Jeepの中でもコンパクトで、スタイリッシュさと可愛らしさを兼ね備えたレネゲード。
次の愛車としてレネゲードを検討しているあなた!
しかし、レネゲードについて調べると「レネゲードは買うべきではない」という意見が多いのをご存知ですか?
車は高額な買い物ですから、失敗したくないですよね。
この記事では、なぜレネゲードが買うべきではないと言われるのか、そして満足しているオーナーの声をまとめました。
レネゲード特有の修理費やサイズに関する問題、そしてレネゲードファンが愛してやまない点などを紹介します。
この記事を読み終える頃には、「買うべきか」「買わないべきか」の決断ができるでしょう!
レネゲードを購入すべきではないと言われる理由
レネゲードは魅力的な車ですが、「買うべきではない」と言われる主な理由は以下の3点です。
- アメリカ車でありながら、ハイオク仕様で燃費が悪い
- 故障が多く、外国車のため修理代や部品代が高額になる
- コンパクトと言われながらも小回りが利かず、大きなサイズが運転を難しく感じさせる
ハイオク仕様で燃費が悪い
レネゲードはアメリカ車でありながら、ハイオクガソリンを使用するため、燃費が悪い点が挙げられます。
燃費を気にする方には不向きかもしれません。
修理代や部品代の高さ
レネゲードは故障が多く、その修理代や部品代が高額になる点も購入をためらわせる理由の一つです。
特に外国車であるため、日本国内でのメンテナンス費用が高くなる傾向があります。
サイズ感と運転のしづらさ
コンパクトSUVとしてデザインされているものの、実際には小回りが利かず、運転が難しいと感じる人も多いようです。
大きなサイズ感が駐車や狭い道での運転を難しくすることがあります。
レネゲードの魅力
一方で、レネゲードの魅力も多くのオーナーに支持されています。
以下にその魅力をいくつか紹介します。
- スタイリッシュなデザイン
- 高い走行性能とオフロード能力
- 広い車内空間と快適な座席
このように、レネゲードには賛否両論があることが分かります。
この記事を参考に、自分にとって最適な車選びをしてください。
燃費の悪さとハイオク仕様がネック
レネゲードが敬遠される理由の一つに、燃費の悪さがあります。
そして、その要因の一つがハイオク仕様であることです。
「アメリカ車なのにハイオク仕様?」と驚く方もいるでしょう。
通常、アメリカ車はレギュラーガソリンで問題ありません。
例えば、Jeepの人気モデルであるラングラーもレギュラー仕様です。
しかし、レネゲードは「ハイオク仕様」となっています。
実は、レネゲードはイタリアの自動車メーカーであるFIATの工場で製造されています。
ヨーロッパ車の多くはハイオク仕様であるため、レネゲードもその影響を受けています。
ハイオク仕様となると、ガソリンの単価がレギュラーよりも高くなるのが一般的です。
レギュラーとハイオクの差額
- ハイオク:レギュラーより約10円高い
- レネゲードのタンク容量:48リットル(Limitedの場合)
満タンにした場合の差額:480円
1年間10,000km走行の場合:約7,000円(Limitedの燃費14.3km/リットルで計算)
レネゲードの燃費は本当に悪いのか?
よく聞くレネゲードの燃費の悪さについて、具体的に比較してみました。
同じコンパクトSUVで燃費が良いことで知られるTOYOTAのヤリスクロスと比較します。
- レネゲード
燃費:12.1~16.0km/リットル
- ヤリスクロス
燃費:17.4~30.8km/リットル
特に燃費が良いヤリスクロスと比べると、レネゲードの燃費が悪く見えてしまいますね。
グレードによっても異なりますが、燃費の面で見るとヤリスクロスの方が優れています。
さらに、ヤリスクロスがレギュラーガソリンであるのに対して、レネゲードはハイオク仕様です。
燃費や維持費の観点ではヤリスクロスの方が有利です。
他の外国車との比較
同じ外国車のコンパクトSUVであるVolvoのXC40と比較してみましょう。
- レネゲード
燃費:12.1~16.0km/リットル
- XC40
燃費:14.0~14.8km/リットル
このように、外国車と比較してみると、レネゲードの燃費が圧倒的に悪いわけではないことがわかります。
比較対象によって印象が変わるものです。
レネゲードの燃費や維持費が気になる方へ:プラグインハイブリッド型の検討を
レネゲードの燃費や維持費が気になる場合は、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルを検討してみてください。
プラグインハイブリッド車とは?
