影できます。カヌーやボートに乗っている様子を撮るのもおすすめです。
5. 紅葉トンネル(茶臼山高原道路)
秋限定のスポット。道路の両脇を赤や黄色の紅葉が覆い、まるでトンネルのようになっています。車の中からでも撮影できますが、安全な場所に停車して撮るのがベター。ドライブの思い出として動画を撮っておくのも素敵です。
雨の日でも大丈夫!天候に左右されない楽しみ方
山の天気は変わりやすいもの。せっかく来たのに雨が降ってしまった…そんなときでも楽しめるプランをご紹介します。
レストハウスやはずでゆっくり過ごす
雨の日は、メイン施設の「レストハウスやはず」でゆったり過ごすのがおすすめ。食事や休憩スペースが充実していて、窓から高原の景色を眺めながらのんびりできます。五平餅や山菜そばなど、地元の味を楽しみながら雨宿りするのも悪くないですよ。
周辺の温泉施設でリラックス
雨の日こそ、温泉でゆっくり体を温めるのはいかがでしょうか。茶臼山高原から車で数分の場所にある「休暇村 茶臼山高原」では、日帰り入浴が楽しめます。露天風呂に浸かりながら雨に濡れる緑を眺めるのも、また違った風情があって素敵です。
小雨なら雨具を着て散策もアリ
小雨程度であれば、レインコートを着て短時間の散策を楽しむのもおすすめ。雨に濡れた芝桜や緑は色が鮮やかに見え、晴れの日とは違う表情を見せてくれます。雨上がりの霧がかった風景も幻想的で美しいですよ。ただし、足元が滑りやすくなるので、小さなお子さん連れの場合は無理せず、安全第一で判断してくださいね。
【目的別】家族みんなで楽しむ方法
茶臼山高原は、年齢や好みに合わせていろいろな楽しみ方ができます。ここでは、シチュエーション別のおすすめをご紹介します。
小さなお子さん連れファミリーにおすすめの過ごし方
未就学児や低学年のお子さんがいる場合は、無理のないゆったりプランがおすすめ。芝生の広場で、レンタルしたボールやフリスビーを使って自由に遊ぶだけでも、お子さんは大満足のはず。夏なら「雪遊び広場」ならぬ「芝生広場」で思いっきり走り回れます。
ゴーカートやそり遊び(冬季)など、お子さんでも簡単に楽しめるアトラクションも充実しています。管理棟では遊具のレンタルもしているので、手ぶらで訪れても大丈夫。お子さんのペースに合わせて、のんびり過ごしましょう。
アクティブ派ファミリーには冒険プラン
小学校高学年以上のお子さんや、体を動かすのが好きなご家族には、カヌーやハイキングがおすすめ。矢筈池でのカヌー体験は、水上を進む爽快感と自然との一体感が味わえる人気アクティビティです。親子で協力して漕ぐことで、良いコミュニケーションにもなりますよ。
また、茶臼山山頂までのハイキングコースにチャレンジするのも達成感があります。標高1,415mの頂上からの景色は、頑張って登った人だけが味わえる特別なご褒美です。
カップルや夫婦にぴったり!ロマンチックスポット「砂の泉」
茶臼山高原には、「恋人の聖地」として認定されている「砂の泉」というパワースポットがあります。美しいローズクォーツのさざれ石が敷き詰められた泉に、願いを込めてハート型のローズクォーツを投げ入れると、二人は幸せになれるという素敵な言い伝えがあるんです。
ご夫婦で訪れて、これからも仲良く過ごせるよう願いを込めるのも素敵ですね。この伝説にちなんだ可愛いお土産も販売されているので、記念に購入するのもおすすめです。
地元の味を満喫!グルメ&人気お土産3選
旅の楽しみといえば、やっぱりその土地ならではのグルメとお土産ですよね。茶臼山高原で味わえる美味しいものと、おすすめのお土産をご紹介します。
高原の景色を眺めながら食事「レストハウスやはず」
高原のメインスポットにある「レストハウスやはず」では、食事や軽食が楽しめます。メニューは、五平餅や山菜そば、山菜うどんといった郷土料理から、カレーライスやラーメンなどの定番メニューまで幅広く揃っています。
特におすすめなのは、香ばしいタレが食欲をそそる五平餅。もちもちした食感と甘辛いタレの組み合わせが絶品で、お子さんにも人気です。大きな窓から高原の景色を眺めながらの食事は、味も雰囲気も最高ですよ。
また、売店コーナーには地元の農家さんが作った新鮮な野菜や特産品が並んでいます。標高差を活かして栽培される豊根村のトマトやトウモロコシは、甘みが強くて本当に美味しい。旬の時期に訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
