お子さんのご卒園、おめでとうございます。
嬉しい気持ちでいっぱいの反面、「先生へのメッセージ、どう書けばいいんだろう…」と悩んでいませんか?
「子どもに聞いても『わかんない』しか言わない」
「ありきたりな言葉じゃなくて、ちゃんと気持ちが伝わるものにしたい」
「そもそも、いつから準備すればいいの?」
こんな声、実はとても多いんです。
この記事では、卒園メッセージに関する悩みをまるごと解決します。書き始める前に知っておきたい基本ポイントから、年齢別・先生別の書き方のコツ、そのまま使える文例65選、さらにはお子さんの言葉を引き出すサポート術まで、必要な情報をすべてまとめました。
この記事を読み終える頃には、お子さんと一緒に「世界に一つだけのメッセージカード」を作る準備が整っているはずです。さあ、素敵な卒園の思い出作りを始めましょう!
卒園メッセージを書く前に知っておきたい基本のこと

「さあ書こう!」と思っても、いきなりペンを持つと手が止まってしまうもの。まずは、メッセージを書くタイミングや、先生に喜んでもらえるメッセージの基本を押さえておきましょう。ここを知っておくだけで、ぐっとスムーズに進められますよ。
メッセージを書くベストなタイミングは?
「いつ頃から準備すればいいの?」という疑問、多くの保護者の方が感じています。結論からいうと、卒園式の2〜3週間前から準備を始めるのがおすすめです。
なぜこのタイミングかというと、早すぎると「卒園」という実感がわかず、お子さんの気持ちが乗りにくいことがあります。逆に直前だと、バタバタして焦ってしまいがち。2〜3週間前なら、園での思い出を振り返る余裕もありますし、お子さんも「もうすぐ卒園なんだ」という気持ちが芽生え始める時期です。
具体的なスケジュールの目安はこんな感じです。
- 卒園式の2〜3週間前:お子さんと一緒に思い出を振り返る時間を作る
- 卒園式の1〜2週間前:メッセージの内容を決めて、下書きをする
- 卒園式の1週間前:清書とデコレーションを仕上げる
園によっては、メッセージカードの提出期限が決まっている場合もあります。お便りや連絡帳をチェックして、スケジュールを逆算しておくと安心ですね。
先生が喜ぶメッセージの3つの基本ポイント
どんな内容を書けば先生に喜んでもらえるのでしょうか。難しく考える必要はありません。大切なのは、お子さんの素直な気持ちを言葉にすること。ここでは、先生の心に響くメッセージを書くための3つのポイントをご紹介します。
まず1つ目は、飾らない「ありがとう」を伝えることです。「いつも遊んでくれてありがとう」「困っているときに助けてくれてありがとう」など、お子さんが感じている感謝をそのまま言葉にしましょう。先生にとって、子どもからの純粋な感謝の言葉ほど嬉しいものはありません。たった一言の「ありがとう」が、先生のこれまでの日々を輝かせるのです。
2つ目は、楽しかった思い出を具体的に書くことです。「楽しかったです」だけでは、どうしてもぼんやりした印象になってしまいます。「運動会のリレーで一緒に走ったのが楽しかった」「お絵描きの時間に隣で見ていてくれて嬉しかった」など、具体的なエピソードを入れると、メッセージが一気に生き生きとします。先生も「ああ、あの時のことだな」と思い出を共有でき、心に深く残るメッセージになりますよ。
3つ目は、「また会いたい」という気持ちを添えることです。卒園は別れでもありますが、同時に未来への第一歩でもあります。「小学校に行っても先生のこと忘れないよ」「また遊びに来るね!」といった言葉は、先生にとって何よりの励みになります。「この子との絆はこれからも続くんだ」と感じられる一言は、先生を幸せな気持ちにしてくれるはずです。
【年齢別】卒園メッセージの書き方とポイント

