「今年の新年会、締めの挨拶お願いできる?」
上司からの突然のこの一言。楽しみにしていた新年会が、急に緊張の場に変わった経験はありませんか?
何を話せばいいのか分からない、大勢の前でスベったらどうしよう、手締めのやり方も実は自信がない……。そんな不安を抱えている方は、決してあなただけではありません。締めの挨拶は宴会の最後を飾る大切な役目。プレッシャーを感じるのは当然のことです。
でも、安心してください。締めの挨拶には「型」があります。その型さえ押さえておけば、誰でも堂々とスピーチができるようになります。
この記事では、新年会の締めの挨拶に必要な知識をすべて網羅しました。基本の構成術から、立場や状況に合わせた30パターンの例文、挨拶を格上げするテクニック、そして意外と知られていない手締めの正しい作法まで、徹底的に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、「締めの挨拶?任せてください!」と自信を持って言えるようになっているはずです。
新年会の締めの挨拶とは?その役割と重要性
そもそも締めの挨拶とは、宴会の終わりを告げ、参加者全員の気持ちを一つにまとめる役割を担うスピーチのことです。「中締め」と「本締め」の2種類があり、中締めは宴会の途中で一区切りをつける挨拶、本締めは宴会の最後に行う挨拶を指します。
新年会における締めの挨拶は、単なる「終わりの合図」ではありません。新しい一年のスタートを祝い、参加者の士気を高め、会社やチームの結束を強める重要な役割があります。最後の印象は記憶に残りやすいもの。だからこそ、締めの挨拶を任されるということは、それだけ信頼されている証でもあるのです。
とはいえ、難しく考える必要はありません。次の章で紹介する「黄金の3ステップ」を押さえれば、誰でも好印象を与える挨拶ができるようになります。
これで完璧!締めの挨拶「黄金の3ステップ」構成術
印象の良い締めの挨拶には、共通する「型」があります。この型を覚えておけば、どんな場面でも応用が効きます。まずは基本の3ステップをしっかりマスターしましょう。
ステップ1:感謝の言葉からスタートする
スピーチの冒頭は、必ず感謝の言葉から始めます。「僭越ながら、締めのご挨拶をさせていただきます」という前置きの後、まずは感謝を伝えましょう。
感謝を伝える相手は主に3つあります。まずは会を企画・準備してくれた幹事への感謝。次に、忙しい中を集まってくれた参加者全員への感謝。そして、素敵な料理や場所を提供してくれたお店への感謝です。すべてに触れる必要はありませんが、少なくとも幹事と参加者への感謝は入れておきたいところです。
感謝の言葉から始めることで、謙虚な姿勢が伝わり、聞き手は自然と耳を傾けてくれるようになります。
ステップ2:未来志向のポジティブなメッセージを伝える
感謝を伝えたら、次は前向きなメッセージで会を未来につなげます。新年会は新たな一年の幕開けを祝う場ですから、過去の反省やネガティブな話題は避け、希望に満ちた言葉を選びましょう。
例えば、会社や部署のさらなる発展への期待、チーム一丸となって目標達成を目指す決意表明、参加者一人ひとりの健康や活躍への祈りなど、聞いている人が前向きな気持ちになれる内容がベストです。「この仲間たちと一緒なら、どんな困難も乗り越えられる」といった一体感を醸成する言葉も効果的です。
ステップ3:締めの宣言と手締め・万歳三唱へつなげる
最後は、会全体の締めくくりを宣言し、手締めや万歳三唱へとつなげます。ここでダラダラと話を続けるのは禁物。潔く、テンポよく締めるのがスマートな挨拶のコツです。
「それでは、皆様の今年一年のご健勝と、我が社のますますの発展を祈念いたしまして」と述べた後、「一本締めで締めさせていただきます。皆様、お手を拝借!」と力強く宣言しましょう。
この3ステップを意識するだけで、締めの挨拶の骨格は完成です。あとは自分の立場や会の雰囲気に合わせて、言葉を肉付けしていけばOKです。
【立場・状況別】そのまま使える!新年会の締め挨拶 例文30選
ここからは、具体的な例文を紹介していきます。あなたの立場や新年会の雰囲気に合わせて、自由にアレンジして活用してください。そのままコピーして使っても、自分なりの言葉に変えてもOKです。
若手社員向けの例文(フレッシュさと熱意をアピール)
若手社員が締めの挨拶を任されるのは、期待の表れでもあります。背伸びせず、等身大の言葉で誠実に話すことを心がけましょう。フレッシュさや熱意が伝われば、それだけで好印象です。
例文1:王道のシンプルな基本形
ご指名をいただきました、○○部の○○です。皆様、本日はお疲れ様でした。
美味しいお酒と食事を囲みながら、普段なかなかお話しできない先輩方とも交流でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。
まだまだ至らない点の多い私ですが、本日のこの楽しい気持ちを胸に、新たな気持ちで業務に邁進してまいります。
それでは、皆様の今年一年のご健勝と、会社のさらなる発展を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
皆様、お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文2:元気と熱意を前面に出した挨拶
皆様、盛り上がっているところ失礼します!締めの挨拶という大役を仰せつかりました、入社○年目の○○です!
