入学祝いにかわいいのし袋はアリ?選び方から相場まで解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

お子さんやお孫さんの入学祝いを準備するとき、「かわいいデザインののし袋を選びたいけど、マナー的に大丈夫かな?」と気になる方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、入学祝いにかわいいデザインののし袋を使うのはまったく問題ありません。ただし、水引の種類や贈る相手との関係性に合わせた選び方のコツを知っておくと安心です。

この記事では、入学祝い用のし袋の選び方から正しい書き方、お札の入れ方、金額相場、渡し方のマナーまで、迷いやすいポイントをまとめて解説します。最後まで読めば、自信を持って入学祝いの準備を進められますよ。

目次

入学祝いに「かわいいのし袋」を使ってもマナー違反にならない?

入学祝いにかわいいデザインののし袋を使うことは、マナー的にOKです。受け取るお子さん本人にとっては、華やかでかわいいデザインの方がうれしいことも多いでしょう。

ただし、デザインの自由度は「贈る相手との関係性」と「お子さんの年齢」で変わります。気心の知れた身内なら遊び心のあるデザインを選べますし、友人や同僚のお子さんに贈る場合はやや上品なデザインを選ぶと好印象です。

のし袋には、伝統的な水引がついた格式高いデザインと、キャラクターや花柄をあしらったカジュアルなデザインがあります。伝統的なタイプは「きちんと礼儀を尽くしました」という敬意を示すもの。カジュアルなタイプは「入学おめでとう!」という親しみを直接伝えるものといえます。

どちらが正解ということはなく、相手との関係性に合わせてバランスを取ることが大切です。ただし、デザイン以上に重要なのが水引の形。ここだけは間違えないようにしましょう。

水引は「紅白蝶結び」が鉄則

入学祝いに使うのし袋の水引は、必ず「紅白の蝶結び(花結び)」を選んでください。蝶結びは何度でも結び直せることから、「何度あってもうれしいお祝い」に使われます。入学・出産・お中元などが該当しますね。

紅白蝶結びと結び切りの違いのイメージ

一方、「結び切り」は一度結ぶとほどけない形で、結婚祝いや快気祝いなど「一度きりであってほしいお祝い」に使います。入学祝いに結び切りを使うのはマナー違反になるので注意しましょう。

水引の本数は、5本または7本が一般的です。入学祝いには5本が標準的ですが、3万円以上の高額なお祝いには7本を選ぶとより格式が高くなります。

かわいいデザインののし袋でも、水引部分が蝶結びになっているかどうかは必ず確認してください。リボンタイプやイラスト水引でも、蝶結びの形であれば問題ありません。

失敗しない!のし袋の選び方3つのポイント

のし袋選びで押さえるべきポイントは3つだけ。「相手との関係性×年齢」「包む金額」「購入場所」の順番で考えれば、ぴったりの1枚が見つかります。

ポイント(1):贈る相手との関係性と年齢で選ぶ

のし袋のデザインを決めるうえで、最も重要なのが「誰に贈るか」です。関係性が近いほど、デザインの自由度は高くなります。

孫や甥・姪など親しい身内に贈る場合

気心の知れた身内へのお祝いなら、マナーを気にしすぎる必要はありません。お子さん本人が喜ぶデザインを優先して選びましょう。

  • 小学校低学年:好きなキャラクターや動物柄、カラフルでポップなデザイン。水引の代わりにリボンがついたものや、開くとイラストが飛び出す仕掛け付きも人気
  • 小学校高学年〜中学生:キャラクターものを卒業して、パステルカラーや流行のモチーフなど少し大人びたデザインが喜ばれる時期
  • 高校生・大学生以上:シンプルで洗練されたデザイン。金箔押しや布製で小物入れとして再利用できるタイプは、センスの良い贈り物として好印象

友人・同僚のお子さんや遠い親戚に贈る場合

丁寧な印象を大切にしたい間柄では、お子さんへの親しみとご家庭への敬意のバランスがポイントです。のし袋を受け取るのはお子さんですが、最初に開封するのはたいてい親御さんということも意識しましょう。

  • 小学生:キャラクターものでも問題ないが、誰もが知っている万人受けタイプが安心。キャラクターを避けるなら上品な花柄・動物柄がおすすめ
  • 中学生以上:キャラクターものは避けた方が無難。落ち着いた色合いの幾何学模様やモダンな和柄を選ぶと「一人の大人として尊重しています」という気持ちが伝わる