プラグインハイブリッド車(PHEV)は、外部充電設備を搭載しており、充電されていれば電気(EV)走行が可能です。
充電がなくなってもガソリンで走行できます。
レネゲードのLimited 4xeやTrailhawk 4xeモデルなら、満充電時に最長52kmの距離をEV走行できます。
この4xeモデルなら、短距離の買い物や通勤であれば、ガソリンを使わずに電気だけで走行可能です。
電気代とガソリン代の比較
52km分のEV走行に必要な電気代とガソリン代を比較してみましょう。
- 電気代(1kWhあたり20円で計算):約228円
- ガソリン代(1リットルあたり170円で計算):約629円
電気代は地域や電気プランによって異なりますが、約400円の差が出ます。
こうして見ると、4xeモデルの購入が良さそうに思えますね。
4xeモデルの注意点
しかし、4xeモデルが常にお得とは言えません。以下の点に注意が必要です。
- 車体価格がガソリン車モデルに比べて約140万円高い
- 自宅に充電設備(約20万円)の取り付け工事が必要
4xeモデルが最適なケース
もし4xeを購入する場合、以下のような使い方であればお得です。
- 既に自宅に充電設備がある
- 次に購入する車もプラグインハイブリッド車にする予定
- 1回の走行が52km以内
- 長期間乗り続ける予定がある
輸入車ゆえの修理費や部品代の高さ
レネゲードを調査すると、購入直後から故障が多いという口コミをよく目にします。
輸入車であるため、修理費や部品代は国産車に比べて高くなる傾向があります。
これが「買ってはいけない」と言われる理由の一つです。
よくある不具合の例
具体的にどのような不具合があるのでしょうか?
以下に代表的なものを挙げてみます。
- エアコンの故障
- 温度調整ができない
- エアコンが作動しない
- 温度表示が消える
- ブレーキのキーキー音
- 停止時に音がする
- 曲がり角を曲がるときに音がする
- オーディオやナビの不具合
- 音飛びが発生する
- タッチパネルが反応しない
- スマホとの連携ができなくなる
修理内容によりますが、エアコンの不具合で10~20万円ほどの修理代がかかるという口コミも見られます。
修理費が高いと、これだけの不具合や故障が不安材料となりますね。
確かにこれらの口コミを見ていると、「買ってはいけない車」と感じるのも理解できます。
年式や個体差による違い
しかし、レネゲードは日本国内で2015年から販売されており、2021年製の口コミでは「今のところ不具合はない」という声も多くあります。
また、「これらの不具合は少し古い年式に見られる」という口コミもあります。
このことから、年式や個体によって故障や不具合の頻度は異なることが分かりました。
最新モデルでは改善されている場合もあるため、購入を検討する際には最新の情報を確認することが重要です。
サイズが大きく運転に技術を要するレネゲード
レネゲードは小回りが利かず、運転や駐車が難しいとの口コミが多く見られます。
コンパクトSUVと聞くと、街中での運転に適しているイメージがありますが、実際のところレネゲードは他のコンパクトSUVと比べて大きいのでしょうか?
他の車とのサイズ比較
先ほど燃費で比較したヤリスクロスとXC40のサイズと比較してみましょう。
- Jeep レネゲード: 全長4,255mm 全幅1,805mm
- トヨタ ヤリスクロス: 全長4,180mm 全幅1,765mm
- Volvo XC40: 全長4,425mm 全幅1,875mm
ヤリスクロスと比較するとレネゲードはわずかに大きいですが、XC40と比べるとレネゲードの方がコンパクトです。
レネゲードは特別大きいわけではなく、慣れれば車高が高く運転しやすいという口コミもあります。
レネゲードを後悔せずに満足して乗っている人とは?
レネゲードの口コミや性能を調査してわかったことがあります。
それは、レネゲードのユーザーは相対的に満足度が高いということです。
では、どんな人がレネゲードで後悔していないのでしょうか?
後悔していない人の特徴をご紹介します。
見た目がすべて!