年の初めに、こうしてたくさんの先輩方と一緒にスタートを切れること、本当に嬉しく思います。今日いただいたエネルギーを仕事に活かして、今年は去年以上に成長できるよう全力で頑張ります!
それでは、この勢いを一年間持続させるべく、皆様のますますのご活躍を祈念して、威勢よく一本締めでまいりましょう!
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文3:新入社員向けの謙虚な挨拶
僭越ながら、締めのご挨拶をさせていただきます。今年入社いたしました○○です。
入社して初めての新年会で、このような大役をいただき、大変光栄に思っております。右も左も分からない私を温かく迎え入れてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
まだまだ勉強中の身ではございますが、一日も早く皆様のお役に立てるよう、精一杯努力してまいります。
それでは、皆様のご健勝と、会社のますますの発展を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文4:2~3年目社員の成長をアピールする挨拶
ご指名ありがとうございます。○○部の○○です。
入社○年目となり、少しずつではありますが仕事の面白さが分かってきたように感じております。これも、日頃からご指導いただいている先輩方のおかげです。
今年は昨年の自分を超えられるよう、より一層精進してまいります。そして、この場にいらっしゃる皆様と一緒に、会社を盛り上げていければ幸いです。
それでは、皆様の今年一年のご多幸を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文5:感謝にフォーカスした素直な挨拶
締めの挨拶を務めさせていただきます、○○です。
本日は素晴らしい新年会をありがとうございました。幹事の皆様、準備から当日の運営まで、本当にお疲れ様でした。おかげで、とても楽しい時間を過ごすことができました。
そして、普段お忙しい中、今日この場に集まってくださった皆様にも感謝申し上げます。
今年も一年、皆様と一緒に頑張っていきたいと思います。
それでは、皆様のご健勝を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文6:抱負を交えた意気込みの挨拶
皆様、本日はありがとうございます。○○部の○○です。
新年最初の行事であるこの新年会で、皆様と杯を交わせたことを大変嬉しく思います。
実は私、今年の目標を「何事にも臆せずチャレンジする」と決めました。この締めの挨拶も、そのチャレンジの第一歩です。緊張しておりますが、温かく見守っていただければ幸いです。
それでは、皆様にとって今年一年がチャレンジと成長に満ちた素晴らしい年になりますよう祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
中堅社員・チームリーダー向けの例文(一体感と貢献を意識)
中堅社員やチームリーダーには、チームをまとめ、若手と管理職をつなぐ役割が求められます。一体感を醸成しつつ、頼りがいのある印象を与える挨拶を心がけましょう。
例文7:リーダーシップを感じさせる挨拶
まだまだ話は尽きないことと存じますが、中締めの時間となりましたので、僭越ながらご挨拶させていただきます。○○部の○○です。
年の初めに、こうして部署の垣根を越えて皆様と親睦を深められたこと、大変嬉しく思います。皆様の笑顔を拝見し、このメンバーで一年間戦えることを改めて誇りに感じております。
明日からまた、それぞれの持ち場で全力を尽くし、チーム一丸となって目標達成に向けて頑張ってまいりましょう。
それでは、会社の輝かしい未来と、皆様のさらなるご活躍を祈念いたしまして、三本締めで締めさせていただきます。
皆様、ご起立をお願いいたします。お手を拝借!
例文8:二次会へつなげるスムーズな挨拶
皆様、宴もたけなわではございますが、この辺りで一度、中締めとさせていただきます。
本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。さて、この後ですが、二次会の会場として、すぐ近くの「○○」というお店を予約しております。まだまだ飲み足りない方、語り足りない方、ぜひご参加ください!
