【例文30選】新年会の挨拶で失敗しない!乾杯から締めまで徹底ガイド

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新しい年が明け、気持ちも新たに仕事始めを迎えると、すぐにやってくるのが会社の「新年会」です。上司や同僚と新年の到来を祝う楽しいイベントですが、もしあなたが挨拶を任されることになったら、どうしますか?

「何を話せばいいのか見当もつかない…」
「大勢の前でスピーチなんて、考えただけで緊張する」
「せっかくなら、スマートな挨拶で好印象を残したい!」

そんな期待と不安が入り混じった気持ちで、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

でも、安心してください。新年会の挨拶は、いくつかの「型」と「コツ」さえマスターすれば、誰でもそつなく、そして印象的にこなすことができます。むしろ、事前準備をしっかりすればするほど、当日は落ち着いて話せるものです。

この記事では、乾杯の挨拶から、会の流れを調整する「中締め」、そして気持ちよく終わる「締め」の挨拶まで、新年会で想定されるあらゆる場面に対応したポイントを徹底解説します。そのまま使える30個の豊富な例文も用意しているので、あなたの役職や立場、目指したい雰囲気に合わせてアレンジしてみてください。

この記事を読み終える頃には、新年会の挨拶に対する不安は消え、「任せてください!」と自信を持って言えるようになっているはずです。

目次

新年会で挨拶を頼まれやすい人の特徴と心構え

「なぜ自分が挨拶を任されたんだろう?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実は、挨拶を頼まれる人には共通した特徴があります。その理由を知っておくと、どんな挨拶が求められているかが見えてきます。

挨拶を頼まれやすい人の特徴

まず、「期待の若手」として注目されている人です。フレッシュな視点で会に活気を与えてほしい、という期待が込められています。次に、「チームの要」となっている中堅社員。部署やプロジェクトを代表して、感謝や抱負を語るのにふさわしい存在として選ばれることが多いです。

また、普段からコミュニケーション能力が高いと評価されている人や、昨年大きな成果を出した人も声がかかりやすい傾向があります。幹事から「この人なら安心して任せられる」と思われている証拠ともいえるでしょう。

挨拶を任されたときの心構え

挨拶を頼まれたら、まずは素直に「光栄なこと」と受け止めましょう。緊張するのは当然ですが、それはあなたが真剣に取り組もうとしている証です。完璧を目指す必要はありません。大切なのは、誠実に、参加者全員に向けて話すという姿勢です。

「自分には荷が重い」と感じても、この記事を読んで準備すれば大丈夫。挨拶は才能ではなく、準備で決まります。

挨拶を成功に導く!絶対に押さえるべき「3つの大原則」

具体的な例文を見る前に、どんな挨拶にも共通する重要な基本原則を3つお伝えします。この原則を守るだけで、挨拶の失敗率は大幅に下がります。

原則1:スピーチは「1分」を目安に

最もやってしまいがちな失敗が「話が長い」ことです。特に乾杯前は、参加者全員がグラスを片手に「乾杯!」の一言を今か今かと待っています。その状態で延々と話されると、どんなに良い内容でも「早く終わってくれ…」と思われてしまいます。

理想的なスピーチの長さは1分程度、どんなに長くても3分以内に収めましょう。文字数にすると約300字が目安です。短く、簡潔に、要点を絞ること。これが最高の挨拶への第一歩です。

原則2:ネガティブな話題は絶対に避ける

新年会は、新しい年の始まりを祝い、会社の発展と社員の幸福を願うポジティブな場です。会社の課題や仕事の愚痴、誰かを下げるような発言は、その場の空気を一瞬で凍りつかせます。

たとえユーモアのつもりでも、ネガティブな話題は避けるのが鉄則です。「昨年は大変だった」と言いたくなっても、「昨年は多くの学びがあった」とポジティブに言い換える工夫をしましょう。明るく前向きな言葉だけを選ぶことが大切です。

原則3:主役は「参加者全員」であると心得る

あなたの挨拶は、独演会ではありません。聞いているのは、社長や役員、上司、同僚、後輩など、様々な立場の人たちです。

一部の人にしか分からない内輪ネタや、専門的すぎる業務の話は避け、会場にいる誰もが共感でき、楽しめる内容を心がけましょう。「皆様」という言葉を主語にすると、自然と一体感が生まれやすくなります。

