今回は、雪を使って簡単にかまくらを作る方法をご紹介します。
結論から言うと、かまくら作りは大きく分けて二つの方法があり、どちらもとても簡単です。
しっかりとしたかまくらを作るには、大体2時間ほどの時間がかかります。
最近は雪がよく降る季節となり、子どもと一緒にかまくらを作りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、雪を使ってかまくらを作るための基本的な手順やコツ、必要な道具、注意点などについて詳しく解説します。
この記事を読んだ後、ぜひ雪の日に実践してみてください。
雪を使ったかまくら作りは簡単!【ドーム型かまくらの作り方】必要な道具もご紹介
ここでは、ドーム型かまくらを作るために必要な道具や、その作り方、そしてかかる時間について詳しく説明します。
ドーム型かまくら作りに必要な道具
ドーム型かまくらを作るためには、以下の3つの道具が必要です。
- 棒・・・数本
- 紐
- スコップまたはシャベル
ドーム型かまくらの作り方
ここでは、ドーム型かまくらを作る手順を順を追って説明します。
まず、紐とスコップを使って円を描き、その円の中に雪を積み重ねます。積む際は、しっかりと踏み固めながら積んでいきます。
外側はしっかりと踏み固め、内側は後でくりぬくため少し柔らかめに積みます。
外側の側面は、スコップの裏を使って固めながら少しずつ盛り上げていきます。
形がある程度できたら、そのまま1~2時間ほど放置します。
もし時間がない場合は、水をかけて雪を固める方法もあります。
次に、枝を数本用意し、剣山のように一定の深さに差し込んでいきます。
その後、入口部分を開け、シャベルで掘り進めていきます。このとき、入口は冷たい風が入らないように小さめに作るのがポイントです。
枝を差し込んだら、それを目安に掘り進めることで、均等に厚さを保ちながら掘り進めることができます。
最後に小枝を取り除き、周囲と内部を整えれば、かまくらが完成です。
ドーム型かまくら作りにかかる時間はどれくらい?
かまくらの大きさにもよりますが、一般的に一人で作る場合、次のような時間がかかります。
- 小さいかまくらなら2~3時間
- 大きなかまくらだと4~5時間以上
また、複数人で作業をすれば、作業が効率よく進みます。そのため、数人で協力して作るのがオススメです。
二人以上で作ることで、達成感を共有でき、より楽しくかまくら作りができるでしょう。
【ブロック型かまくら】の作り方完全ガイド
ブロック型かまくらを作る方法を、順を追って詳しく解説します。
ドーム型かまくらとは異なり、こちらは雪を四角い箱型の型枠に詰め込んで形を整えていく方法です。
手間は少しかかりますが、完成したときの達成感はとても大きく感じられるはずです。
ブロック型かまくらを作るために必要な道具
ブロック型かまくらを作るには、次の道具を準備しましょう。
- スコップまたはシャベル
- 四角い箱型の型枠(できるだけ大きいものが好ましい)
- 定規
- 紐
ブロック型かまくらの作り方
作業を順番に説明していきます。
まず、紐とスコップを使って円を描き、その大きさを決めます。
次に、円の中心部分を踏み固めて平らにします。
その後、四角い箱型の型枠(できるだけ大きいもの)に雪を詰めていきます。
雪を詰め終わったら、上から圧力をかけて固いブロックを作ります。
ブロックが出来上がったら、隙間ができないように定規を使って端を削り、整えます。そして、円形に並べていきます。
万が一隙間ができた場合は、追加で雪を使い埋めて、しっかりと固めましょう。
1段目が完成したら、定規を使って平らに整え、次は2段目、3段目と積み上げていきます。
上の段は、少し斜めに積み上げていくのがポイントです。
全ての段を積み終えたら、最後に全体の形を整えます。
最後に入口を削って整形すれば、ブロック型かまくらの完成です。
ブロック型かまくらを作るのにかかる時間はどれくらいか?
2人で作業する場合、7時間以上かかることもあります。
大人数で作業を進める方が効率が良いため、できれば複数人で作業を行いましょう。
1日で終わらせることにこだわらず、2~3日かけてゆっくり作業を進める方が、より良いかもしれません。
また、ブロックの大きさを大きくすることで作業が少し早く進むこともあります。
かまくら作り時の注意点
かまくら作りを行う際に気をつけるべきポイントについて紹介します。
生き埋めに注意
雪がしっかりと固まっていない場合、崩れて雪が落ちてくることがあります。
そのため、しっかりと雪を固めながら作業を進めることが非常に重要です。
万が一、生き埋めになってしまった場合には、焦らずに埋もれた人を傷つけないよう、速やかに救助を行いましょう。
できるだけ2人以上で作業を行うことをおすすめします。
霜焼けに注意
かまくら作りに夢中になると、手や体が冷えやすくなり、霜焼けになることがあります。
長時間の作業を避け、適度に休憩を取りながら、体や手足を温める時間を確保するよう心がけましょう。
かまくらで楽しめる【遊びのアイデア】
かまくらは、ただの雪の家ではありません。中で楽しむことができるさまざまなアクティビティがあります。例えば、
かまくらの中でお餅を焼いたり、温かいお鍋を囲むのもとても楽しいですよね。
キッチンで事前に準備した料理をかまくらに持ち込んで、みんなで食事を共にするのも素晴らしいひとときです。
さらに、キャンドルや懐中電灯を使ってかまくらの中をライトアップするのも、とても魅力的なアイデアです。
夜になると、かまくら内の光が雪の壁に反射して幻想的な雰囲気が広がり、忘れられない感動的な瞬間を味わうことができます。
ただし、かまくらの中で温かい食べ物を食べたり、ライトアップにキャンドルを使ったりする際には注意が必要です。
これらの活動により、少しずつ積み上げた雪が溶けて、かまくらが崩れやすくなる可能性があるためです。
そのため、1~2時間程度を目安に楽しまれるのが最適です。
まとめ
今回の記事では、以下の内容についてご紹介しました。
- ドーム型かまくらの作り方
- ブロック型かまくらの作り方
- 安全面での注意点
- かまくらでの遊び方
ぜひ、お子様と一緒にかまくら作りを楽しみ、思い出に残る素敵な時間をお過ごしください。
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