それでは、後半戦に向けて、そして今年一年の景気づけに、一本締めで締めたいと思います。
皆様、お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文9:チームの結束を強調する挨拶
皆様、楽しい時間をありがとうございます。○○チームの○○です。
今日この場を見渡して、改めて思いました。このメンバーがいれば、今年もきっと大丈夫だと。
昨年は皆様のおかげで多くの成果を上げることができました。今年はさらにその上を目指して、一人ひとりの力を結集させていきましょう。困ったときはお互いに助け合い、嬉しいときは一緒に喜び合える、そんなチームでありたいと思います。
それでは、我々の最高のチームワークと、今年一年の成功を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文10:プロジェクトの成功を祈念する挨拶
締めの挨拶を務めさせていただきます、○○です。
皆様ご存知の通り、今年は○○プロジェクトという大きな挑戦が控えています。正直なところ、不安がないと言えば嘘になります。しかし、今日この場で皆様と顔を合わせ、語り合う中で、「このメンバーなら必ずやり遂げられる」という確信に変わりました。
一人では難しいことも、チームなら乗り越えられます。今年も一年、よろしくお願いいたします。
それでは、プロジェクトの大成功と、皆様のご健勝を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文11:後輩を励ます温かい挨拶
皆様、本日はお疲れ様でした。○○です。
今日は普段なかなか話せない若手の皆さんとも交流でき、とても刺激をいただきました。皆さんの熱意や新鮮な発想に触れると、こちらも負けていられないなと背筋が伸びる思いです。
先輩として偉そうなことは言えませんが、一つだけ。困ったときは遠慮なく頼ってください。私たちはチームですから。
それでは、ここにいる全員にとって飛躍の一年となりますよう祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文12:感謝と決意を込めた挨拶
僭越ながら、締めのご挨拶をさせていただきます。○○部の○○です。
まずは幹事の皆様、素晴らしい会を企画・運営していただき、ありがとうございました。そして、年始のお忙しい中お集まりいただいた皆様にも、心より御礼申し上げます。
中堅と呼ばれる立場になり、上からも下からも頼りにされるプレッシャーを感じることもあります。しかし、今日皆様の顔を見て、このプレッシャーは信頼の裏返しなのだと気づきました。その期待に応えられるよう、今年も全力で頑張ります。
それでは、皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
管理職・部長クラス向けの例文(組織全体へのメッセージ)
管理職や部長クラスの挨拶は、組織全体を見渡した視点が求められます。社員を労い、ビジョンを示し、士気を高めるメッセージを心がけましょう。
例文13:組織を鼓舞する力強いメッセージ
皆様、本日は年始のお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございました。締めの挨拶を務めさせていただきます、○○部長の○○です。
皆様の楽しそうな笑顔を拝見し、この素晴らしい仲間たちと共に新しい一年をスタートできることを、心から誇りに思います。
ご存知の通り、今年は我が社にとって「○○」という大きな目標を掲げる、まさに飛躍の年です。この目標達成には、ここにいる一人ひとりの力が不可欠です。共に力を合わせ、この一年を歴史に残る実り多き年にしてまいりましょう。
結びに、本日この素晴らしい会を準備してくれた幹事の皆さんに、今一度大きな拍手をお願いします。
そして、ここにいる全ての社員と、それを支えてくださるご家族の皆様にとって、本年が健康で幸多き一年となりますことを心より祈念いたしまして、本締めとさせていただきます。
一年間、共に頑張りましょう!
例文14:社員を労う温かいメッセージ
皆様、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、誠に名残惜しいですが、お開きの時間となりました。
年末の繁忙期を乗り越え、本日こうして皆様の元気な顔を見られたことが、私にとって何よりの喜びです。昨年は本当によく頑張ってくれました。心から感謝しています。
新しい年も、皆様が健康で、やりがいを持って仕事に取り組めるよう、私も全力でサポートすることをお約束します。何かあれば、いつでも声をかけてください。
それでは、我々の素晴らしいチームの未来と、皆様一人ひとりの幸福を祈念し、万歳三唱で締めくくりたいと思います。
皆様、ご唱和ください!会社の発展を祈って、ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!