恥をかかないために!挨拶で避けるべきNG言動リスト

基本原則と合わせて、具体的なNG言動も確認しておきましょう。無意識にやってしまいがちな行動が、せっかくの挨拶を台無しにしてしまうことがあります。

まず気をつけたいのが「原稿の棒読み」です。原稿を用意するのは良いことですが、ずっと下を向いて読み上げるだけでは、自信のなさが伝わってしまいます。時折顔を上げ、参加者の顔を見渡しながら、語りかけるように話しましょう。

次に「過度な謙遜」も避けたいポイントです。「私などが僭越ながら…」といった謙遜は適度であれば好印象ですが、あまりに繰り返すとかえって嫌味に聞こえたり、場を白けさせたりすることがあります。指名されたことに感謝し、堂々と役目を果たす姿勢が大切です。

「声が小さい・早口」も注意が必要です。緊張すると声が小さくなったり、早口になったりしがちですが、それでは内容が聞き取れません。少しゆっくりめに、お腹から声を出す意識で、一番後ろの席の人に届けるつもりで話しましょう。

最後に「お酒の飲みすぎ」。挨拶を頼まれている日は、自分の出番が終わるまで飲酒は控えめにするのが社会人としてのマナーです。緊張をほぐすために…と飲みすぎると、ろれつが回らなくなったり、話が脱線したりする原因になります。

準備が9割!挨拶を成功させるための4ステップ

挨拶の成否は、本番よりも事前の準備で決まると言っても過言ではありません。以下の4つのステップを踏んで、万全の体制を整えましょう。

ステップ1:会の目的と参加者を把握する

その新年会はどんな会なのかを事前に確認しましょう。全社的なフォーマルな会なのか、それとも部署内のカジュアルな飲み会なのか。取引先や外部の方は参加するのか。参加者の顔ぶれや会の雰囲気を知ることで、話す内容や言葉遣いのトーンが自然と決まってきます。

ステップ2:自分の立場と役割を理解する

あなたはなぜ挨拶に指名されたのでしょうか?若手としてフレッシュな風を吹き込むことを期待されているのか、中堅として場をまとめる役割を担っているのか、管理職として部下をねぎらう立場なのか。自分の立場を理解すれば、おのずと話すべき内容が見えてきます。

ステップ3:キーワードを3つ書き出す

いきなり完璧な文章を考えようとすると、なかなか筆が進みません。まずは、挨拶に盛り込みたいキーワードを3つだけ書き出してみましょう。例えば「感謝」「挑戦」「健康」といった具合です。このキーワードを軸に文章を組み立てていくと、話が脱線せず、まとまりのあるスピーチになります。

ステップ4:声に出して時間を計る

文章が完成したら、必ず一度は声に出して読んでみましょう。黙読するのと実際に話すのとでは、時間もリズムも全く異なります。スマートフォンのタイマー機能で時間を計り、1分から3分に収まっているかを確認してください。もし長すぎる場合は、思い切って削る勇気も必要です。練習を重ねることで、本番での安心感にもつながります。

【乾杯の挨拶】役職・場面別 例文集

ここからは、新年会のメインイベントである「乾杯の挨拶」の具体的な例文を、役職や場面別にご紹介します。基本の構成を押さえた上で、ご自身の状況に合った例文を参考にしてください。

乾杯の挨拶の基本構成

乾杯の挨拶は、以下の4つのパートで構成するのが基本です。まず「導入」として新年のお祝いの言葉と自己紹介を述べます。次に「本文」で昨年への感謝や今年の抱負、参加者へのメッセージなどを伝えます。そして「結び」で乾杯の発声をお願いする言葉を添え、最後に「乾杯!」の発声で締めくくります。

【若手社員・新入社員向け】元気とフレッシュさを武器に!