迷ったときは、以下の早見表を参考にしてみてください。

年齢親しい身内へ友人・同僚の子どもへ
小学校低学年好きなキャラクター、カラフルなもの、仕掛け付き万人受けキャラクター、動物柄、花柄
小学校高学年パステルカラー、流行モチーフチェック柄、花柄、上品な色合い
中学生シンプルなロゴ風、流行デザイン幾何学模様、ストライプ柄
高校生以上金箔押し、布製、ブランドロゴ入り上質な和紙、モダンな和柄、無地

ポイント(2):包む金額に合わせて「袋の格」を選ぶ

のし袋には、包む金額に応じた「格」があります。中身と外見のバランスが合っていないと、ちぐはぐな印象を与えてしまうので注意しましょう。

包む金額のし袋の目安ポイント
1万円まで水引が印刷されたシンプルなタイプ100均のものでもOK。豪華すぎると中身が見劣りする
1万〜3万円実際に水引が結ばれたタイプ最も一般的な価格帯。デザインの選択肢も豊富
3万円以上水引が大きく立派で高級感のあるタイプ和紙の質感にこだわったものを選ぶのがマナー

ポイント(3):購入場所ごとの特徴を知っておく

のし袋はさまざまな場所で買えますが、それぞれ品揃えや特徴が異なります。目的に合わせて使い分けましょう。

購入場所品揃え価格帯こんな人におすすめ
100円ショップ(ダイソー、セリアなど)少なめ安い手軽に済ませたい人。入学シーズンには限定デザインも
文具専門店(ロフト、ハンズなど)豊富標準デザインにこだわりたい人。実物を手に取れるのが◎
百貨店・デパート標準的高め品質と格式を重視する人。店員に相談できて安心
ネット通販(Amazon、楽天など)非常に豊富ピンキリ珍しいデザインを探したい人。レビューは要チェック

入学シーズン(2〜3月)になると、100均や文具店にはかわいい季節限定デザインが並びます。品切れになることもあるので、早めにチェックしておくのがおすすめです。

人気のかわいいのし袋デザインタイプ

「かわいいのし袋」と言っても、デザインの種類はさまざまです。代表的なタイプを知っておくと、選ぶときの参考になります。

  • 花柄・ボタニカル柄:桜や梅、チューリップなど春の花をあしらったデザイン。入学シーズンにぴったりで、年齢を問わず使いやすい
  • 動物モチーフ:うさぎ、猫、小鳥など愛らしい動物を描いたタイプ。小学生に特に人気が高い
  • リボン・レース風:水引の代わりにリボンやレースのモチーフを使ったデザイン。おしゃれな印象で中高生にも好評
  • パステルカラー系:淡いピンクやラベンダー、ミントグリーンなど優しい色合い。かわいさと上品さを兼ね備えている
  • 和モダン:伝統的な和柄を現代風にアレンジしたデザイン。大人っぽさもあり、高校生以上にもマッチ

どのタイプを選んでも、水引が紅白蝶結びであればマナー的に問題ありません。お子さんの好みや年齢に合わせて楽しく選んでみてください。

のし袋の正しい書き方

のし袋を選んだら、次は正しい書き方を押さえておきましょう。書き方のマナーは、あなたの気配りが伝わる大切なポイントです。

筆記用具は筆ペンを使う

のし袋に文字を書くときは、毛筆か筆ペンを使うのが正式なマナーです。ボールペンや万年筆は避けてください。

筆に自信がない方には、筆先にコシがあって書きやすい「硬筆タイプの筆ペン」がおすすめ。サインペンのような感覚で書けるので、初めてでも安心です。文具店で試し書きして、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。

ちなみに、かわいいカジュアルデザインののし袋であっても、書く際のルールは同じです。ボールペンではなく筆ペンを使い、丁寧に書くことで、全体の印象がぐっと引き締まります。

インクの色は必ず「濃い黒」を選んでください。薄墨(グレーがかった黒)は弔事用なので、お祝い事には使えません。

表書きの書き方

のし袋の表面には、水引の上段に「お祝いの名目」、下段に「贈り主の名前」を書きます。それぞれ中央に楷書で丁寧に書きましょう。

お祝いの名目のバリエーション

表書き特徴
御入学祝最も一般的。どの学校種別にも使える万能表現
祝 御入学4文字を避ける地域で使われる書き方
御祝入学以外にも使える汎用的な表現
小学校御入学祝 など学校名を入れることでより丁寧な印象に