例文15:ビジョンを示す挨拶
皆様、本日はありがとうございました。○○です。
新年会という場で、改めて皆様にお伝えしたいことがあります。
私は今年、この会社を「○○」な組織にしたいと考えています。一人ひとりが自分の仕事に誇りを持ち、互いに尊重し合い、そして何より、楽しく働ける。そんな会社を、皆様と一緒に作っていきたいのです。
理想論に聞こえるかもしれません。しかし、今日の皆様の笑顔を見て、決して不可能ではないと確信しました。
それでは、私たちの輝かしい未来と、皆様のご健勝を祈念いたしまして、三本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!
例文16:感謝を丁寧に伝える挨拶
締めのご挨拶をさせていただきます。○○でございます。
本日は、年始のお忙しい中、誠にありがとうございました。
まずは、この素晴らしい会を企画・運営してくれた幹事の皆さんに、改めて御礼を申し上げます。皆さんのおかげで、今日の会が成功裏に終わろうとしています。本当にありがとう。
そして、日頃から会社を支えてくれている社員の皆さん。皆さんの頑張りがあってこそ、今の会社があります。今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、皆様のご健勝と、会社のますますの発展を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文17:次年度の目標を示す挨拶
皆様、本日はお疲れ様でした。○○です。
さて、今年の目標についてはすでに皆様にお伝えしている通りですが、改めてこの場でお話しさせてください。
今年、私たちが目指すのは「○○」です。決して簡単な目標ではありません。しかし、今日この場を見渡して、このメンバーなら必ず達成できると確信しております。
目標達成の暁には、今日以上に盛大な宴を開きましょう。それを楽しみに、一年間頑張っていきましょう。
それでは、目標達成と、皆様のご健勝を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文18:全社員への感謝とエールを送る挨拶
皆様、本日は誠にありがとうございました。
新年会の締めくくりにあたり、一言だけお伝えさせてください。
会社は人で成り立っています。どんなに優れた戦略も、どんなに素晴らしい商品も、それを動かすのは人です。つまり、皆様一人ひとりが、会社そのものなのです。
今年一年、皆様が健康で、充実した日々を送れることを心から願っています。そして、何か困ったことがあれば、遠慮なく声を上げてください。私たちは仲間ですから。
それでは、皆様のご多幸と、会社のさらなる発展を祈念いたしまして、万歳三唱で締めさせていただきます。
会社の発展を祈って、ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!
取引先も参加する新年会向けの例文(社外への配慮を忘れずに)
取引先や関係会社が参加する新年会では、社外の方への敬意と感謝を忘れずに伝えましょう。フォーマルな言葉遣いを心がけつつ、パートナーシップの強化につながるメッセージを込めることが大切です。
例文19:感謝と敬意を伝える丁寧な挨拶
僭越ではございますが、締めのご挨拶をさせていただきます。○○株式会社の○○でございます。
○○様をはじめ、ご臨席賜りました皆様、本日はご多忙の折、私どもの新年会にお越しいただき、誠にありがとうございます。皆様とこうして新たな年の門出をお祝いできますこと、この上ない喜びでございます。
本年が、皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう、そして私どものパートナーシップがより強固なものとなりますよう、心より願っております。
それでは、ご臨席の皆様のますますのご健勝と、各社のさらなるご発展を祈念いたしまして、一本締めにてお開きとさせていただきます。
皆様、お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文20:協力関係を強調する挨拶
締めのご挨拶を務めさせていただきます。○○です。
本日は、日頃よりお世話になっております○○様にもご参加いただき、誠にありがとうございます。
昨年は○○様のお力添えもあり、数々のプロジェクトを成功させることができました。改めて御礼申し上げます。
本年も、互いの強みを活かしながら、Win-Winの関係を築いてまいりたいと存じます。引き続きのご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは、皆様のご健勝と、両社のますますのご発展を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文21:業界全体の発展を祈念する挨拶
僭越ながら、締めのご挨拶をさせていただきます。
本日は、業界の皆様とこうして新年をお祝いできますこと、大変光栄に存じます。
我々を取り巻く環境は年々変化しており、一社だけでは乗り越えられない課題も増えてまいりました。だからこそ、本日お集まりの皆様との連携が、これまで以上に重要になってくると確信しております。
本年が、ご臨席の皆様にとって、そして業界全体にとって、飛躍の一年となりますことを心より願っております。
それでは、皆様のご健勝と、業界の発展を祈念いたしまして、三本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!