若手社員に求められるのは、難しい言葉よりも「元気」と「フレッシュさ」です。少しぐらい言葉に詰まっても、一生懸命さが伝われば、会場は温かい雰囲気に包まれます。背伸びせず、等身大の言葉で話すことを意識しましょう。

【例文1:シンプル・イズ・ベスト編】
皆様、新年あけましておめでとうございます!
ただ今ご紹介にあずかりました、営業1課の○○です。

このように、皆様と華々しく新年をスタートできることを、大変嬉しく思います。
昨年は至らない点も多々あったかと存じますが、先輩方には温かくご指導いただき、本当にありがとうございました。
今年はそのご恩に報いるべく、全力で業務に励む所存です!

それでは、僭越ながら、乾杯の音頭をとらせていただきます。皆様、グラスの準備はよろしいでしょうか。

株式会社○○の益々のご発展と、皆様の今年一年のご健勝を祈念いたしまして、乾杯!

【例文2:感謝をしっかり伝える編】
皆様、あけましておめでとうございます。
○○部の○○と申します。

入社して初めての新年会で、このような大役をいただき、大変光栄に思っております。
昨年は右も左も分からない中、諸先輩方に本当に助けていただきました。この場を借りて、心より御礼申し上げます。
今年は一日も早く戦力となれるよう、精一杯頑張ってまいります。

それでは、皆様のグラスをお借りいたします。
○○株式会社のさらなる発展と、ご参集の皆様のご多幸を祈念して、乾杯!

【例文3:ユーモアを少し加える編】
皆様、あけましておめでとうございます!○○部のルーキー、○○です!

入社してから早9ヶ月、美味しいお酒の席にお呼びいただけることも増え、社会人としての喜びを噛み締めております。

まだまだ未熟者ではございますが、今年の目標は「去年より3倍働いて、3倍貢献する!」です。皆様、ぜひ熱いご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします!

それでは、皆様の今年が最高の一年になりますよう願いを込めまして、元気よく乾杯いたしましょう!
乾杯!

【例文4:目標を具体的に語る編】
皆様、新年あけましておめでとうございます。
○○課の○○です。本日はこのような機会をいただき、ありがとうございます。

昨年は多くの失敗をしながらも、その度に先輩方に助けていただき、なんとか一年を乗り越えることができました。
今年の私の目標は「一人で任せてもらえる仕事を3つ増やす」ことです。そのために日々努力してまいりますので、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。

それでは、皆様の今年一年のご健康と、会社の発展を祈念いたしまして、乾杯!

【中堅社員向け】頼もしさと一体感を演出!

チームの要である中堅社員は、個人の抱負に加え、チームや部署全体への貢献を盛り込むと、頼もしさが伝わります。後輩の模範となるような、落ち着きのある挨拶を心がけましょう。

【例文5:チームを代表する編】
皆様、新年あけましておめでとうございます。
開発部の○○です。このような大役をいただき、身の引き締まる思いです。

昨年は、皆様のご支援のおかげで、我々のチームも大きなプロジェクトを無事に完遂することができました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

今年も様々な課題が待ち受けているかと思いますが、この素晴らしい仲間たちと一緒なら、どんな壁も乗り越えられると確信しております。チーム一丸となり、会社の成長に貢献していく所存です。

それでは、皆様のグラスをお借りいたします。
株式会社○○のさらなる飛躍と、ここにいる仲間たち一人ひとりの大いなる活躍を祈念して、乾杯!

【例文6:決意表明を力強く語る編】
皆様、あけましておめでとうございます。○○部の○○でございます。

輝かしい新年の幕開けを、皆様と共に迎えられましたことを、心より光栄に思います。

私たち○○部は、本年「○○」というスローガンを掲げ、新たな挑戦に踏み出します。決して平坦な道ではないかもしれませんが、本日こうして皆様の活気あふれるお顔を拝見し、必ず成功させられると勇気が湧いてまいりました。

それでは、私たちの輝かしい未来への第一歩として、威勢よく乾杯したいと思います。
ご唱和をお願いいたします。乾杯!

【例文7:感謝と抱負をバランスよく編】
皆様、新年あけましておめでとうございます。
○○部○○課の○○です。

昨年は業務において多くの困難がありましたが、皆様のご協力のおかげで、無事に乗り越えることができました。本当にありがとうございました。

今年は「攻めの一年」をテーマに、新しいことにも積極的にチャレンジしていきたいと考えております。引き続き、皆様のお力添えをいただければ幸いです。

それでは、今年一年の皆様のご健勝と、会社のさらなる発展を祈念いたしまして、乾杯!

