歓迎会の司会台本|挨拶の順番とセリフ例文で安心

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「歓迎会の司会を頼まれたけれど、何をどう話せばいいかわからない…」と不安に感じていませんか?

この記事では、新入社員歓迎会の司会進行の流れ・挨拶の順番・そのまま使えるセリフ例文をまとめています。基本形に加えてカジュアル・フォーマルのアレンジ例も紹介しているので、会社の雰囲気に合わせてすぐに使えますよ。

司会成功のカギは「台本を事前に仕上げておくこと」です。流れとセリフさえ決まっていれば、当日は落ち着いて進行できます。

目次

歓迎会の進行の流れと挨拶の順番

歓迎会の進行は、だいたい決まったパターンがあります。まずは全体の流れを把握しておきましょう。

順番プログラム担当
1開会宣言司会者
2開会の挨拶最上位の役職者(例:部長)
3乾杯3番目の役職者(例:係長)
4食事・歓談全員
5新入社員の紹介・挨拶司会者→新入社員
6余興・出し物有志
7食事・歓談全員
8締めの挨拶2番目の役職者(例:課長)
9閉会宣言司会者

挨拶を依頼する役職の基本ルール

挨拶の依頼先で迷ったら、次のルールを押さえておけば安心です。

  • 開会の挨拶:出席者のなかで一番役職が高い方に依頼する
  • 乾杯の挨拶:3番目くらいの役職の方にお願いするのが一般的
  • 締めの挨拶:2番目の役職の方に依頼する

開会と締めの挨拶者が同じにならないよう、バランスよく振り分けるのがポイントですね。

歓送迎会(送別と歓迎を兼ねる場合)の順番

異動や退職の送別と新入社員の歓迎を同時に行う「歓送迎会」では、進行順が少し変わります。

  • 紹介の順番:先に転出者(送られる側)→ 次に新入社員(迎える側)
  • 挨拶の順番:転出者のスピーチ → 新入社員の自己紹介
  • 花束・記念品:転出者への贈呈を忘れずにプログラムに入れる

歓送迎会では「送別」を先にするのがマナーです。長年の功労をねぎらった後に新しい仲間を紹介する流れが自然ですよ。

司会者の準備チェックリスト

当日の進行をスムーズにするには、段階的に準備を進めておくことが大切です。以下の時系列で確認しましょう。

STEP
1か月前 ― 日程・会場・予算を確定する

歓迎会の日程と会場を押さえ、予算の目安を決めます。参加者リストも作り始めましょう。

STEP
3週間前 ― 挨拶を依頼する

上司へ挨拶の打診を行います。新入社員の情報収集(氏名の読み方・配属先・趣味など)もこの時期に。

STEP
2週間前 ― 台本を作成する

司会進行用の台本を仕上げます。余興や出し物がある場合は担当者と内容・持ち時間を調整しましょう。

STEP
1週間前 ― 最終確認をする

参加人数の確定、座席表の作成、台本の読み合わせを行います。挨拶者にも改めてリマインドしておくと安心です。

STEP
前日〜当日 ― 設備と台本の最終チェック

マイク・プロジェクターなどの機材テスト、会場レイアウトの確認を済ませます。台本は印刷して手元に置いておきましょう。

【場面別】司会のセリフ例文集

ここからは歓迎会の各場面で使えるセリフ例をまとめました。それぞれ基本形・カジュアル・フォーマルの3パターンを用意しているので、会社の雰囲気に合わせてアレンジしてください。

開会宣言のセリフ例

■ 基本形

「これより○○株式会社 令和○○年度の新入社員歓迎会を開催いたします。
本日の司会を担当します(部署)の(名前)です。どうぞよろしくお願いいたします。」

■ カジュアル

「皆さん、本日はお忙しいなかお集まりいただきありがとうございます!
ただいまより新入社員歓迎会をスタートします。
司会の(部署)(名前)です。新しい仲間をみんなで盛り上げて迎えましょう!」

■ フォーマル

「定刻となりましたので、令和○○年度 ○○株式会社 新入社員歓迎会を始めさせていただきます。
本日司会を務めます(部署)(役職)の(名前)と申します。
ご多用のなかお集まりいただき、ありがとうございます。」