少しユーモアを加えたい時の例文(スベらないさじ加減で)
ユーモアのある挨拶は場を和ませますが、スベると悲惨です。あくまでも「クスッと笑える」程度を狙い、大爆笑は求めないようにしましょう。自虐ネタはOKですが、他人をイジるのは避けてください。
例文22:クスッと笑える比喩を使った挨拶
皆様、盛り上がっているところ大変恐縮ですが、締めの挨拶とまいります!
「一年の計は元旦にあり」と申しますが、これだけ美味しいお酒と楽しい会話で一年をスタートしたのですから、今年は最高の年になるに違いありません。もし目標を忘れそうになったら、今日のこの楽しい宴を思い出してください。
それでは、皆様のお給料も、やる気も、右肩上がりの一年になりますことを祈念して、一本締めで締めましょう!
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文23:チームワークを軽やかに表現した挨拶
ご指名ありがとうございます!
よく「個の力よりもチームワーク」と言われますが、今日の皆様の連携を見ていると、本当にその通りだと実感します。乾杯から始まって、お酒を注ぎ合い、料理を分け合い、会話を楽しむ。この見事なチームプレーを仕事でも発揮すれば、今年の目標達成は間違いなしです!
それでは、最高のチームワークを祈念して、一本締めでまいりましょう!
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文24:季節感を活かした挨拶
皆様、本日はありがとうございます。○○です。
お正月気分もそろそろ抜けてきた頃かと思いますが、今日の新年会でまたエンジンがかかった方も多いのではないでしょうか。かくいう私も、皆様の熱気にすっかり火がついております。
冬来たりなば春遠からじ、と申します。寒い日が続きますが、春の訪れを楽しみに、この冬を乗り越えてまいりましょう。
それでは、皆様のご健勝と、会社の春のような飛躍を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文25:軽い自虐を交えた挨拶
皆様、ご指名ありがとうございます。締めの挨拶を仰せつかりました○○です。
実は私、人前で話すのが大の苦手でして……今も足が震えております。しかし、せっかくいただいた機会ですから、精一杯務めさせていただきます。
緊張で何を言っているか分からなくなるかもしれませんが、伝えたいことは一つ。今年も一年、よろしくお願いします!
それでは、皆様のご多幸と、私のスピーチ力の向上を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます!
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
急に指名された時の「1分スピーチ」集
準備する時間がなかった、急に指名された、という場面でも慌てる必要はありません。感謝と未来への期待をシンプルに伝えれば、それで十分です。以下の例文を参考に、短くても心のこもった挨拶を目指しましょう。
例文26:超シンプルな基本形
突然のご指名、恐縮です。○○です。
本日はありがとうございました。皆様と力を合わせ、今年も会社を盛り上げていきたいと思います。
皆様の今年一年のご健勝を祈念し、一本締めで締めます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文27:幹事への感謝を添えた挨拶
ご指名ありがとうございます。○○です。
幹事の皆様、素晴らしい会をありがとうございました。おかげで楽しい時間を過ごすことができました。
皆様、明日からまた頑張りましょう!一本締めで締めます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文28:感謝だけをストレートに伝える挨拶
○○です。締めの挨拶という大役、ありがとうございます。
本日は本当に楽しい時間でした。ありがとうございました。
それでは、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
例文29:一言で締める最短バージョン
皆様、お疲れ様でした!今年も一年、よろしくお願いします!
一本締めでまいりましょう!