【例文8:後輩への感謝も込めて編】
皆様、あけましておめでとうございます。○○の○○です。

昨年は私にとって激動の一年でした。新しいプロジェクトを任され、正直不安もありましたが、頼もしい後輩たちのサポートのおかげで、なんとか形にすることができました。

先輩方への感謝はもちろん、一緒に汗を流してくれたチームメンバーにも、この場を借りて「ありがとう」と伝えたいです。

今年もこの最高のチームで、大きな成果を出していきましょう!
それでは、乾杯!

【管理職・部長クラス向け】視野の広さと感謝を示す!

管理職は、部署や会社全体を俯瞰した視点と、部下や関係者への感謝の気持ちを示すことが重要です。リーダーとしての風格を感じさせつつ、温かみのある言葉を選びましょう。

【例文9:部下への感謝を伝える編】
皆様、あけましておめでとうございます。
○○部長の○○です。

まずはじめに、昨年一年間、困難な状況の中でも常に前を向き、素晴らしい成果を上げてくれた我が○○部のメンバー全員に、心からの感謝を伝えたいと思います。本当にありがとう。

そして、我々を支えてくださった関係部署の皆様にも、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

今年は、我々にとって飛躍の年となります。ここにいる全員の力を結集し、業界をあっと言わせるような大きな成果を共に掴み取りましょう。

それでは、皆様の今年一年の健康と幸せ、そして会社の輝かしい未来を祈念して、乾杯!

【例文10:会社のビジョンに触れる編】
皆様、新年おめでとうございます。○○本部長の○○でございます。

このよき日に、皆様と祝杯をあげられますことを、大変喜ばしく思います。
先ほど社長からもお話がありましたが、当社は本年、「○○」という新たなビジョンに向かって大きく舵を切ります。

その実現のためには、ここにいる皆様一人ひとりの力が必要です。変化を恐れず、失敗を糧とし、共に新しい時代を創り上げていきましょう。私も先頭に立ち、全力で皆様をサポートすることをお約束します。

それでは、我々の新たな挑戦の始まりを祝して!乾杯!

【例文11:穏やかな語り口で編】
皆様、あけましておめでとうございます。○○部の○○です。

こうして皆様の元気なお顔を拝見できて、大変嬉しく思います。

昨年を振り返りますと、決して楽な一年ではありませんでしたが、皆様が一丸となって取り組んでくださったおかげで、多くの成果を上げることができました。

今年も山あり谷ありかと思いますが、この仲間と一緒なら、きっと良い一年にできると信じております。

それでは、皆様のご健康と、当社のさらなる発展を祈念いたしまして、乾杯!

【例文12:激励のメッセージを込めて編】
皆様、新年あけましておめでとうございます。
○○統括の○○でございます。

昨年は市場環境が大きく変化する中、皆様の努力によって業績を維持することができました。これは紛れもなく、ここにいる皆様一人ひとりの頑張りの賜物です。

今年はさらなる成長を目指し、新しい挑戦をしていく年になります。時には困難もあるでしょうが、我々には乗り越える力があります。

皆様の力を信じております。共に素晴らしい一年にしていきましょう!
乾杯!

【取引先も参加する新年会向け】最大限の敬意と感謝を!

社外の方がいる場合は、より丁寧な言葉遣いを徹底し、お招きしたことへの感謝と、相手企業の発展を祈る言葉を必ず入れましょう。ビジネスマナーを意識した格調高い挨拶が求められます。

【例文13:招待した側として】
皆様、本日はお忙しい中、当社の新年会にご臨席賜り、誠にありがとうございます。
株式会社○○、代表取締役の○○でございます。

特に、○○株式会社の皆様方には、日頃より格別のご高配を賜り、心より感謝申し上げます。

本年が、皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう、また、本日ご参集の皆様の絆がより一層深まりますことを願いまして、乾杯の音頭をとらせていただきます。
乾杯!