同じ「卒園メッセージ」でも、お子さんの年齢によってできることは違います。無理をさせず、その子のペースに合わせた方法を選ぶことが大切です。ここでは、年少さん・年中さん・年長さんそれぞれの特徴と、おすすめの書き方をご紹介します。
年少さん(3〜4歳)の場合
年少さんの場合、まだひらがなを書くのが難しいお子さんがほとんどです。でも、心配はいりません。文字が書けなくても、気持ちを伝える方法はたくさんあります。
おすすめの方法は、お子さんの言葉を保護者が代筆するスタイルです。「先生に何て言いたい?」と聞いて、お子さんが言った言葉をそのまま書いてあげましょう。その際、カードの端に「(本人の言葉を代筆しました)」と添えておくと丁寧です。
また、似顔絵や手形アートを中心にして、メッセージは短い一言だけにするのも良い方法です。「せんせい だいすき」「ありがとう」など、数文字だけなら一緒に練習して書けるお子さんもいます。大切なのは完璧さではなく、お子さんが「自分で作った」という達成感を持てること。多少線がはみ出ていても、それがまた可愛らしい思い出になりますよ。
年中さん(4〜5歳)の場合
年中さんになると、ひらがなに興味を持ち始めるお子さんが増えてきます。すべての文字が書けなくても、自分の名前や簡単な言葉なら書ける子も多いでしょう。
この時期のおすすめは、お子さんが書ける部分は自分で書いて、難しい部分は保護者がサポートするハイブリッド方式です。たとえば、「ありがとう」や「だいすき」などの言葉はお子さんに書いてもらい、それ以外のメッセージは保護者が代筆する形です。
また、薄くえんぴつで下書きをしてあげて、その上をなぞってもらう方法も効果的です。お子さんは「自分で書けた!」という自信が持てますし、仕上がりも読みやすくなります。文字を書くことに抵抗があるお子さんには、絵を多めにして、メッセージは口頭で伝えたものを代筆する形でも十分です。
年長さん(5〜6歳)の場合
年長さんになると、多くのお子さんがひらがなを一通り書けるようになっています。自分の力でメッセージを書くことに挑戦できる年齢です。
ただし、「全部自分で書きなさい」とプレッシャーをかけるのは逆効果。あくまでお子さんのペースを尊重しましょう。まずは親子で一緒に内容を考えて、下書きをしてから清書するとスムーズです。長い文章を書くのが難しそうなら、2〜3行程度の短いメッセージでOK。大切なのは量ではなく、気持ちが込められているかどうかです。
文字を書くのが好きなお子さんなら、少し長めのメッセージに挑戦してみるのも良いですね。書き終わったら「上手に書けたね!」としっかり褒めてあげてください。その達成感が、小学校での学習意欲にもつながっていきます。
【そのまま使える】子どもから先生へ贈る卒園メッセージ文例65選

ここからは、そのまま使えるメッセージ文例をたっぷりご紹介します。お子さんの性格や、伝えたい気持ちに合わせて選んでみてください。複数の文例を組み合わせてアレンジするのもおすすめです。
シンプルで伝わる!短い一言メッセージ(13選)
短くても気持ちはしっかり伝わります。文字を書くのが苦手なお子さんや、シンプルに気持ちを伝えたい場合におすすめです。
1. せんせい、たくさんあそんでくれて ありがとう!
2. せんせいのえがおが だいすきでした。
3. いっぱいやさしくしてくれて うれしかったです。
4. またせんせいに あいにくるね!
5. しょうがっこうでも がんばります!
6. せんせい、げんきでいてね。
7. まいにち ようちえん(ほいくえん)にいくのが たのしみでした。
8. せんせいとすごしたまいにち、ぜんぶたからものだよ。
9. せんせいのこと、ずっとわすれないよ。
10. ○○せんせい、だーいすき!ありがとう!
11. せんせいがいたから まいにちたのしかったよ。
12. せんせいにあえて しあわせでした。
13. だいすきなせんせい、またあおうね!
