パソコンが故障してしまったら、どこに修理を依頼すべきか迷いますよね。
購入したお店か、PCに記載されているメーカーか、それとも他に良い選択肢はあるのか?
PCトラブルが初めての方のために、修理業者の選び方を詳しくご紹介します。
パソコン内のデータの重要性によって選ぶべき業者が変わる
家族の写真、財務管理、仕事用の文書など、パソコンに保存されている重要なデータがあるかどうか、またクラウドや外付けハードディスクにバックアップが取られているかどうかによって、適切な修理業者が変わります。
簡単に言うと、「目的に応じて選ぶべき業者が異なる」ということです。
どのような業者を選ぶべきか、状況に応じてご説明します。
データは既に安全に保管済み
データをクラウドにすべてアップロードしている、またはデータのバックアップを既に作成している場合は、PCの製造元に修理を依頼することをおすすめします。
家電量販店を通しても構いませんが、家電量販店は基本的に製造元の修理サービスの仲介を行っているため、直接製造元に依頼することが最適です。
この場合、個人情報の漏洩やPCに保存されている情報の閲覧などの心配はありません。
データのバックアップがない場合
パソコンに保存されている家族の写真や動画、家計簿ファイルなどのバックアップを取っていない場合、製造元に修理を依頼すると、データは全て消去された状態で修理されたPCが返ってきます。
データのバックアップがない場合は、街中のPC修理店やデータ復旧サービスに持ち込むことになります。
ただし、費用がかかるため、予算の設定は非常に重要です。
購入時の箱の確認から始めよう
データに問題がないことが確認できたら、次に購入時にPCが入っていた箱や説明書、領収書を確認してください。
家電量販店やオンラインストアでの購入が考えられますが、延長保証に加入している場合は保証期間が長くなることがあります。
この際、購入証明のために領収書を含めて確認してください。
保証期間が分かり、対象期間内であれば、購入店に相談することをおすすめします。
領収書や保証書が見当たらない場合
領収書や保証書が見つからない場合は、クレジットカードの購入履歴を確認してみてください。
また、購入店に対応可能かどうかを確認するのも一つの方法です。
ただし、保証書や購入証明がないと家電量販店での対応が難しい場合があるため、その場合は街中のPC修理店に相談することを検討してください。
注意点:1年保証は製造元の保証
製造元の保証は購入から1年間が一般的ですが、基本的には利用者の過失によるものではなく、初期不良などが保証の対象となります。
そのため、画面を割ったり、水をこぼしたりといった利用者の過失によるものは保証の対象外です。
延長保証に加入していても、家電量販店やオンラインショップの保証範囲は限られているため、事前に直接PCの製造元に問い合わせることを推奨します。
故障の内容によって修理依頼先を選ぼう
PCのトラブルはさまざまです。
画面が表示されない、電源がつかないなどの症状でも、故障している部位は異なります。
そのため、専門的な技術が必要な修理には、どのPC修理店でも対応できるわけではありません。
PC修理店を選ぶ際は、親切に対応してくれるスタッフがいるかが大切です。
PCが抱える問題に応じて、メーカー修理が適切か、家電量販店が適切かが変わってきますので、自分のPCの症状をしっかりと把握して適切な修理依頼先を選びましょう。
PCの画面割れやキーボード交換ならどこでも対応可能
ノートPCの画面割れやキーボード交換は、ほとんどの修理店で対応できます。
大手チェーン店では修理部品の在庫が豊富なため、即日対応が可能な場合もあります。
急いで修理が必要でなければ、自分で修理に挑戦するのも良いでしょう。
ただし、自己修理は自己責任で行う必要があります。
wifiが繋がらない、音が出ない場合
wifiが接続できない、音が出ない場合は、マザーボードや各パーツの故障が考えられます。
このような場合、メーカー修理が最も高品質な修理を提供します。
ただし、古いモデルの場合はメーカーが部品を保有していないこともあるため、まずはメーカーや家電量販店に問い合わせて修理が可能かどうか確認しましょう。
修理不可能な場合は、非公認の修理業者に依頼することも検討してください。
電源が入らない、起動しない場合
PCの電源が入らない、起動しない場合、故障の原因が複雑なため、実際にPCを分解して故障箇所を特定する必要があります。
そのため、分解してから正確な見積もりが出せます。
PCが起動しないため、どの程度故障しているかが分からないため、概算の見積もりしか出せないことがほとんどです。
windows画面から進まない場合
PCが起動するものの、ログイン画面や起動画面から進まない場合があります。
この場合、まずは自分で対処を試してみることができます。
自分で対処することで、修理費用を最小限に抑えることができますので、おすすめです。
まとめ
データがクラウドやUSBメモリーに保存されている場合、修理依頼先が変わることがあります。
つまり、選択肢を広げることができます。
もし重要なデータが保持されており、システム設定の変更に問題がない場合は、メーカーや家電量販店への依頼をおすすめします。
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