開会の挨拶への橋渡し

■ 基本形

「まずはじめに、○○部長より開会のご挨拶をいただきます。
○○部長、よろしくお願いいたします。」

■ カジュアル

「開会のご挨拶は○○部長にお願いいたします。
新入社員の皆さん、○○部長のお話はぜひ耳を傾けてくださいね。
○○部長、よろしくお願いします!」

■ フォーマル

「それでは、当社○○事業部を統括されております○○部長より、
開会のご挨拶を頂戴いたします。○○部長、お願いいたします。」

乾杯の挨拶への橋渡し

■ 基本形

「○○部長、ありがとうございました。
それでは乾杯の音頭を○○係長にお願いいたします。
皆さま、お飲み物のご準備をお願いします。」

■ カジュアル

「○○部長、力強いお言葉ありがとうございます!
さぁ、ここからは楽しい時間に移りましょう。乾杯の音頭は○○係長にお願いします。
グラスの準備はいいですか? ○○係長、お願いします!」

■ フォーマル

「○○部長、心温まるお言葉をありがとうございます。
では、乾杯のご発声を○○係長にお願いいたします。
皆さま、グラスをお手元にご用意ください。○○係長、よろしくお願いいたします。」

食事・歓談への誘導

■ 基本形

「○○係長、ありがとうございます。
では、しばらくお食事とご歓談をお楽しみください。」

■ カジュアル

「乾杯の音頭ありがとうございます!
ここからはお料理を味わいながら、いろんな方とお話ししてくださいね。
席の移動も自由です!」

■ フォーマル

「乾杯の後は、しばらくお食事とご歓談の時間です。
次のプログラムは○時○分頃から始めますので、ごゆっくりお過ごしください。」

新入社員の紹介と自己紹介への誘導

■ 基本形

「皆さま、歓談中失礼いたします。
ここで今年入社した新入社員をご紹介します。
お一人ずつ、名前・配属先・ひとことずつ自己紹介をお願いします。」

■ カジュアル

「皆さん、お料理楽しんでいますか?
さて、本日の主役・新入社員の皆さんにひとことずつお願いしましょう!
名前と配属先、趣味や意気込みなど自由にどうぞ。では○○さんからお願いします!」

■ フォーマル

「ご歓談中恐れ入りますが、ここでお時間をいただきます。
本年度入社の新入社員をご紹介いたします。
それぞれ1分程度で自己紹介をお願いいたします。○○部の○○さんからどうぞ。」

余興・出し物の紹介

■ 基本形

「続いて、新入社員の皆さんが用意してくれた出し物があります。
大きな拍手でお迎えください!」

■ カジュアル

「お待ちかねの余興タイムです!
新入社員が一生懸命準備してくれた『○○○○』、
皆さん温かく盛り上がっていきましょう。お願いします!」

■ フォーマル

「ここからはプログラムに沿って余興に移ります。
本日は○本の企画をご用意しております。
皆さま、どうぞごゆっくりお楽しみください。」

締めの挨拶への橋渡し

■ 基本形

「では最後に、○○課長より締めのご挨拶をお願いいたします。」

■ カジュアル

「楽しい時間もそろそろ終わりに近づいてまいりました。
締めのご挨拶は○○課長にお願いします。○○課長、よろしくお願いします!」

■ フォーマル

「お時間が近づいてまいりましたので、締めのご挨拶を○○課長にお願いいたします。
○○課長は新入社員研修の責任者でもいらっしゃいます。どうぞよろしくお願いいたします。」

閉会宣言のセリフ例

■ 基本形

「○○課長、ありがとうございます。
これにて新入社員歓迎会をお開きとさせていただきます。
お足もとにお気をつけてお帰りください。お疲れさまでした!」

■ カジュアル

「○○課長、温かいお言葉ありがとうございます!
以上で歓迎会は終了です。新入社員の皆さん、明日からもよろしくお願いしますね。
先輩方も引き続きサポートをお願いします。皆さん、お疲れさまでした!」

■ フォーマル

「○○課長、誠にありがとうございました。
以上をもちまして、令和○○年度 新入社員歓迎会を終了いたします。
本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。
どうぞお気をつけてお帰りくださいませ。」

上司への挨拶依頼のマナーと伝え方

挨拶のお願いは、歓迎会の1〜2週間前には済ませておくのが理想です。上司のスケジュールは変わりやすいため、早めに打診しましょう。

依頼のときに伝えておくべきポイントは次の4つです。

  • 挨拶の種類と時間:「開会の挨拶を5分程度お願いします」と具体的に伝える
  • 挨拶の位置づけ:「乾杯の前に新入社員への歓迎メッセージを」などテーマを示す
  • 当日の全体スケジュール:いつ、何の後に挨拶があるかを共有する
  • 機材の必要性:プロジェクターやマイクの使用有無を確認する