元気な子にぴったり!明るいメッセージ(13選)

園庭を走り回っていたお子さんの姿が目に浮かぶような、エネルギーいっぱいのメッセージです。
14. せんせいとのおにごっこ、ぜんぶたのしかった!またしょうぶしにくるね!
15. うんどうかいで1ばんになれて、うれしかったよ。せんせいのおうえんのおかげだよ!
16. げんきいっぱいのせんせいがだいすきでした。しょうがっこうでもげんき100ばいでがんばるね!
17. どろんこあそび、さいこうだったよ!またいっしょにやりたいな。
18. せんせいとサッカーしたのがいちばんのおもいでです。ありがとう!
19. いつも「がんばれ!」っておうえんしてくれて、うれしかったよ。
20. せんせいのわらいごえをきくと、げんきがでました!
21. おおきくなったら、せんせいよりはしるのがはやくなるからね!
22. おそとあそびの時間、いつもわくわくしてました。ありがとうございました!
23. せんせいといると、まいにちがおまつりみたいにたのしかったよ!
24. せんせいとたかおにしたの、すっごくたのしかった!またやりたいな。
25. なわとびができるようになったのは、せんせいがおしえてくれたからだよ!
26. せんせいとリレーではしったの、いちばんのおもいでだよ!
優しい子にぴったり!心温まるメッセージ(13選)

お子さんの繊細で優しい気持ちが伝わる、心温まるメッセージを集めました。
27. ないていたとき、ぎゅってしてくれてありがとう。すごくあんしんしました。
28. せんせいがよんでくれるえほんのじかんが、だいすきでした。
29. わたしがつくったものを「じょうずだね」ってほめてくれて、うれしかったです。
30. こまっているとき、いつもそばにいてくれてありがとうございました。
31. せんせいのやさしいこえがだいすきでした。またききたいな。
32. けんかしちゃったとき、「だいじょうぶだよ」っていってくれてありがとう。
33. わたしのいいところをみつけてくれて、ありがとうございました。
34. せんせいといっしょにおはなしするのがたのしかったです。
35. さみしいとき、てをつないでくれてうれしかったよ。
36. せんせいみたいに、やさしいひとになりたいです。
37. せんせいがいつもにこにこしてくれて、あんしんしました。
38. おひるね のとき、とんとんしてくれてありがとう。きもちよかったよ。
39. せんせいにほめてもらえると、とってもうれしかったです。
シーン別・思い出が蘇るメッセージ(13選)

具体的な行事や日常の一コマを取り上げたメッセージは、先生の記憶にも鮮明に残ります。
40. おゆうぎかいのダンス、むずかしかったけど、せんせいがおしえてくれたからじょうずにできました!
41. せんせいといっしょにおえかきしたのがたのしかったです。せんせいがほめてくれたえは、おうちにかざってあるよ。
42. にがてなピーマンも、せんせいといっしょだからたべられたよ。ありがとう。
43. せんせいとみんなでうたった「○○のうた」、しょうがっこうにいってもうたうね!
44. てつぼうでまえまわりができたとき、いっしょによろこんでくれてうれしかったな。
45. おとうばんのおしごと、むずかしかったけど、せんせいにたすけてもらってぜんぶできました!
46. なつまつりでいっしょにおどったの、すごくたのしかったおもいでだよ。
47. プールでおみずがこわかったけど、せんせいのおかげでかおをつけられるようになったよ!
48. こうさくでつくった○○、たいせつにするね。つくりかたをおしえてくれてありがとう。
49. まいあさ、せんせいが「おはよう!」ってえがおでいってくれるのがうれしかったです。
50. えんそくでせんせいとおべんとうをたべたの、とってもたのしかったよ!
51. はっぴょうかいでドキドキしたとき、せんせいがてをにぎってくれてうれしかった。
52. おいもほりでおおきいおいもがとれたとき、せんせいもいっしょによろこんでくれたね!