迷ったら「御入学祝」を選べば間違いありません。

贈り主の名前の書き方

贈り方によって書き方が変わるので、パターン別にまとめました。

パターン書き方
個人で贈る中央にフルネーム
夫婦連名中央に夫のフルネーム、左に妻の名前のみ
家族一同「○○家一同」または代表者名+「家族一同」
3名以下の連名右から役職・年齢順。同格なら五十音順
4名以上の連名代表者名+左に「外一同」。全員の名前は別紙で中袋に同封

中袋の書き方

お金を入れる中袋(中包み)にも、受け取った方があとでお祝いを整理できるよう、きちんと記入が必要です。

表面:金額を記入する

中袋の表面中央に、包んだ金額を縦書きで記入します。正式には「大字(だいじ)」と呼ばれる旧漢字を使います。大字を使うのは、あとから金額を書き換えられないようにするための昔からの慣習です。

金額通常の漢数字大字(最も丁寧)
5,000円金五千円金伍阡圓
10,000円金一万円金壱萬圓
20,000円金二万円金弐萬圓
30,000円金三万円金参萬圓
50,000円金五万円金伍萬圓
100,000円金十万円金拾萬圓

親しい間柄であれば通常の漢数字でも問題ありません。丁寧な印象を与えたいときは大字を使いましょう。

裏面:住所と氏名を記入する

中袋の裏面左下に、自分の住所・郵便番号・氏名を書きます。これは受け取った方がお祝いを整理したり、お返しを準備したりするときに必要な情報です。

住所は都道府県から省略せずに書き、番地は漢数字で記入するのが正式です。たとえば「東京都○○区○○町一丁目二番三号」のように書きます。マンション名がある場合はそれも含めて記載しましょう。

お札の入れ方と上包みの折り方

お祝い事には新札(ピン札)を用意するのが鉄則です。「この日のために前もって準備しました」という気持ちの表れになります。使い古したお札を入れるのは失礼にあたるので、銀行の窓口や両替機で事前に用意しておきましょう。

銀行の窓口は平日の15時までが基本です。入学祝いを渡す直前に慌てないよう、早めに新札を確保しておくと安心ですね。

お札の入れ方と上包みの折り方のイメージ

お札を中袋に入れるときは、表面側から見て肖像画(顔)が上に来るように揃えて入れてください。複数枚ある場合は、すべて同じ向きに揃えます。

上包み(外袋)の折り方にもマナーがあります。慶事(お祝い)では、下側の折りが上に重なるように折ります。「幸せを受け止める」という意味が込められています。逆に上側が上に来る折り方は弔事用なので、間違えないよう注意しましょう。

入学祝いの金額相場

「いくら包めばいいの?」は入学祝いで最も悩むポイントかもしれません。金額の目安は、贈る相手との関係性とお子さんの進学先で変わります。

贈る相手小学校中学校高校大学・専門学校
10,000〜50,000円10,000〜50,000円30,000〜100,000円50,000〜100,000円
甥・姪5,000〜20,000円10,000〜30,000円10,000〜30,000円30,000〜50,000円
友人・知人の子3,000〜10,000円5,000〜10,000円5,000〜10,000円10,000〜30,000円
隣人・近所の子3,000〜5,000円3,000〜5,000円5,000〜10,000円5,000〜10,000円

上記はあくまで一般的な目安です。ご自身の経済状況やこれまでのお付き合いの深さを考慮して、無理のない範囲で決めましょう。

金額が決まったら、のし袋の「格」も合わせて選ぶのを忘れずに。1万円までなら印刷タイプ、1万〜3万円なら実物の水引付き、3万円以上なら高級感のあるのし袋を選ぶと、中身と外見のバランスが取れます。

金額を決めるときの注意点

お祝い事では縁起の悪い数字を避けるのがマナーです。以下の点に気をつけてください。

  • 「4」と「9」がつく金額は避ける:4,000円(死を連想)や9,000円(苦を連想)はNG
  • 以前いただいた金額を参考にする:同程度かそれ以上を包むのが一般的。忘れた場合は少し多めに
  • お返しの負担も考慮する:高額すぎると相手のお返しが大変になることも