お手を拝借!「いよーっ!」(パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン)
特殊な状況向けの例文
最後に、少し特殊な状況での締めの挨拶をご紹介します。オンライン開催や少人数の会など、状況に合わせたアレンジの参考にしてください。
例文30:オンライン新年会向けの挨拶
皆様、本日は画面越しではありますが、お集まりいただきありがとうございました。○○です。
対面での開催が難しい状況ではありますが、こうしてオンラインで皆様の顔を見ながら新年を祝えることを、大変嬉しく思います。
来年こそは、ぜひ対面で杯を交わしたいですね。それを楽しみに、今年一年を乗り越えていきましょう。
それでは、皆様のご健勝と、会社のますますの発展を祈念いたしまして、画面越しではありますが、一本締めで締めさせていただきます。
皆様、画面の前でお手を拝借!「いよーっ!」(パン)
挨拶を格上げする「プラスワン」テクニック
基本の例文をマスターしたら、さらに一歩進んで、挨拶を格上げするテクニックを身につけましょう。ちょっとした工夫で、あなたの挨拶はより心に残るものになります。
挨拶に深みを出す「気の利いた名言・ことわざ」
スピーチの中にさりげなく名言やことわざを引用すると、知的で洗練された印象を与えられます。ただし、無理に入れようとすると逆効果。自然な流れで使えるものを選びましょう。
新年会で使いやすい名言・ことわざをいくつかご紹介します。
「一年の計は元旦にあり」は、新年の抱負を語る際にぴったりの言葉です。「今日この場で立てた計を、一年間忘れずに」という形で使うと効果的です。
「笑う門には福来る」は、会場の明るい雰囲気を称え、未来につなげる言葉として使えます。「今日の皆様の笑顔を見て、今年は福がたくさん舞い込んでくる予感がします」といった形で取り入れてみましょう。
「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も」は、目標達成への決意を示す際に力強い印象を与えます。「困難な目標も、諦めなければ必ず達成できる」というメッセージを込めて使いましょう。
「千里の道も一歩から」は、大きな目標に向かう地道な努力の大切さを語る際に最適です。「まずは一歩を踏み出すことが大切。その一歩が、千里の道につながっている」という形で締めくくると印象的です。
失敗しないユーモアのさじ加減
面白い挨拶は諸刃の剣です。成功すれば称賛されますが、スベると悲惨なことになります。ユーモアに挑戦するなら、以下のポイントを必ず守りましょう。
まず、自虐ネタはOKですが、他人をイジるのは絶対にNGです。自分を下げる分には問題ありませんが、他人を笑いのネタにすると、本人はもちろん、周囲も不快に感じることがあります。
次に、内輪すぎるネタや下ネタは避けましょう。一部の人しか分からない話題は、会場の大半を置いてけぼりにしてしまいます。下ネタは言わずもがな、ビジネスの場では厳禁です。
そして、大爆笑を狙わないこと。あくまでも「クスッと笑える」程度を目指しましょう。無理に笑いを取ろうとすると、かえってスベりやすくなります。
自信がなければ、真面目で心のこもった挨拶の方が、結果的に好印象を残せます。無理にウケを狙う必要はありません。
声の出し方と立ち居振る舞いのコツ
いくら内容が良くても、声が小さかったり、おどおどした態度だったりすると、せっかくの挨拶が台無しになってしまいます。内容以外の部分も意識しましょう。
声は、普段より一回り大きく出すことを心がけてください。緊張すると声が小さくなりがちですが、意識して大きな声を出すだけで、自信があるように見えます。
視線は、原稿ばかり見ずに、参加者の目を見て話しましょう。全員と目を合わせる必要はありませんが、会場全体を見渡すように意識すると、聞き手との一体感が生まれます。
姿勢は、背筋を伸ばして胸を張りましょう。猫背でうつむきがちだと、自信のない印象を与えてしまいます。
話すスピードは、ゆっくりめを意識してください。緊張すると早口になりがちですが、意識してゆっくり話すことで、落ち着いた印象を与えられます。
今さら聞けない「手締め」の作法と種類
締めの挨拶とセットで行われることが多い「手締め」。いざという時に恥をかかないよう、正しい知識を身につけておきましょう。実は、多くの人が勘違いしている点もあるので要注意です。
手締めの種類と使い分け
手締めには主に3種類あり、場の雰囲気や格式に応じて使い分けます。それぞれの特徴を押さえておきましょう。
「三本締め」は、最も丁寧で正式な手締めです。「いよーっ!」の掛け声の後、「パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」というリズムで手を叩きます。これを3回繰り返すので「三本締め」と呼ばれています。会社の式典やフォーマルな場面で用いられることが多く、3回叩くのは「神様・主催者・参加者」への感謝を表すとも言われています。