ちょっとユニーク!クスッと笑えるメッセージ(13選)

ユーモアが通じる関係だからこそ贈れる、思わず笑顔になるメッセージです。先生との楽しいやり取りが目に浮かぶような内容を集めました。
53. せんせいのへんがお、おもしろくてだいすきだったよ!またみせてね!
54. せんせいがころんだとき、びっくりしたけどかわいかったよ。
55. ぼくのなまえをなんかいもまちがえたせんせい、もうおぼえてくれたかな?
56. いつもおいしそうにおひるごはんをたべるせんせいをみるのがすきでした!
57. せんせいのジャンプが、だれよりもひくかったのがおもしろかったです。
58. ぼくのなぞなぞに、いつもなやんでくれてありがとう!
59. せんせいのびっくりしたかお、わすれないよ!
60. おこったかおもかわいかったけど、やっぱりえがおのせんせいが一番すき!
61. ほんとうは、せんせいよりぼくのほうがつよいんだからね!
62. いつか、せんせいをおにごっこでぜったいつかまえるからね!まっててね!
63. せんせいがくしゃみするとき、すごいおとがしておもしろかったよ。
64. せんせいのものまね、じょうずにできるようになったよ!こんどみせるね。
65. おおきくなったら、せんせいよりせがたかくなるからね。たのしみにしててね!
【先生別】メッセージの書き分け方とポイント
卒園メッセージは担任の先生だけでなく、副担任の先生や園長先生など、複数の先生に渡す場合もありますよね。それぞれの先生との関わり方に合わせて、メッセージの内容を少し変えると、より気持ちが伝わります。
担任の先生へ
担任の先生は、毎日一番近くでお子さんを見守ってくれた存在です。日常の中での具体的なエピソードを盛り込むと、「この子のことをちゃんと見ていてよかった」と先生も嬉しくなります。
文例のポイントとしては、「毎日一緒に過ごせて嬉しかった」という気持ちや、成長を見守ってくれたことへの感謝を中心に書くと良いでしょう。給食のこと、お昼寝のこと、ちょっとしたやり取りなど、日常の思い出を入れるとオリジナリティが出ます。
副担任・補助の先生へ
副担任や補助の先生は、担任の先生とはまた違った形でお子さんを支えてくれた存在です。困ったときにそっと助けてくれたり、遊びの時間に一緒に過ごしてくれたりした思い出があるのではないでしょうか。
「いつも見守っていてくれてありがとう」「困ったときに助けてくれてありがとう」など、さりげないサポートへの感謝を伝えるメッセージがおすすめです。担任の先生に比べて接する時間は短いかもしれませんが、だからこそ「ちゃんと覚えているよ」という気持ちが伝わると、先生も喜んでくれますよ。
園長先生へ
園長先生には、園全体を見守ってくれたことへの感謝を伝えましょう。直接関わる機会が少なかった場合でも、行事での挨拶や、たまに声をかけてもらった記憶など、何かしらのエピソードがあるはずです。
「えんちょうせんせい、いつも『おはよう』っていってくれてありがとう」「うんどうかいのときに『がんばったね』っていわれてうれしかったです」など、シンプルなメッセージで十分です。保護者の方からの一言を添える場合は、「園の温かい雰囲気のおかげで、安心して子どもを預けることができました」といった内容も喜ばれます。
バスの先生・給食の先生・事務の先生へ
園によっては、バスの運転手さんや添乗員さん、給食を作ってくれる先生、事務室の先生などにもメッセージを渡す場合があります。これらの先生方にも、その役割に応じた感謝の言葉を伝えましょう。
バスの先生なら「まいにちあんぜんにおくってくれてありがとう」「バスのなかでおはなししてくれてたのしかったよ」など。給食の先生なら「おいしいごはんをつくってくれてありがとう」「カレーがだいすきでした」など。事務の先生なら「いつもにこにこしてくれてありがとう」など、その先生との接点を思い出しながらメッセージを考えてみてください。
「何を書けばいいかわからない…」お子さんへのサポート術
文例を見せても、お子さんが「うーん…」と固まってしまうことはよくあります。そんなときは無理に書かせようとせず、保護者の方が上手にサポートしてあげましょう。お子さんの心の中にある素敵な言葉を引き出すコツをご紹介します。
言葉を引き出す「魔法の質問」リスト
お子さんに「何を書く?」と直接聞いても、答えに困ってしまうことが多いです。そこで効果的なのが、楽しい記憶を呼び覚ますような質問をすること。親子で会話を楽しみながら、メッセージのヒントを見つけていきましょう。
たとえば、こんな質問を投げかけてみてください。
- 幼稚園(保育園)で、一番「やったー!」って思ったことは何?