入学祝いの渡し方とタイミング

のし袋の選び方と書き方を押さえたら、渡し方のマナーも確認しておきましょう。

渡す時期は入学式の1か月前〜1週間前

入学祝いは、入学式の1か月前から遅くとも1週間前までに渡すのが理想的です。入学準備には制服や文房具などお金がかかる時期なので、早めに渡してあげると実用的にも喜ばれます。

入学式を過ぎてしまった場合も、できるだけ早く渡しましょう。「遅くなってごめんなさい」と一言添えれば、失礼にはあたりません。

渡し方のマナー

直接手渡しが最も丁寧な渡し方です。のし袋は、ふくさ(袱紗)に包んで持参するのが正式なマナー。渡すときはふくさから取り出し、相手から文字が読める向きにして両手で差し出します。

遠方で直接渡せない場合は、現金書留で郵送しても問題ありません。その際はお祝いのメッセージカードを添えると、気持ちがしっかり伝わります。

ふくさの色はお祝い事なら赤やピンク、紫など暖色系を選びましょう。紫色は慶弔どちらにも使えるので、1枚持っておくと便利です。

よくある疑問Q&A

入学祝いののし袋について、よく聞かれる質問にお答えします。

かわいいのし袋にメッセージを書いてもいい?

のし袋の余白にひとことメッセージを書くこと自体は問題ありません。ただし、表書きや名前の邪魔にならない場所に書くのがポイント。のし袋の中に別のメッセージカードを入れるのもおすすめです。かわいいのし袋にメッセージが加わると、お子さんにとって特別な贈り物になりますよ。

のし袋を使い回しても大丈夫?

のし袋の使い回しはNGです。のし袋には「あなたのために新しく用意しました」という意味が込められています。余ったのし袋は次の機会に取っておけるので、安心して新品を使いましょう。

書き損じたらどうする?

修正テープや二重線での訂正はNGです。新しいのし袋を用意して書き直しましょう。書き損じに備えて1枚多めに購入しておくと安心です。

相手のご家庭が喪中の場合は?

四十九日が過ぎていない「忌中」の場合は、お祝い事を避けるのがマナーです。四十九日を過ぎた「喪中」であれば、時期をずらしてお祝いを贈ることは可能です。判断に迷うときはご家族に意向を確認しましょう。その際は紅白の派手なのし袋を避け、白無地の封筒を使うなどの配慮も大切です。

図書カードやギフト券を贈る場合ののし袋は?

現金と同じように、のし袋に入れて渡して問題ありません。表書きは「御祝」や「文具料」とするとよいでしょう。中袋には「図書カード壱萬円分」のように記載しておくと親切です。

兄弟姉妹が同時に入学する場合は?

基本的には一人ひとりに別ののし袋を用意するのが最も丁寧です。ただし、小学生の兄弟など年齢が近い場合は、1つにまとめてもよいとされています。その場合は金額を合算し、表書きに二人の名前を連名で記載しましょう。

のし袋に中袋がついていない場合は?

100均ののし袋には中袋がないことがあります。白い無地の封筒を代用するか、文具店で中袋だけ別途購入できます。少額なら中袋なしでも許容されますが、できれば用意した方が丁寧です。

まとめ

入学祝いののし袋選びで押さえておきたいポイントを振り返ります。

  • かわいいのし袋はマナー的にOK。水引が「紅白蝶結び」であることだけ確認する
  • デザインの選び方は、贈る相手との関係性とお子さんの年齢で判断する
  • 袋の格は金額に合わせる。1万円までは印刷タイプ、1万〜3万円は実物水引付きが目安
  • 表書きは「御入学祝」が万能。筆ペンで濃い黒のインクを使って書く
  • 新札を用意するのを忘れずに。上包みは下側の折りが上に重なるのが慶事のマナー

大切なのは、形式的なルールだけでなく「おめでとう」という気持ちを込めて準備すること。かわいいのし袋は、そのお祝いの気持ちを華やかに演出してくれる心強い味方です。

のし袋の準備ができたら、次はお祝いに添えるメッセージも考えてみましょう。心のこもった一言があると、のし袋のかわいさと相まって、より気持ちが伝わりますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次