【例文14:招待された側として】
ただ今ご紹介にあずかりました、○○株式会社の○○と申します。
この度は、このような盛大かつ晴れやかな新年会にお招きいただき、誠にありがとうございます。

僭越ではございますが、ご指名により乾杯の音頭をとらせていただきます。
株式会社△△(主催企業名)様の益々のご隆盛と、本日ご参集の皆様のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
それでは、ご唱和をお願いいたします。乾杯!

【例文15:パートナー企業への感謝を込めて】
皆様、新年あけましておめでとうございます。
○○株式会社の○○でございます。

本日は新年会にお招きいただき、誠にありがとうございます。
昨年は○○様には大変お世話になりました。おかげさまで、共同プロジェクトも成功を収めることができ、感謝の念に堪えません。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
それでは、両社のさらなる発展と、皆様のご健勝を祈念いたしまして、乾杯!

【部署内のカジュアルな新年会向け】親しみやすさ重視!

少人数の部署内飲み会など、カジュアルな雰囲気の新年会では、堅すぎる挨拶は逆に浮いてしまうことも。場の空気を読んで、親しみやすいトーンで話しましょう。

【例文16:フランクに盛り上げる編】
皆さん、あけましておめでとうございます!
今年も○○チーム、よろしくお願いします!

昨年は本当に忙しかったですよね。でも、このメンバーだからこそ乗り越えられたんだと思います。

今年も大変なことはあると思いますが、まずは今日は美味しいお酒と料理を楽しみましょう!
それでは、カンパーイ!

【例文17:チームの絆を強調する編】
皆さん、あけおめです!

いやー、去年は本当にいろいろありましたね。
でも、こうして年が明けて、また同じメンバーで集まれていることが嬉しいです。

今年もこのチームで、いい仕事して、いい飲み会しましょう!
乾杯!

【中締めの挨拶】場の雰囲気転換と歓談の促進

中締めとは「会はまだ続きますが、ここで一旦区切りをつけましょう」という合図です。この後の歓談を促したり、途中退席する人への配慮を示したりする、重要な役割があります。

中締めを行うタイミングと役割

一般的に、会が始まって1時間半から2時間程度経った頃に行われることが多いです。中締めの後は席を自由に移動して交流を深める時間になることが多いため、その流れを作る意識を持ちましょう。

【例文18:スタンダードな中締め】
皆様、ご歓談の途中、まことに恐縮ですが、ここで一旦、中締めとさせていただきます。

まだまだ宴は始まったばかりでございます。これからの時間は、ぜひ席を立っていただき、普段なかなかお話できない方々とも交流を深める、良い機会にしていただければと存じます。

それでは、この後の時間も皆様にとって有意義なものとなりますよう願いを込めまして、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!よーお!(パン!)ありがとうございました!

【例文19:少しカジュアルな中締め】
皆様、盛り上がっているところ失礼します!

ここで一旦、中締めのお時間とさせていただきます。
お酒や料理はまだまだたくさんございますので、遠慮なさらず、引き続き大いに語り、大いに楽しんでいってください!

それでは、後半戦も盛り上がっていきましょう!という意味を込めて、皆様で一本締めをしたいと思います。
お手を拝借!よーお!(パン!)ありがとうございます!

【例文20:途中退席者への配慮を含む中締め】
皆様、楽しいお時間のところ恐れ入ります。

ここで中締めとさせていただきます。
ご都合により、ここでお帰りになる方もいらっしゃるかと思います。本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございました。どうぞお気をつけてお帰りください。

引き続きお時間のある方は、ぜひゆっくりお楽しみください。
それでは、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!よーお!(パン!)ありがとうございました!

【締めの挨拶】感謝と共に美しく会を締めくくる

会の最後を飾る締めの挨拶は、参加者全員への感謝を述べ、一本締めや三本締めでビシッと締めくくることで、良い余韻を残す重要な役割があります。

「一本締め」と「三本締め」の違い

手締めには主に「一本締め」と「三本締め」の2種類があります。一本締めは「よーお、パン!」と1回だけ手を打つもので、短い時間で締めたいときやカジュアルな会でよく使われます。三本締めは「よーお、パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」を3回繰り返すもので、より丁寧でフォーマルな会や、大きな目標達成を祝う場にふさわしいとされています。会の雰囲気に合わせて選びましょう。

【例文21:一本締めでスマートに】
皆様、本日はお忙しい中、かくも盛大にお集まりいただき、誠にありがとうございました。

宴もたけなわではございますが、残念ながらお開きの時間となりました。

この会で得た英気と絆を胸に、明日からの業務も社員一同、力を合わせて邁進してまいりましょう。

それでは、皆様の今年一年のご健勝と、当社の輝かしい未来を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
皆様、お手を拝借!
よーお!(パン!)
ありがとうございました!