- ○○先生と何をしている時が、一番笑った?
- 先生のどんなところが好きだった?(優しいところ?元気なところ?面白いところ?)
- 先生に「すごいね!」って褒めてもらったことで、覚えていることはある?
- 運動会やお遊戯会の練習で、先生が何て応援してくれたか覚えてる?
- 先生と一緒にした遊びで、一番楽しかったのは何?
- 先生に会えなくなったら、どんな気持ち?
これらの質問への答えが、そのままメッセージの核になります。「おにごっこで先生を捕まえたとき!」という答えが出たら、「じゃあ、『おにごっこでせんせいをつかまえたのがたのしかった』って書こうか」と一緒に文章にしていけばOKです。
「付箋」を使った思い出集めゲーム
いきなり文章を書くのはハードルが高くても、単語を書き出すことならできるお子さんは多いです。そこでおすすめなのが、付箋を使った思い出集めゲームです。
やり方はとても簡単です。付箋とペンを用意したら、「先生との思い出で、思いつく言葉を何でもいいから書いてみよう!」と声をかけます。「うんどうかい」「おえかき」「ありがとう」「やさしい」「えがお」「カレー」など、単語や短いフレーズでOK。絵でも構いません。
出てきた付箋をテーブルに並べたら、「この中で、一番先生に伝えたいのはどれ?」と聞いてみましょう。選んだ付箋の言葉を組み合わせて、「うんどうかいのとき、やさしくしてくれてありがとう」のように、一緒に短い文章を作っていきます。
この方法のいいところは、ゲーム感覚で楽しく取り組めること。「書かなきゃ」というプレッシャーがないので、お子さんものびのびと思い出を振り返ることができます。
メッセージカードを素敵に仕上げるデコレーションアイデア
メッセージが完成したら、次はその言葉を彩るデコレーションです。心のこもった装飾は、メッセージをさらに特別なものにしてくれます。絵が苦手でも、特別な道具がなくてもできる簡単なアイデアをご紹介しますね。
シールやマスキングテープで簡単かわいく!
