ここ数年、手洗いや消毒の習慣がすっかり根付いていますよね。その結果として、手の乾燥に悩む人が増え続けているのをご存じでしょうか?
私も毎日欠かさない除菌ケアの影響で、ハンドクリームは手放せない必需品になっています。実は、乾燥を放置すると深刻な状態に陥る可能性があるんです。乾いた部分に亀裂が入りはじめ、最悪の場合、痛みを伴うほど深いひび割れになることもあります。
そんなトラブルを防いでくれるのが、夜の集中ハンドケア。私は寝る前にハンドクリームを塗って手袋をはめるという、通称「ハンドパック」を取り入れています。たった一晩で、驚くほど手がふっくら潤うんですよ。
ところが、「ハンドクリームを塗って手袋をするのはよくない」という話を聞いたことはありませんか? この噂の真偽を徹底的に調べてみたところ、意外な真相が明らかになりました。
ハンドクリーム×手袋はNG? その根拠を徹底検証
「ハンドクリームを塗って手袋をすると肌に悪い」という噂。気になりますよね?
実のところ、この話には大切な条件が抜け落ちていたことが分かりました。詳細を追ってみると、「肌に合わないハンドクリームを使用している」「手袋の素材選びを誤っている」など、特定のケースでのみ当てはまるようです。つまり、正しい組み合わせを選べば、むしろおすすめのケア手段というわけなんです!
決め手はハンドクリームと手袋の相性
より効果的なハンドケアをするには、次の2点に注目してみてください。
1) ハンドクリーム選び
夜用であれば、あえて多少ベタつきが残るタイプが適しています。サラサラ過ぎるとパック効果が半減してしまうので、しっとり感が持続するクリームを選びましょう。
2) 手袋の素材
寝る時にゴム製を使うと通気性が悪くなるため、逆効果になることもあります。私はコットン100%の手袋を愛用中。シルク素材も人気ですが、コットン製なら手に入りやすく、十分な保湿効果を実感できます。
私自身、ハンドクリームとコットン手袋の組み合わせで長年ケアを続けていますが、除菌回数が増えた今でも、手荒れを最小限に抑えられています。
プロ愛用のハンドケア術を大公開
年齢が出やすい「手元」。プロのハンドモデルたちはどうケアしているのでしょうか?
調べてみると、以下のようにすみずみまで手をいたわることを心がけているそうです。
- 水分に触れた後は、すぐに水けを拭き取る
- 化粧水をスプレーボトルに入れ、手の甲へ噴霧して軽くたたき込む
- 指の関節や水かき部分など、細部まで円を描くようにマッサージ
- ハンドクリームは10円玉サイズを手のひらで温めてから塗布
- 爪の生え際や両サイドも忘れずにケアし、血行促進を狙う
- 最後に、手のひらのツボを中指の第二関節でしっかりほぐす
こうした習慣を重ねることで、乾燥ダメージをしっかり防げるそうですよ。
日中に使うなら? サラッと快適なハンドクリームの選び方
手荒れを予防するには、大きく2つのポイントに集約されます。
1) 肌のバリア機能を弱める行為を極力避ける
2) 適度に保湿して、水分と油分のバランスを整える
敏感肌の人は、すでに好みの成分を知っているかもしれません。そうでない場合は、レビューや口コミで評価の高いものをチェックしてみるのがおすすめです。特に日中の使用には、軽めのテクスチャーでベタつきにくいタイプが快適ですよ。
【キュレル】優れた保湿力と軽い使用感の両立
花王 キュレルハンドクリーム(医薬部外品)は、敏感肌でも使いやすいバランス設計が特長です。
配合成分を見てみると、セラミド1やユーカリエキスなどの潤い成分を配合。セラミド1は肌のバリア機能を高めて水分を保ち、ユーカリエキスは抗菌作用も期待できる優秀な成分です。
さらに、アラントインが炎症を抑えて肌荒れを予防し、トコフェロール(ビタミンE)が抗酸化作用でエイジングをサポートしてくれます。
使用感はさっぱりしているのに、保湿力が5時間以上続く優れもの。ワンタッチ開閉できる携帯しやすい容器で、いつでも使いやすいところも魅力ですね。
夜用はベタつきをあえて味方に!
寝ている間のハンドケアは、日中とは異なる視点が重要です。就寝時はベタつきが気になるタイプでもOK。保湿力の高いものを選んで手袋と合わせれば、一晩じっくり潤いを閉じ込められます。
ただし、繰り返しになりますが、ゴム製の手袋は避けてください。短時間の洗い物などなら便利ですが、長時間の保湿ケアには不向き。コットン素材がベストです。
【ヘパトリート】医薬部外品の高い保湿力に注目
ヘパトリート薬用保湿ハンドクリーム(日本ゼトリック・医薬部外品)には、ヒアルロン酸を超える保湿力を誇る「ヘパリン類似物質」が配合されています。加えて、メタクリル酸ブチル共重合体液による長時間の保湿持続効果も見逃せません。
肌への刺激になりそうな成分をできるだけ排除してあり、無香料で使いやすいのが嬉しいところ。敏感肌でも安心できる処方になっています。
【オロナイン】頼れるロングセラーの実力
大塚製薬 Otsuka「オロナインH軟膏 100g」 [第2類医薬品 皮膚用治療薬]には、クロルヘキシジングルコン酸塩という殺菌成分が含まれています。ステロイド剤を配合していないのに幅広い皮膚トラブルに効き、私も20年以上リピートしている信頼の一品です。
お風呂上がりにたっぷり塗ってコットン製手袋を着用して眠ると、その効果をより実感できますよ。一般的なハンドクリームと比べても申し分ない保湿力があり、さらにコスパも抜群。いろいろな用途に使える点も魅力的ですね。
商品名 | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
花王 キュレルハンドクリーム | 敏感肌対応、保湿力持続 | 日中用にサラッとした使用感 |
ヘパトリート薬用保湿ハンドクリーム | ヒアルロン酸以上の高保湿成分配合 | 夜用にしっかり保湿、無香料 |
オロナインH軟膏 | 殺菌成分配合、幅広い肌トラブルに | コスパ◎ 多用途で長年のロングセラー |
まとめ
- 自分の肌に合ったハンドクリームと手袋を見つける
- プロのハンドモデル直伝のケアを参考に、すべすべの手を目指す
- 日中はベタつきにくい「キュレル」でこまめに保湿
- 夜はしっとりタイプの「ヘパトリート」で集中ケア
- 万能でコストパフォーマンス抜群な「オロナイン」もおすすめ
手は体の中でも人目に触れやすく、最も使う頻度が高いパーツです。地道にケアを続けていけば、やがて目に見える効果として返ってくるはず。自分にぴったりのアイテムを見つけて、ハンドケアを思い切り楽しんでみてくださいね!
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