もつ鍋は美容に良いコラーゲンがたっぷり。だけど、他にもいろいろな栄養素が含まれています。
栄養がたくさんあるからと言って、食べ過ぎると健康にマイナスの影響が出るかも。
- 健康にどんな影響があるの?
- どんな栄養素が含まれてるの?
- もつ鍋ってカロリー高いの?
- カロリーを抑える食べ方ってある?
これから、これらの疑問に答えていきます。
もつ鍋が好きだけど、健康への影響が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
もつ鍋って健康に悪いの?
もつをたくさん食べると、健康に悪影響が出ることがあります。
- プリン体が多い
- 脂肪分がたくさん
- 塩分が高め
これらが、健康に悪い影響を与える可能性がある原因です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
プリン体が多いってどういうこと?
もつはプリン体が多い食材の一つ。
プリン体をたくさん摂ると、尿酸値が上がって痛風のリスクが高まります。
昆布で出汁を取ったり、野菜をたくさん入れたりすることで、プリン体の摂り過ぎを防ぎましょう。
脂肪分が多いってどういうこと?
もつ鍋は他の鍋料理と比べても、脂質が多いので、食べ過ぎには注意が必要です。
牛もつと豚もつを比べると、豚もつの方が脂質が少ないんです。
- 牛もつ(大腸):162カロリー、脂質13g
- 牛もつ(小腸):287カロリー、脂質26.1g
- 豚もつ(大腸):179カロリー、脂質13.8g
- 豚もつ(小腸):171カロリー、脂質11.9g
もつの脂質はスープに溶け出しているので、麺類を入れて〆として食べると、溶け出した脂質も一緒に摂ることになります。
スープは控えめにするといいですね。
塩分が高いってどういうこと?
もつ鍋は塩、醤油、味噌で味付けされるので、塩分が高め。
スープを全部飲むと、塩分の過剰摂取になることも。
野菜をたくさん入れても、スープの味が薄まらないように、調味料を加えると、塩分が多くなりがち。
塩分を摂りすぎると、むくみや高血圧のリスクがあるので、注意しましょう。
もつ鍋には栄養もたくさん?
疲れを回復させたり、美容にいい栄養素がたくさん含まれています。
野菜と一緒に食べると、いろいろな効果が期待できますよ!
どんな効果があるか見てみましょう。
コラーゲンがたっぷりってどういうこと?
もつには美肌にいいコラーゲンがたくさん含まれています。
でも、もつだけで食べると、アミノ酸として分解されてしまうので、コラーゲンとしての効果はあまり感じられません。
もつ鍋に入っている野菜のビタミンCが、コラーゲンの吸収を助けてくれます。
アミノ酸から再びコラーゲンが作られるんです。
もつ鍋のコラーゲンを摂るときは、ビタミンCが多いキャベツやニラと一緒に食べるといいですね。
アミノ酸で風邪を撃退ってどういうこと?
もつには、人が必要とする必須アミノ酸が含まれています。
この必須アミノ酸は、体内で作ることができないので、食事から摂る必要があります。
もつに含まれる必須アミノ酸と、鍋に入れる野菜を一緒に摂ることで、風邪予防に役立ちます。
ビタミンで疲れが取れるってどういうこと?
もつにはいろいろなビタミンが含まれていて、それぞれに役割があります。
ビタミンB1と、にんにくやニラに含まれるアリシンが組み合わさると、疲労回復や免疫力アップに効果があります。
さらに、スタミナアップの効果もあるので、体力をつけたいときにもおすすめです!
鉄分も摂れるってどういうこと?
タンパク質や脂質だけでなく、ミネラルの一つである鉄分も含まれているので、もつ鍋を食べることで、貧血予防にも役立ちます。
鉄分が不足すると、貧血になりやすくなり、集中力が低下することもあります。
特に女性は鉄分が不足しがちなので、もつ鍋を食べて美味しく鉄分を摂りましょう。
もつ鍋のカロリーはどのくらい?
もつは、他の鍋と比べると意外とカロリーが低いんです。
4種類の鍋とカロリー・脂質を比較してみました。
- 牛もつ鍋(1人前):388カロリー、脂質26.39g
- キムチ鍋(1人前):553カロリー、脂質28.63g
- すき焼き(1人前):490カロリー、脂質25.32g
- 寄せ鍋(1人前):358カロリー、脂質11.44g
寄せ鍋は、カロリーも脂質も他の鍋と比べて低いですね。
もつ鍋はカロリーは低めですが、キムチ鍋やすき焼きと比べると、カロリーに対して脂質が多いです。
スープにはもつの旨味が溶け出していますが、ダイエット中の方やカロリーが気になる方は、飲まないようにするか、翌日に分けて食べるといいかもしれません。
もつ鍋のカロリーを抑える食べ方は?
もつ鍋は美容・健康・ダイエットにいいですが、食べ過ぎると脂質や塩分の摂り過ぎになり、カロリーオーバーにもなります。
カロリーは工夫次第で抑えられるので、ぜひもつ鍋を作るときに実践しましょう。
たくさんの野菜を入れる
野菜をたくさん入れることで、ボリュームが増えて満足感が得られます。
また、カロリーを抑えることができるので、歯ごたえのある野菜や栄養価の高い野菜をたくさん入れましょう。
野菜が多いことで、カロリーを抑えつつ栄養をたくさん摂ることができ、ダイエットや健康にもいいですね。
炭水化物は控えめに
もつから出る出汁で、〆としてスープにご飯や麺類を入れたくなりますが、スープにはもつから溶け出した脂質が含まれています。
ご飯や麺を入れることで、炭水化物と脂質を一緒に摂取することになり、カロリーも高くなります。
薄味にしよう
野菜に味を染み込ませるために調味料を多く入れると、味が濃くなります。
味噌味や辛い味を避けたり、出汁を多めにしたりすることで、薄味にし、喉の渇きを抑えられます。
また、薄味にすることで、スープからのカロリーや糖分の摂取を控えることができます。
まとめ
もつ鍋は美味しいけれど、脂肪やプリン体が豊富なので、食べ過ぎると健康を害することがあります。
食べ過ぎなければ、栄養が豊富なので、美容やダイエットに効果的です。
他の鍋と比べてカロリーは低めですが、脂質が多いので注意が必要です。
野菜をたくさん入れたり、〆の炭水化物の摂取を控えることで、カロリーや脂質・塩分を控えめにできます。
美味しく食べて、健康な体を維持しましょう。
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