100円ショップで手に入るシールやマスキングテープは、デコレーションの強い味方です。
シールの使い方としては、お子さんの好きな動物やお花、キャラクターのシールを散りばめるだけで、カードは一気に華やかになります。「ありがとう」の気持ちを込めてハートのシールを貼ったり、先生の好きな色のシールを選んだりするのも素敵ですね。
マスキングテープは、メッセージカードの四辺を囲むように貼るだけで、可愛いフレームの出来上がり。色や柄の違うテープを組み合わせたり、ちぎって貼ったりするのも味が出ておすすめです。メッセージの周りをぐるっと囲めば、プロっぽい仕上がりになりますよ。
手形アートで成長の記録を贈ろう
絵の具やスタンプインクでお子さんの手形をとり、それをアートにするアイデアです。単なるメッセージカードではなく、「成長の記録」という最高の贈り物になります。
手形に少し描き足して、ゾウやキリン、お花などに見立てるのが定番です。手形の上に「こんなにおおきくなりました」と一言添えれば、先生も思わず感動してしまうはず。先生にとって、お子さんの成長を実感できる大切な宝物になるでしょう。
絵の具を使う場合は、汚れてもいい服装で、新聞紙を敷いて作業すると後片付けが楽ですよ。
似顔絵やイラストで温かみをプラス
上手いか下手かは、まったく関係ありません。お子さんが一生懸命描いた先生の似顔絵は、どんな上手な絵よりも先生の心を打ちます。
「先生の笑顔が大好きだったんだな」「いつもこうやって自分のことを見てくれていたんだな」と、似顔絵からお子さんの気持ちが伝わってきます。ぜひ「先生の顔、描いてみようか!」と声をかけてみてください。先生と一緒に遊んでいる絵や、園の思い出の場所を描くのも素敵ですね。
【あれば】写真で思い出を鮮やかに
もしご家庭に、お子さんと先生が一緒に写っている写真があれば、カードに添えるのも素晴らしいアイデアです。行事やイベントで撮った写真が一枚あるだけで、その時の空気感や楽しかった記憶が鮮明に蘇ります。
写真を小さくプリントしてカードに貼ったり、写真をコピーして切り抜いてコラージュにしたりするのもおすすめ。文字だけでは伝えきれない思い出が、一枚の写真には詰まっています。きっと先生の宝物になることでしょう。
【保護者向け】先生への一言メッセージ文例集
お子さんのメッセージカードの片隅や、連絡帳の最終ページに、保護者の方からも一言メッセージを添えると、感謝の気持ちがより深く伝わります。先生も「保護者の方にも喜んでいただけたんだな」と嬉しくなるものです。ぜひ参考にしてください。
基本の感謝を伝える文例
○○先生には、一年間大変お世話になりました。先生の温かいご指導のおかげで、娘(息子)は毎日楽しく園に通うことができました。心より感謝申し上げます。
いつも笑顔で子どもたちに接してくださり、本当にありがとうございました。先生が担任で、親子共々幸せでした。
毎日の送り迎えのたびに、先生の明るい声に元気をいただいていました。一年間、本当にありがとうございました。
子どもの成長に触れる文例
入園当初は泣いてばかりだった娘(息子)が、今ではお友達と元気いっぱいに遊べるようになりました。先生が根気強く関わってくださったおかげです。
先生に「○○ちゃんのこういうところが素敵ですよ」と教えていただき、親として我が子の新たな一面に気づかされました。本当にありがとうございました。
人見知りだった娘が、先生のことが大好きで毎日嬉しそうに園での話をしてくれました。先生の愛情深いご指導に心から感謝しております。
先生への気遣いを伝える文例
お忙しい毎日だったことと存じます。先生のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
先生ご自身も、どうぞご自愛ください。一年間、本当にありがとうございました。
これからも素敵な先生でいてください。先生の温かさに、たくさんの子どもたちが救われていることと思います。
卒園メッセージでよくある質問Q&A
卒園メッセージを準備する中で、多くの保護者の方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。困ったときの参考にしてください。
- ひらがなが書けない場合はどうすればいい?
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無理に書かせる必要はありません。お子さんの言葉を保護者が代筆する形で大丈夫です。その場合、「本人の言葉を代筆しました」と小さく添えておくと丁寧ですね。また、似顔絵や手形アートをメインにして、メッセージは一言だけにするのもおすすめです。「せんせい だいすき」の5文字だけでも、お子さんが書いた文字は先生の宝物になりますよ。
- 子どもが「何を書いていいかわからない」と言ったら?
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直接「何を書く?」と聞くのではなく、思い出を引き出す質問をしてみましょう。「先生と一緒にして楽しかったことは何?」「先生のどんなところが好きだった?」など、具体的なエピソードを思い出せる質問が効果的です。出てきた答えを「じゃあそれを書こうか」と一緒に文章にしていけば、スムーズに進められます。
- メッセージカードのサイズはどれくらいがいい?