【例文22:三本締めで格式高く】
皆様、ご指名をいただきましたので、締めの挨拶をさせていただきます。○○部の○○です。

本日は、社長をはじめ、役員の皆様、そして多くの仲間たちと共に、かくも素晴らしい新年会を開催できましたこと、幹事の一人として感無量でございます。

この素晴らしい一体感を、必ずや今年一年の力強い推進力に変えていけると確信しております。

それでは、当社と皆様の輝かしい未来を祈念いたしまして、三本締めで締めさせていただきたく存じます。皆様、ご唱和のほど、よろしくお願いいたします!
お手を拝借!
よーお!(パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン)
(これを合計3回繰り返す)
ありがとうございました!皆様、お気をつけてお帰りください。

【例文23:幹事として感謝を伝える締め】
皆様、本日は最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
幹事を務めさせていただきました、○○です。

皆様の楽しそうな笑顔を拝見でき、準備の苦労も全て吹き飛びました。至らない点も多々あったかと存じますが、皆様のご協力のおかげで、無事にこの日を迎えられました。

それでは、この感謝の気持ちを込めまして、皆様の今後のご活躍を祈念し、一本締めで締めさせていただきます。
お手を拝借!よーお!(パン!)ありがとうございました!

【例文24:来年への期待を込めた締め】
皆様、本日は誠にありがとうございました。

楽しい時間はあっという間ですね。名残惜しいですが、お開きの時間となりました。

今日の楽しい思い出を胸に、明日からまた頑張っていきましょう。そして来年もまた、こうして皆様と新年をお祝いできることを楽しみにしております。

それでは、皆様のご健康と、会社のさらなる発展を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
よーお!(パン!)
ありがとうございました!お気をつけてお帰りください!

【番外編】知っておくと差がつく挨拶ネタ

基本の型をマスターしたら、少し変化をつけてみるのもおすすめです。印象に残る挨拶にするためのアイデアと例文をご紹介します。ただし、場の雰囲気を見て、合わないと感じたら無理に使う必要はありません。

【例文25:「あいうえお作文」でユニークに】
あけましておめでとうございます!
僭越ながら、乾杯の挨拶を「し・ん・ね・ん」のあいうえお作文で述べさせていただきます。
「し」…新年を
「ん」…んーとみんなで
「ね」…熱意をもって
「ん」…乗り越えましょう!
今年も一年、よろしくお願いいたします!乾杯!

【例文26:その年の干支にちなんで】
皆様、新年おめでとうございます!
今年は○年ですね。○(干支の動物)のように、○○(その動物の特徴にちなんだポジティブな表現)な一年にしていきましょう!
皆様と共に、大きく飛躍できることを確信しております。
それでは、威勢よく乾杯いたしましょう!乾杯!

【例文27:会社のスローガンを引用して】
皆様、あけましておめでとうございます。

今年の当社のスローガンは「○○」です。
このスローガンのように、私たち一人ひとりが○○を意識して日々の業務に取り組むことで、必ず大きな成果につながると信じております。

それでは、スローガンの実現に向けて、良いスタートを切りましょう!
乾杯!

