ステンレス製のネックレスは、その耐錆性と黒ずみにくさ、手入れのしやすさから非常に人気があります。
さらに、リーズナブルな価格で手に入り、日常的に使用するのにも適しています。
本記事では、次の点について詳しく解説します:
- ステンレスネックレスが錆びにくい理由は?
- 海水や温泉、お風呂でステンレス製アクセサリーを身に付けても問題ないか?
- ステンレスのアクセサリーをお風呂で使っても大丈夫か?
- ステンレスネックレス購入時の失敗談
ステンレスネックレスが錆びにくい理由
ステンレスネックレスは、鉄、ニッケル、クロムなどを組み合わせた合金で作られており、これらの金属が酸化を防ぎ、錆びにくい特性を持たせています。
鉄のみだと、湿気や水に触れることで簡単に錆びが発生しますが、ステンレス合金はその特性により、長期間の使用でも錆びにくくなります。
また、ステンレスは比較的安価で、金属アレルギーがある方にも安全な素材として人気です。
このため、特に若い女性の間で好まれるアクセサリー素材となっています。
しかし、完全に錆びないわけではないので、注意が必要です。
ステンレス製浴槽でアクセサリーをつけたままお風呂に入っても大丈夫か?
次に、ステンレス製の浴槽でアクセサリーをつけたままお風呂に入っても問題ないかという点についても触れておきましょう。
基本的に、ステンレス製の浴槽にアクセサリーを着けたままでお風呂に入ることは問題ありません。
ステンレス浴槽が錆びる原因としては、鉄分が付着する「もらい錆」が考えられます。
例えば、古い水道管から流れる鉄分や、お風呂掃除で金属たわしを使用した場合などに浴槽が錆びることがあります。
そのため、鉄製のアクセサリー(アイアン製など)をお風呂に持ち込むことは避けるべきです。
アイアン製は水分に触れることで錆びが発生する可能性が高いため、注意が必要です。
ステンレスには鉄が含まれていますが、他の金属と合金を作ることで、錆びにくい特性が付与されています。
しかし、完全に錆びないわけではないので、お風呂に入る際は、特に錆びにくい「ステンレス316L」のネックレスを選ぶと良いでしょう。
海水や温泉でも安心!錆びにくい「サージカルステンレス」ネックレスを選ぼう
海水浴や温泉に行く際、ステンレスネックレスを着けたままで過ごす場合には、錆や変色に気をつける必要があります。
ステンレスは塩分に弱い性質があり、使用後には必ず真水でしっかりと洗い流すことで、錆の発生を防ぐことが大切です。
海水や温泉に強いネックレスとしては、「サージカルステンレス製」のアクセサリーが最適です。
サージカルステンレスはその耐久性と錆びにくい特性から、特に安心して使用できます。
お風呂でもネックレスをつけっぱなしにして入ることが多い方には、サージカルステンレス製のネックレスを選ぶと非常に安心です。
サージカルステンレスとは、医療用のメスやハサミにも使用される非常に硬く丈夫で錆びにくい金属で、金やシルバー、通常のステンレスとは比較にならないほどの耐久性を誇ります。
高級なK18ゴールドやプラチナも海水や温泉成分に強いですが、その価格の高さに比べて気軽に持ち歩くのは少し心配になります。
サージカルステンレスは、価格が手頃でありながら、高い耐久性を誇るため、安心して日常使いできます。
輝きと高級感を求めるなら「医療用サージカルステンレス(316L)」ネックレス
安価なステンレスネックレスはどうしても質感が物足りなく感じることがあります。
アクセサリーに輝きや高級感を求めるなら、「医療用サージカルステンレス製(316L)」のネックレスを選ぶのがベストです。
医療用サージカルステンレス(316L)は、傷がつきにくく、錆も付きづらい特性があります。
そのため、輝きが長時間持続し、見た目にも非常に上品な印象を与えてくれます。
高級感を求める方には、サージカルステンレス製のネックレスが最適な選択肢です。
ステンレスネックレスのメンテナンス方法 2つのポイント
ステンレス製ネックレスの手入れには、以下の2つのポイントを守ることで、輝きを長く保つことができます。
1. メガネ拭きやクロスで磨く
1つ目のポイントは、柔らかい布(メガネ拭きやクロス)を使って定期的に磨くことです。
定期的に磨くことで、くすみや汚れが取れ、ネックレスの輝きが保たれます。
2. 水滴を拭き取る
2つ目のポイントは、お風呂に入った後や水に濡れた後にしっかりと水滴を拭き取ることです。
金属は水分に弱いため、錆びにくいステンレスでも水滴を放置しておくと、輝きが失われてしまうことがあります。
水滴をこまめに拭き取ることで、アクセサリーの輝きが増し、長持ちします。
それでは、最後にステンレスネックレスをつけっぱなしにする際の注意点についてお伝えします。
ステンレスネックレスをつけっぱなしでも錆びにくいが、「汗」の影響に注意が必要
ステンレスネックレスを日常的に使用する際、特に気をつけるべき点は「汗」です。
汗には塩分が含まれており、ネックレスを着けたまま放置していると、錆の原因になることがあります。
ステンレスは塩分に弱い素材であるため、汗が付着しないように注意することが重要です。
特に、汗をかいた状態で長時間放置することは、ネックレスの状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
もし汗や海水がネックレスに付着した場合は、すぐに放置せず、真水で洗い流してからお手入れをすることが大切です。これにより、錆を未然に防ぎ、長持ちさせることができます。
まとめ
ネックレスには、シルバーやゴールド、ステンレス、プラチナなどさまざまな素材があります。
それぞれの素材には特徴があり、価格帯も大きく異なります。私自身、若い頃にはアルバイト代を使ってネックレスを購入した経験があります。
しかし、安価な素材のネックレスは、汗や水に触れることで錆びや黒ずみが早く発生し、輝きが失われてしまうことが何度もありました。
そのため、汗や水に強く、かつ手ごろな価格で購入できるネックレス素材を探し続け、最終的にステンレスネックレスに辿り着きました。
ステンレスネックレスは、日常的に使用するには非常に優れた素材ですが、完全に錆びないわけではないため、定期的なお手入れが必要です。
しっかりとケアを行うことで、長く美しい状態を保つことができます。
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