「一本締め」は、三本締めを簡略化したもので、一般的な宴会で最もよく使われます。「いよーっ!」の掛け声の後、「パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」と一度だけ手を叩きます。一本でも十分丁寧な印象を与えられるため、迷ったらこれを選べば間違いありません。
「一丁締め(関東一本締め)」は、最も簡略化された形です。「いよーっ!」の掛け声の後、「パン!」と一回だけ手を叩きます。短時間で景気づけをしたい時に便利ですが、注意が必要なのは、多くの人がこれを「一本締め」と勘違いしていること。正式には「一丁締め」または「関東一本締め」と呼びます。
手締めの掛け声「いよーっ!」の意味
手締めの前に発する「いよーっ!」という掛け声。何気なく使っていますが、実はちゃんと意味があります。
この掛け声は「祝おう」が変化したものと言われています。「祝おう」→「いわおう」→「いよーう」→「いよーっ!」と変化していったという説が有力です。つまり、「皆でお祝いしましょう」という意味が込められているのです。
また、「いよーっ!」と声を出すことで、参加者全員の注意を集め、タイミングを合わせる役割も果たしています。
手締め以外の選択肢「万歳三唱」
手締めの代わりに「万歳三唱」で締めくくることもあります。目標達成や一致団結を強く表現したい場合に用いられ、特に社長や役員など、組織のトップが挨拶をする際に選ばれることが多いです。
やり方は以下の通りです。まず「○○株式会社の輝かしい発展を祈念いたしまして、万歳三唱!」と宣言します。次に、発声者が「ばんざーい!」と言ったら、全員で「ばんざーい!」と唱和しながら両手を上げます。これを3回繰り返して完了です。
万歳三唱は手締めよりもフォーマルな印象があるため、会社の式典や取引先も参加する新年会など、改まった場で使うと効果的です。
これだけは避けて!新年会の挨拶「7つのNG」
最後に、締めの挨拶で絶対に避けるべきNG項目をまとめました。せっかくの挨拶を台無しにしないよう、これだけは頭に入れておいてください。
NG1:長すぎる話
宴会の主役はお酒と会話であり、スピーチではありません。どんなに素晴らしい内容でも、長すぎると聞き手は飽きてしまいます。締めの挨拶は1~2分、長くても3分以内を厳守しましょう。時計を見ながら練習しておくと安心です。
NG2:原稿の棒読み
緊張するあまり、原稿を手に持ってずっと下を向いて読み続ける人がいますが、これはNG。聞き手との一体感が生まれず、心のこもった挨拶には聞こえません。メモを見るのはOKですが、できるだけ顔を上げ、参加者の目を見て話しましょう。
NG3:説教・自慢話
新年会は楽しい場であり、誰もあなたの武勇伝や説教を聞きに来ているわけではありません。「若い頃は~」「俺の時代は~」といった話は、本人は気持ちよくても、聞いている方はうんざりします。締めの挨拶では、自分の話ではなく、参加者への感謝と未来への期待を語りましょう。
NG4:ネガティブな話題
新年会は新たな一年の幕開けを祝う場。過去の反省や誰かの失敗談、業績の悪化など、ネガティブな話題は雰囲気を壊してしまいます。たとえ昨年が厳しい年だったとしても、「だからこそ今年は」とポジティブに転換して話すようにしましょう。
NG5:内輪すぎるネタ
一部の人しか分からない話題や、特定の人をイジるようなネタは避けましょう。発言した本人と一部の人は楽しいかもしれませんが、それ以外の参加者は置いてけぼりになり、会場全体がしらけてしまいます。全員が共感できる内容を心がけましょう。
NG6:呂律が回らないほどの泥酔
お酒の場ですから、多少の酔いはご愛敬。しかし、呂律が回らないほど泥酔した状態での挨拶は、見ている方も痛々しく、せっかくの新年会が台無しになります。締めの挨拶を頼まれそうな場合は、お酒のペースを調整して、ある程度シラフを保っておきましょう。
NG7:自信のない小さな声
緊張して声が小さくなってしまう気持ちは分かります。しかし、ボソボソとした声では、何を言っているのか聞こえず、自信のない印象を与えてしまいます。内容に自信がなくても、胸を張って大きな声で話すだけで、印象は大きく変わります。声を出すことを意識しましょう。
まとめ:締めの挨拶はチャンスと捉えよう
締めの挨拶を任されると、プレッシャーを感じてしまうのは自然なことです。しかし、見方を変えれば、これはあなたのリーダーシップや人柄をアピールできる絶好のチャンスでもあります。
大切なのは、完璧なスピーチをすることではありません。参加者への感謝の気持ちと、新しい一年への前向きな思いを、あなた自身の言葉で誠実に伝えること。それさえできれば、立派な締めの挨拶になります。
この記事で紹介した「黄金の3ステップ」と30の例文を参考に、自分なりの言葉でアレンジしてみてください。何度か声に出して練習しておけば、本番でも自信を持って臨めるはずです。
あなたの締めの挨拶が、新年会の素晴らしいフィナーレとなることを心から応援しています。今年一年、頑張っていきましょう!

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