お土産1:茶臼山高原バタークッキー
茶臼山高原のお土産といえば、これ!「茶臼山高原バタークッキー」は、訪れた人の大半が買って帰るという不動の人気No.1商品です。分厚くてサクサクとした食感と、口いっぱいに広がるバターの豊かな風味がたまりません。
シンプルだけど飽きのこない美味しさで、お土産として誰に渡しても喜ばれる定番アイテム。日持ちもするので、職場や親戚へのお土産にもぴったりです。
お土産2:旬の新鮮野菜&特産品
レストハウスの売店では、豊根村で採れた新鮮な野菜やきのこ、手作りの加工品などが豊富に販売されています。その季節にしか手に入らない旬の味覚は、まさに生産地ならではのお土産。
標高の高い場所で育った野菜は、寒暖差のおかげで甘みが強く、味が濃いのが特徴。特に夏のトマトやトウモロコシ、秋のきのこ類は絶品です。お家に帰ってからも、茶臼山高原の味を楽しめますよ。
お土産3:天使のハートタルト
「恋人の聖地」にちなんだお土産の中でも、特に女性やお子さんに人気なのが「天使のハートタルト」。可愛らしいハート形のタルトで、見た目の可愛さから写真映えも抜群です。
サクサクのタルト生地と甘いフィリングの組み合わせが楽しめて、小分けになっているのでお配り用にも便利。パッケージもキュートなので、ちょっとしたギフトにもおすすめです。
泊まるならココ!周辺の宿泊施設情報
茶臼山高原をたっぷり楽しむなら、周辺で一泊するのもおすすめ。朝から夕方まで遊び尽くして、夜は満天の星空を眺める…そんな贅沢な時間が過ごせます。ここでは、ファミリーにおすすめの宿泊施設をご紹介します。
休暇村 茶臼山高原
茶臼山高原から車で約5分の場所にある、公共の宿泊施設です。本館の客室だけでなく、コテージやキャンプ場も併設されているので、お好みのスタイルで宿泊できます。
この施設の最大の魅力は、なんといっても満天の星空を眺めながら入れる露天風呂。標高が高く空気が澄んでいるため、都会では見られない数の星が煌めきます。日帰り入浴も可能なので、高原で遊んだ後に立ち寄って汗を流すのにも最適です。
食事は地元の食材をふんだんに使った料理が楽しめます。特に、豊根村の新鮮な野菜を使ったバイキングは、大人も子供も大満足のラインナップです。
民宿・ペンションも多数あります
茶臼山高原の周辺エリアには、アットホームな雰囲気の民宿やペンションも点在しています。手作りの家庭料理が味わえたり、オーナーさんから地元の穴場スポットを教えてもらえたりと、大型ホテルとは違った温かみのある滞在ができます。
小規模な施設が多いので、家族だけのプライベートな時間を大切にしたい方におすすめ。料金も比較的リーズナブルなところが多いので、予算を抑えて宿泊したいファミリーにもぴったりです。
合わせて行きたい!周辺の立ち寄りスポット
茶臼山高原を楽しんだ後は、周辺の観光スポットにも足を伸ばしてみませんか。ここでは、帰り道に立ち寄りたいおすすめスポットをご紹介します。
道の駅 グリーンポート宮嶋
国道151号線沿いにある、地元の特産品が集まる道の駅です。新鮮な野菜や果物が並ぶ直売所では、お手頃価格で地元の味が手に入ります。また、レストランでは五平餅や猪肉を使った郷土料理など、この地域ならではのメニューが味わえます。
ドライブの休憩ポイントとしてはもちろん、地域の名産品探しや、お土産の買い足しにもぴったり。清潔なトイレと広い駐車場も完備されているので、お子さん連れでも安心して立ち寄れますよ。
面ノ木園地(紅葉シーズン限定)
秋に訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいのが「面ノ木園地」。茶臼山高原道路沿いにある紅葉の名所で、10月中旬から11月上旬にかけて、ブナやカエデが鮮やかに色づきます。
ビジターセンターには展示コーナーもあり、この地域の自然や動植物について学べます。短時間の散策路もあるので、紅葉を眺めながら森林浴を楽しむのもおすすめです。
これで完璧!茶臼山高原1日満喫モデルコース
「一日で効率よく回りたいけど、どう計画したらいいかわからない」そんなファミリーのために、春の芝桜シーズンを想定した日帰りモデルコースをご提案します。
9:00 | 茶臼山高原に到着、第1駐車場へ
開園直後の空いている時間帯を狙って到着。混雑前にスムーズに駐車できます。