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園から指定がなければ、はがきサイズ(100×148mm)程度が一般的です。小さすぎると書きにくく、大きすぎると渡しにくいので、このサイズがちょうど良いでしょう。色画用紙を半分に折ってカード型にしたり、市販のメッセージカードを使ったりするのも便利です。
- いつ先生に渡すのがベスト?
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園によって渡すタイミングは異なりますが、卒園式当日に渡す場合が多いです。式の前に担任の先生に直接渡すか、式後の最後のホームルームで渡すケースが一般的。園から「○日までに提出」と指示がある場合は、それに従いましょう。不安な場合は、事前に園に確認しておくと安心です。
- 複数の先生にメッセージを渡す場合、内容は変えるべき?
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可能であれば、それぞれの先生との思い出やエピソードを入れて、少しずつ内容を変えるのがおすすめです。ただし、無理に全員違う内容にしなくても大丈夫。「ありがとうございました」という感謝の気持ちは同じでも、「○○先生」と名前を入れるだけで、その先生に向けた特別なメッセージになります。
- 先生の名前の漢字がわからない場合は?
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連絡帳やお便り、園のホームページなどで確認してみましょう。それでもわからない場合は、ひらがなで書いても失礼にはあたりません。「○○せんせいへ」とひらがなで書くことで、お子さんが書いた雰囲気が出て、むしろ温かみが感じられることもありますよ。
- メッセージが短すぎると失礼?
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短くても、気持ちがこもっていれば大丈夫です。特にお子さんが書くメッセージの場合、「せんせい ありがとう だいすき」の一言でも、先生にとっては最高のプレゼントになります。長さよりも、お子さんの素直な気持ちが伝わることが大切です。
これは避けたい!卒園メッセージの注意点
最後に、メッセージを書く際に少しだけ気をつけたいポイントをまとめました。最高のメッセージに仕上げるための、最後の確認です。
長すぎる文章は逆効果になることも
伝えたいことがたくさんあると、つい文章が長くなってしまいがちです。しかし、あまりに長いと、かえって要点が伝わりにくくなることも。特にお子さんのメッセージの場合は、「一番伝えたいこと」を一つか二つに絞って、シンプルに書くことを心がけましょう。短くても、心がこもったメッセージの方がずっと響きます。
謝罪よりも感謝の言葉を中心に
「いろいろご迷惑をおかけしました」という気持ちもあるかもしれませんが、卒園は喜ばしい門出の日です。謝罪の言葉よりも、「○○してくださって嬉しかったです」「おかげさまで○○できるようになりました」といった、ポジティブで明るい感謝の言葉を中心に構成しましょう。その方が、先生も晴れやかな気持ちでメッセージを受け取ることができます。
シンプルな紙でも「飾り付け」で特別に
メッセージを書く台紙は、色画用紙や可愛いデザインの便箋を選ぶのがおすすめです。でも、もし白い紙しかなくても心配はいりません。シールやマスキングテープ、お子さんのイラストなどで飾り付けをすれば、どんな紙でも温かみのある、世界で一枚だけの素敵なカードに変身します。大切なのは紙の質ではなく、そこに込められた気持ちです。
まとめ
卒園は、お子さんにとっても保護者の方にとっても、そして先生にとっても、忘れられない大切な節目です。
この記事では、卒園メッセージの書き方から文例65選、年齢別・先生別のポイント、お子さんの言葉を引き出すサポート術、デコレーションアイデア、よくある質問まで、幅広くご紹介してきました。
大切なのは、上手に書くことではありません。お子さんの素直な「ありがとう」「だいすき」という気持ちを、そのまま言葉にすること。たとえ短くても、たとえ字が曲がっていても、お子さんが一生懸命書いたメッセージは、先生にとって何よりの宝物になります。
この記事でご紹介した文例やアイデアが、皆様の心温まるメッセージ作りのお役に立てれば幸いです。親子で一緒にカードを作る時間も、きっと素敵な思い出になりますよ。
素晴らしい卒園の日を迎えられることを、心から願っています。

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