当日の立ち居振る舞い完全マニュアル

挨拶の内容がどんなに素晴らしくても、立ち居振る舞いがぎこちないと、せっかくの印象が半減してしまいます。ここでは、当日気をつけたいポイントをお伝えします。

マイクの持ち方と姿勢

マイクを使う場合は、口から拳1個分くらい離して持つのがベストです。近すぎると声が割れ、遠すぎると聞こえません。マイクを持つ手とは反対の手は、自然に体の横に下ろすか、軽く前で組むと落ち着いた印象になります。

姿勢は背筋を伸ばし、両足を肩幅程度に開いてしっかり立ちましょう。猫背になったり、片足に体重をかけてふらふらしたりすると、自信がなさそうに見えてしまいます。

視線の配り方

原稿をずっと見つめるのではなく、時折顔を上げて会場を見渡しましょう。特定の一人をじっと見つめるのではなく、会場全体に視線を配るイメージです。左、中央、右とゆっくり視線を動かすと、多くの人に「自分に話しかけられている」と感じてもらえます。

声の出し方とペース

緊張すると早口になりがちですが、意識してゆっくり話しましょう。普段の1.5倍くらいゆっくりのイメージでちょうど良いくらいです。また、一文ごとに軽く間を取ると、聞き手が内容を理解しやすくなります。

声の大きさは、一番後ろの席にいる人に届けるつもりで出しましょう。お腹から声を出す「腹式呼吸」を意識すると、通りの良い声が出せます。

乾杯の発声のコツ

「乾杯!」の発声は、それまでの話よりも一段大きな声で、元気よく言い切りましょう。語尾を伸ばさず、「かんぱい!」とキレよく発声するのがポイントです。発声と同時にグラスを軽く上げると、自然な動作になります。

挨拶が終わった後のスマートな振る舞い

挨拶が無事に終わっても、そこで気を抜いてはいけません。その後の振る舞いも、あなたの印象を左右する大切な要素です。

席に戻るまでの動き

挨拶を終えたら、軽く会釈をして自分の席に戻りましょう。このとき、小走りになったり、ホッとした表情を見せすぎたりすると、緊張していたことが伝わってしまいます。落ち着いた足取りで、堂々と席に戻ることを意識しましょう。

周囲への対応

席に戻ると「良かったよ」「緊張した?」などと声をかけられることがあります。そんなときは「ありがとうございます」「なんとか終わりました」など、さらっと返すのがスマートです。謙遜しすぎたり、長々と感想を語ったりする必要はありません。

挨拶を振ってくれた人へのお礼

挨拶の機会をくれた幹事や上司がいれば、会の途中か終わった後に「大役を任せていただきありがとうございました」とお礼を伝えましょう。このひと言があると、次回また声がかかる可能性も高まります。

万が一失敗しても大丈夫!挽回のコツ

どんなに準備をしても、本番で思い通りにいかないことはあります。でも、安心してください。失敗しても挽回する方法はいくらでもあります。

言葉に詰まってしまったら

頭が真っ白になって言葉が出てこなくなったら、まず深呼吸をしましょう。そして「申し訳ありません、少々緊張しておりまして」と正直に言ってしまうのも一つの手です。誰でも緊張することは分かっているので、会場は意外と温かく見守ってくれるものです。

噛んでしまったら

言葉を噛んでしまっても、慌てて言い直す必要はありません。気にせずそのまま続けるか、「失礼しました」と一言添えて言い直せば大丈夫です。噛んだことを自分でネタにして笑いに変えられれば、むしろ好印象になることも。

時間が長くなりすぎたら

話しているうちに予定より長くなってしまったと感じたら、途中でも「長くなりましたので、この辺りで」と切り上げる勇気を持ちましょう。参加者は内容よりも「早く乾杯したい」と思っていることを忘れずに。

失敗を引きずらないことが大切

たとえ完璧にできなくても、会はその後も楽しく続きます。あなたの挨拶を一言一句覚えている人はほとんどいません。失敗しても引きずらず、その後の宴を楽しむことが一番大切です。次の機会に活かせばいいのです。

困ったときのQ&Aコーナー

最後に、新年会の挨拶に関してよくある疑問やお悩みにお答えします。

急に挨拶を振られたら、どうすればいい?

焦る必要はありません。準備がなくても、「(1)お祝いの言葉 → (2)自己紹介 → (3)短い抱負や感謝 → (4)乾杯の発声」という最低限の型を思い出してください。以下のような短縮版でも十分です。

【例文28:緊急用・超短縮版】
皆様、あけましておめでとうございます!ただ今ご指名をいただきました○○です。突然のことで驚いておりますが、皆様と新年を祝えることを嬉しく思います。今年も会社に貢献できるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。それでは、乾杯!

