朝の会議準備をしている最中、話好きなおばさんに話しかけられて、予定が狂ってしまったことはありませんか?
また、こちらの仕事にいちいち口を出してくるお局様に悩まされることもあるでしょう。
昼休みに外でランチをしようと思っていたのに、おばさんの話し相手をしているうちに食事の時間を逃してしまうこともありますよね。
天気の話や芸能ネタ、夕食の献立について延々と話している姿に、どうしてこんなに話題が尽きないのか不思議に感じることも。
また、昔の失敗を引きずり、愚痴を言い続けることもあります…。
おしゃべりが止まらない、うるさいおばさんにイライラしてしまう気持ち、よくわかります!
でも、「無視するのは逆効果だ」と聞いたことがありませんか?
今回は、そんなおばさんに困ったときに試してほしい5つの対処法を紹介します!
職場のうるさいおばさんをうまく対処するための5つの方法
職場でうるさいおばさんに悩んでいるあなたに向けて、5つの有効な方法をお伝えします。
おばさんのタイプは「ただうるさいだけ」のタイプから「仕事にいちいち口を出してくる」タイプまでさまざまですが、どちらのシチュエーションにも役立つ方法です。
適当に聞き流す(相づちを打つ)
まず最初に試したいのが、「適当に聞き流すこと」です。
おばさんにもさまざまなタイプがありますが、もしあなたの職場のおばさんが【ただ話したいだけ】のタイプなら、話を聞き流すだけでも問題ありません。
おばさんは大きな声で話すことで、ストレスを発散させているのです。
このタイプのおばさんは、特に意味があるわけではなく、日常の不満やストレスをただ言葉にすることで自分を楽にしているだけです。
ですから、あまり気にせずに、話の内容は右から左に流してしまいましょう。
「まるでBGMのように感じる」と思っておけば十分です。
ただし、完全に無視してしまうと、「私の話、聞いているの?」と怒られる可能性があるので、適度に相づちを打つことが大切です。
「へぇ~、そうなんですね~」などの簡単な返事で十分です。
あなたが少しでも反応を示すだけで、おばさんは満足しますので、気楽に対応していきましょう。
共感する(同意を示す)
次にご紹介する方法は、共感を示すことです。
例えば、誰かが何かを相談してきた際、その人が本当に求めているのは解決策ではなく、ただ自分の気持ちに寄り添ってもらうことです。
例えば、こんな言葉で共感を示すことが有効です。
「それ、大変ですね。」
「本当にひどいですね。」
「その通り、彼が悪いんです。」
このように、自分と同じ立場で理解していることを伝えることで、相手は安心し、心が落ち着くことがあります。
もしあなたの職場のおばさんがこのタイプなら、しっかり共感を示してあげましょう。
「ええ、それはすごいですね!」とか、「そんなこと言われたんですか?信じられません!」といった反応も効果的です。
ただし、心から反応する必要はありません。大げさに「○○さんのおっしゃる通りです」といった形で反応することでも十分です。この方法は、あなたの仕事や態度について批判された場合にも役立ちます。
要は、大げさに同調し、「あなたの言っていることは正しい」と感じさせてあげることがポイントです。
こうすることでおばさんは満足し、少し静かになるはずです。
ただし、陰口や悪口に同調するのは避けましょう。これに同調してしまうと、あなたがその陰口を言っていたかのように噂されてしまうリスクがあります。
自分の立場を守るためにも、慎重に行動することが大切です。
「でも、もし陰口に巻き込まれそうになったらどうしよう?」
その場合は、次の方法を試してみてください!