最も多かった意見です。
他の車にはないJeepらしいスタイリッシュさと可愛らしさを兼ね備えた外観が評価されています。
この見た目のためなら、他の欠点は気にならないという意見も多いです。
維持費が気にならない人
レネゲードで後悔している人が挙げる主な理由は燃費の悪さや修理代の高さです。
燃費が極端に悪いわけではないものの、良いとは言えません。
また、不具合が出る頻度は個体差がありますが、修理に出す手間やコストは考慮する必要があります。
ワンポイントアドバイス
レネゲードには新車購入から3年間(積算走行60,000kmまで)はメーカー基本保証が付いています。
万が一の故障時も保証書に基づいて無料で修理が受けられるので安心です。
運転技術があれば問題なし
サイズが大きく小回りが利かないという点については、軽自動車の運転で苦労するような方には向いていません。
しかし、これまでコンパクトSUV以上の車を運転してきた方なら問題ないでしょう。
全タイプにバックカメラが付いているので、駐車も安心です。
レネゲードの内装が魅力的!徹底調査
現行のレネゲードは以下の5モデルが販売されています。
- Longitude
- Limited
- Limited 4xe
- Trailhawk
- Trailhawk 4xe
どのタイプも共通しているのは、ブラックを基調としたスタイリッシュな内装です。
ブラックで高級感のあるシート
シートの質感はモデルによって異なりますが、すべてブラックで統一されています。
モデル | シート素材 |
---|---|
Longitude | ファブリック |
Limited | レザー |
Limited 4xe | レザー |
Trailhawk | プレミアムファブリック |
Trailhawk 4xe | レザー |
ブラックのシートに座ると、高級家具のソファに座っているような気分になります。
高級家具メーカーの多いイタリアで製造されているだけあって、内装にはこだわりが感じられます。
Jeepらしさを感じる運転席周り
Jeepらしいデザインは、少し丸みを帯びたフォルムの中にも表れています。
メーターは見やすい2連式で、タイヤ空気圧やバッテリー電圧などの情報が表示されます。
LimitedとLimited 4xeモデルにはシートヒーターも搭載されています。
Apple Car Play搭載で便利
全モデルに搭載されているApple Car Playは、iPhoneを車内のUSBに接続するだけで以下の操作が可能です。
- Google Mapでのナビ利用
- LINE
- 電話
- Music
- Podcast
- オーディオブック
タッチパネルやSiriを使ってハンズフリーで操作できるので、とても便利です。
1~2人向けの収納力ある後部座席
アウトドアや長旅のお供にしたいレネゲードは、収納力も重要なポイントです。
口コミでは後部座席が狭いという意見が目立ちました。
コンパクトSUVというカテゴリのため、仕方がないかもしれません。
4人家族でキャンプ道具を載せる使い方や、大きな家電や家具を運搬する際は窮屈に感じるでしょう。
しかし、夫婦やカップル、または1人旅であれば、マットを敷いて車中泊も可能です。
実際にレネゲードで車中泊をしたり、キャンプ道具を持って出かけるユーザーも多いです。
まとめ
レネゲードは万人向けではありませんが、見た目を重視するなら満足度は高いでしょう。
以下の点に留意して検討してください。
- 修理費用や部品代が高額:外国車ゆえに不具合が発生した際の修理費や部品代は高めです。
- サイズ感が大きい:狭い道や駐車時には注意が必要です。
- 内装のデザイン:Jeepらしいデザインが施されています。
- Apple Car Playの便利さ:どのモデルにも搭載されており、便利に使えます。
- 後部座席の広さ:狭めですが、1~2人なら車中泊も可能です。
- 燃費について:国産車と比べると燃費は良くありませんが、外国車との比較では極端に悪いわけではありません。
内外装ともに高評価を得ているレネゲードですが、調査の結果、燃費や修理代といった維持費、サイズ感に注意が必要です。
とはいえ、オシャレなレネゲードは街中でもアウトドアでも映えること間違いなしです。
運転技術や維持費の問題がクリアできれば、私もいつかは乗ってみたい憧れの車の一つとなりました。
見た目重視でレネゲードに乗りたいと思うなら、運転時の気分も高まること間違いなしです。
他の人が後悔しているポイントが許容範囲内なら、ぜひレネゲードオーナーになってくださいね!
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