緊張で頭が真っ白になりそうです…

緊張するのは、真面目に役目を果たそうとしている証拠です。対策としては、(1)事前に声に出して練習する、(2)本番前に深呼吸をする、(3)完璧を目指さない、(4)最悪の場合に備えてキーワードを書いた小さなメモ(カンペ)を用意しておく、などがあります。カンペを見るのは決して悪いことではありません。堂々と見れば、かえって誠実な印象を与えます。

オンライン新年会での注意点は?

オンラインでは、(1)カメラをしっかり見て話す(これで相手と目が合います)、(2)普段より少し声を張り、ゆっくり話す、(3)背景を整えておく、(4)乾杯のタイミングを司会と事前に合わせておく、といった点が重要です。物理的な距離がある分、表情や声のトーンで明るい雰囲気を伝えることを意識しましょう。

【例文29:オンライン新年会向け】
皆さん、画面越しではありますが、あけましておめでとうございます!○○の○○です。

今年もリモートでの新年会となりましたが、こうして皆さんの元気なお顔を見られて嬉しいです。

離れていても心は一つ!今年も力を合わせて頑張っていきましょう。

それでは、皆さん、飲み物の準備はいいですか?画面の向こうの皆さんと一緒に乾杯しましょう!
乾杯!

挨拶を断ることはできる?

基本的には、指名された以上は引き受けるのがビジネスマナーです。ただし、体調不良や急な事情がある場合は、早めに幹事に相談しましょう。代わりの人を探す時間が必要だからです。「やりたくないから」という理由で断るのは、社会人としてあまり良い印象を与えません。

挨拶中にスマホでカンペを見てもいい?

紙のメモの方が好ましいですが、スマホを使う場合は事前に周囲に断りを入れておくと良いでしょう。「メモを確認させていただきます」と一言添えれば、失礼には当たりません。ただし、スマホを見ていると「SNSでも見ているのか?」と誤解されることもあるので、紙のメモの方が無難です。

挨拶に使える!便利なフレーズ集

最後に、挨拶を組み立てる際に使える便利なフレーズをまとめておきます。これらを組み合わせて、オリジナルの挨拶を作ってみてください。

冒頭の挨拶フレーズ

「皆様、新年あけましておめでとうございます」
「輝かしい新年の幕開けを、皆様と共に迎えられましたこと、大変嬉しく思います」
「このような晴れやかな席にお招きいただき、光栄に存じます」
「本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます」

感謝を伝えるフレーズ

「昨年は大変お世話になりました」
「皆様のご支援のおかげで、無事に一年を終えることができました」
「日頃より格別のご高配を賜り、心より感謝申し上げます」
「この場を借りて、厚く御礼申し上げます」

抱負を語るフレーズ

「今年は○○を目標に、精進してまいります」
「本年は飛躍の年にすべく、全力で取り組む所存です」
「チーム一丸となり、会社の発展に貢献してまいります」
「変化を恐れず、新しいことに挑戦していきたいと思います」

乾杯前の締めくくりフレーズ

「それでは、僭越ながら乾杯の音頭をとらせていただきます」
「皆様のグラスをお借りいたします」
「ご唱和をお願いいたします」
「皆様の今年一年のご健勝と、会社の益々の発展を祈念いたしまして」

まとめ:自信を持って、あなたらしい言葉で!

新年会の挨拶は、決して難しいものではありません。大切なのは、上手な言葉を並べることよりも、参加者への感謝と新しい年への前向きな気持ちを、あなた自身の言葉で誠実に伝えることです。

【例文30:最後に贈る、シンプルで心のこもった挨拶】
皆様、あけましておめでとうございます。

今日は皆様と一緒に新年を迎えられて、とても嬉しいです。
昨年は本当にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとって素晴らしい一年になりますように。
乾杯!

この記事でご紹介した数々のポイントと例文は、あくまであなたの挨拶をサポートするための道具です。これらを参考に、あなたらしい言葉を紡ぎ、自信を持って挨拶に臨んでください。

あなたの素晴らしいスピーチが、新年会の成功と、会社の一年の景気づけになることを心から願っています。きっとうまくいきますよ!

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