予備動作(悪口や陰口に巻き込まれそうになった時の対処法)
予備動作とは、次に何をするかを予告するような行動のことです。
この方法は、私が人生の先輩から教わったものです。
特に理由がなくても構いません。もし陰口や悪口に発展しそうな不穏な雰囲気を感じ取ったら、すぐに時計を見て、「あっ、こんな時間だ!私は〇〇に行かないと!」と言いながら席を立つのです。
これが予備動作です。理由は何でも構いません。
「部長に呼ばれていました!」「コピーを頼まれていたんでした!」といった簡単な言い訳で構いません。
重要なのは、「急いでいる」という印象を相手に与えることです。
突然立ち上がることで相手は戸惑い、その隙に「失礼します」と言いながらその場を離れることができます。
こうすることで、無用なトラブルを回避することができ、さらに自分の時間を守ることができます。
質問を投げかける
次にご紹介する方法は、【こちらから積極的に質問をする】という戦略です。
例えば、「あなたは悩み事がなさそうで羨ましいわねぇ~」などと言われた場合、こんな風に返してみましょう:
「え?〇〇さん、何かお悩みごとがあるんですか?ちょっと心配です…。私でよければお話を聞きますよ?」
もし、おばさんが反応に困ったり、言葉に詰まったりしたら、さらにこんな質問を投げかけてみてください:
「もしかして、かなり深刻な悩みがあるんですか?もしよければ、上司の〇〇さんに相談してみてはどうですか?」
あたかも本当に心配しているかのように、深刻な悩みとして受け止めて返すことで、おばさんは言葉を失ってしまうかもしれません。
このようなタイプのおばさんは、大した悩みを抱えていない場合がほとんどです。
暇つぶしにされないよう、面倒な話が続かないうちに早めに対処することが大切です。
ただし、実際におしゃべり好きなおばさんの場合は、むしろ話が長引いて嬉しそうになることもあります。
そんな時には、「予備動作」を使って席を立つようにしましょう。
尊敬して褒める
最後にご紹介する方法は、「褒める」ことです。
人は誰しも「認められたい」という気持ちを持っています。
そして、無意識のうちにその気持ちが存在しているのが、職場で話しすぎたり偉そうに振る舞ったりする「おばさん」の姿です。
おばさんは、【自尊心】が満たされると、満足しておとなしくなることが多いです。
では、どうやってその自尊心を満たしてあげるかというと…実はとても簡単です。それは、褒めちぎることです!
ただ褒めるのではなく、その瞬間に限り『尊敬の気持ちを込めて』褒めることがポイントです。
「でも、嫌いなおばさんをどうやって褒めるんだろう…」と思うかもしれませんが、あなたは大人です。冷静に考えてみましょう。
子育てが一段落し、会社で長年働いているおばさんは、家庭と仕事を両立させてきた自信を持っています。
また、今まで積み上げてきた経験には、確固たる信念を持っているのです。
実際に、おばさんは人生の先輩でもあり、職場に長くいるなら、その継続性こそが力だと体現しています。
その点を「褒める材料」として使いましょう。
例えば、あなたが仕事で失敗を繰り返し、おばさんにグチグチ言われた場合、こんな風に言いましょう:
「いつもご迷惑をおかけしてすみません。〇〇さんは、以前〇〇の時に~というように上手く対処されていましたよね。あのように機転を利かせるためには、どうすればいいのでしょうか。ぜひ教えてください。」
また、おばさんが子供自慢ばかりしている場合には、こんな質問をしてみてください:
「うちの子が小4で最近、反抗的で全然言うことを聞かなくて困っているんですが…〇〇さんのお子さんは、いつも親思いで優しいですよね。普段から気をつけていることとか、何かコツがあれば教えていただけますか?」
このように、おばさんを心から尊敬していることを伝えることで、おばさんは自分が頼られていると感じます。
そして、「良い先輩であろう」と意識するようになり、無駄におしゃべりをすることが少なくなります。
これにより、業務にも集中できるようになります。
この方法は、あなたにとっても、職場全体にとっても良い結果をもたらすことでしょう。
おばさんがうるさい理由!実はその裏に隠れた心理がある?
そもそも、なぜおばさんは常におしゃべりをしているのでしょうか?
その答えは、実はとてもシンプルです。
おばさんたちは、周りの人々に自分の存在を認めてもらいたいという気持ちを持っています。
もっと言えば、「もっと仲良くなりたい」という欲求も隠れているかもしれません。
実は、声が大きい人々には共通する心理的な特徴があることがわかっています。
具体的には次のような特徴です。
- 他者に認められたいという強い欲求
- 自信に満ちている
- 自分の意見が正しいと信じて疑わない
- 自分の考えを押し通したいと思っている
- 周囲に圧力をかけて支配したいという思い
これらの心理状態が、おばさんたちに見られる典型的な特徴です。
おばさんたちは非常に強い自尊心を持つ人たちであり、その自尊心は年齢を重ねるごとにさらに強化されます。
自分が正しいと信じて疑わないおばさんに対して反論をするのは、まさに「火に油を注ぐ」行為と言えます。
また、単に「無視」してしまうことも、状況をさらに悪化させる可能性があります。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、最終的にはおばさんの自尊心を満たすことで、徐々に落ち着くことができるはずです。
まとめ
おばさんとの上手な付き合い方は、適度に話を流すこと、軽く相づちを打つこと、そして時々質問をしてその答えを尊敬の気持ちで褒めることです。
あなたが疲れないように、「適度に楽しく、適当な感じ」で接することが大切です。
これらの方法を試して、おばさんとの関係をうまく築いてみてください。
あなたが静かで快適な職場環境を作り出せることを心から願っています!
コメント