依頼後は前日にも「明日はよろしくお願いいたします」とリマインドを入れると丁寧です。急な欠席に備えて、同じくらいの役職の方に代役をお願いしておくと安心ですよ。

司会で失敗しないための実践テクニック

台本ができたら、あとは当日の話し方を意識するだけでぐっとプロっぽい司会になります。

声の出し方と話すスピード

会場の全員に聞こえるよう、以下のポイントを意識してみてください。

  • 腹式呼吸で安定した声量をキープする
  • 1分間に300〜350文字くらいのペースで、早すぎず遅すぎないスピードを心がける
  • 要所で「間」を入れると、聞き手の注意を引きやすい
  • マイクと口の距離は10〜15cmを目安にする

緊張をほぐす方法

「人前で話すのが苦手」という方でも、次の工夫で緊張をやわらげることができます。

  • 台本を何度も読み込んで、流れを体に覚えさせる
  • 本番前に深呼吸を3回して心拍数を落ち着かせる
  • 会場で優しそうな表情の人を見つけて、その人に話しかける感覚で進行する
  • 水やお茶をすぐ飲めるように手元に置いておく

想定外のトラブルへの対処法

どれだけ準備をしても、当日は何が起きるかわかりません。よくあるトラブルと対処法をまとめました。

トラブル対処法
時間が押してしまった歓談の時間を短縮して調整する。新入社員紹介など重要パートは省略しない
マイクが故障した予備マイクに切り替える。小規模なら地声でカバーする
挨拶予定者が欠席事前に決めておいた代役にお願いする。司会者が簡潔にカバーしてもよい
余興が予定より長引いた担当者にさりげなくサインを出す。「短縮バージョン」をあらかじめ相談しておく

トラブル対策の基本は「代替プランを1つ用意しておくこと」です。準備さえしておけば慌てずに対応できますよ。

規模別の進行ポイント

参加人数や開催形式によって、司会で意識すべきポイントが変わります。

少人数(20人未満)の場合

  • 円卓やU字型など、全員の顔が見える配置にしてアットホームに
  • 自己紹介の時間を長めに取り、一人ひとりとじっくり交流する
  • 簡単なゲームや質問コーナーを入れると盛り上がりやすい

大人数(50人以上)の場合

  • マイク・スピーカーのセッティングを入念にチェックする
  • 新入社員の名前や写真をスクリーンに映して紹介するとわかりやすい
  • 一人ずつではなく部署ごとにまとめて紹介すると時間が押さない

オンライン・ハイブリッド形式の場合

  • 開会30分前に通信環境と画面共有のテストを済ませる
  • オンライン参加者にもわかるよう、名前・役職をはっきり伝える
  • チャット機能で質問やコメントを受け付けると参加感が高まる

よくある質問

歓迎会の所要時間はどのくらいが適切?

1時間半〜2時間が目安です。短すぎると交流の時間が取れず、長すぎると中だるみしやすくなります。

司会者は飲んでもいい?

乾杯のひと口は問題ありませんが、進行中はノンアルコールが無難です。閉会後にゆっくり楽しみましょう。

新入社員が複数いる場合、紹介の順番はどうする?

部署順やあいうえお順が一般的です。特に決まりはないので、事前に本人に順番を伝えておけば大丈夫ですよ。

まとめ

歓迎会の司会で押さえておきたいポイントをおさらいします。

  • 進行の流れは「開会→挨拶→乾杯→歓談→新入社員紹介→余興→締め→閉会」の9ステップ
  • 挨拶の依頼先は「開会=最上位」「乾杯=3番目」「締め=2番目」のルールで振り分ける
  • セリフは基本形をベースに、会社の雰囲気に合わせてカジュアル・フォーマルをアレンジ
  • 台本の読み込み+深呼吸で緊張はかなり和らぐ
  • トラブル対策は「代替プランを1つ用意しておく」のが鉄則

まずはこの記事のセリフ例をコピーして、自分の会社の情報を書き込むところから始めてみてください。台本さえできれば、当日は自信を持って進行できるはずです。

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