9:30 | 観光リフトで山頂へ
まずは往復リフト券を購入し、山頂を目指しましょう。リフトからの眺めを楽しみながら、ゆっくりと高度を上げていきます。天空の芝桜のパノラマが広がる光景に、家族みんなで感動すること間違いなし。
10:30 | 芝桜の丘をゆっくり散策
リフトを降りたら、散策路を歩きながら芝桜をじっくり鑑賞。写真撮影スポットもたくさんあるので、家族写真をたくさん撮りましょう。甘い花の香りに包まれながらの散歩は最高に気持ちいいです。
12:00 | レストハウスやはずで昼食
高原の景色を眺めながら、名物の五平餅や山菜そばでお腹を満たします。お子さんにはカレーライスも人気です。
13:30 | 子供たちは芝生広場で遊ぶ時間
管理棟でボールやフリスビーをレンタルして、広々とした芝生広場で自由に遊びましょう。お子さんたちは思いっきり走り回れて大満足のはず。
14:30 | 恋人の聖地「砂の泉」へ立ち寄り
家族みんなで幸せを願って、ローズクォーツを泉に投げ入れてみましょう。ハート型のモニュメントと一緒に記念撮影も忘れずに。
15:00 | 売店でお土産タイム
人気の「茶臼山高原バタークッキー」や「天使のハートタルト」、地元の新鮮野菜などをチェック。お土産選びも旅の楽しみの一つです。
16:00 | 休暇村 茶臼山高原の温泉でリフレッシュ
帰る前に、車で5分ほどの「休暇村 茶臼山高原」へ立ち寄り。日帰り入浴で一日の疲れを癒します。露天風呂から見る景色も格別ですよ。
17:00 | 帰路へ
夕方の渋滞が始まる前に、余裕を持って帰路につきます。お子さんたちは車の中でぐっすりお昼寝タイムかもしれませんね。
よくある質問(FAQ)
茶臼山高原を訪れる前に、多くの方が気になるポイントをまとめました。
- ペットは連れて行けますか?
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はい、ペット同伴での来園は可能です。ただし、リードを必ず着用し、他のお客さんの迷惑にならないようマナーを守ってください。また、一部の施設内はペット不可の場合があるので、事前に確認しておくと安心です。
- 授乳室やオムツ替えスペースはありますか?
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レストハウスやはず内に、授乳室とオムツ替えスペースが完備されています。小さなお子さん連れでも安心して利用できます。
- 雨天時でもリフトは運行していますか?
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小雨程度であれば運行しますが、強風や雷雨の場合は安全のため運休することがあります。天候が不安定な日は、事前に公式サイトや電話で運行状況を確認するのがおすすめです。
- クレジットカードや電子マネーは使えますか?
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現金のみの取り扱いとなっている施設が多いため、事前に現金を用意しておくことをおすすめします。最新の支払い方法については、公式サイトで確認してください。
まとめ:茶臼山高原で家族の思い出を作ろう
愛知県最高峰に位置する茶臼山高原は、四季を通じて家族みんなで楽しめる魅力がいっぱいの場所です。
春には40万株の芝桜が描く天空の花畑に心を奪われ、夏には涼しい高原でアクティブに遊び、秋には燃えるような紅葉の中をハイキングし、冬には真っ白な雪の上でスキーやそり遊びを満喫できます。一年を通して、何度訪れても飽きることのない、変化に富んだ自然の景色と体験が待っています。
この記事でご紹介した情報を参考に、ぜひあなたの家族にぴったりのプランを立ててみてください。混雑を避ける時間帯、季節ごとの持ち物、撮影スポット、周辺施設など、事前にチェックしておけば、より快適で充実した時間が過ごせるはずです。
都会の喧騒から離れ、大自然に囲まれた茶臼山高原で過ごす時間は、きっとあなたの家族にとって、かけがえのない思い出になるでしょう。子供たちの笑顔あふれる写真と、心に残る素敵な体験が、あなたを待っています。
さあ、次の週末は家族みんなで、茶臼山高原へ出かけてみませんか?

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