NTTの回線を利用した固定電話には、特に災害時において非常に役立つという大きな利点があります。
もしスマートフォンだけを持っている場合、停電が発生すると充電ができず、バッテリーが切れてしまった際には、助けを呼ぶことができなくなります。
災害時に発信ができないと、安否確認ができず、誰にも連絡が取れなくなり、孤立する可能性が高まります。
一方で、NTTが主に管理している一般回線の固定電話は、微弱な電気が流れる電話線に直接接続できるため、停電時でも使用できるという特長があります!
現在、固定電話が発信できない状況にある場合、設定を少し変更することで状況が改善されるかもしれません。
もし着信もできない場合は、配線の不具合やNTTの回線に何らかの問題がある可能性が考えられます。
いざという時に備えて、発信や着信が可能かどうかを事前に確認しておきましょう!
固定電話で発信できないときはNTTに相談せずに解決可能
固定電話とは、壁にある端子からコードを直接接続している電話機のことを指し、主にNTTが取り扱っています。
もし急いで電話機を修理し、発信を行いたい場合、受話器を上げた際に発信音「ツー」が聞こえる場合は、以下の手順を試してみてください!
- 電話機の回線の種類を設定変更する。
- 電話機の自動付加機能を設定変更または解除する。
なお、受話器を上げた際に発信音「ツー」と、番号を押した後の呼び出し音「プルル…」が聞こえる場合、固定電話は正常に動作しています。
もし相手の固定電話に問題があるかもしれないので、別の方法で連絡を取り、確認してみてください。
発信音が聞こえる場合は回線の種類を設定変更しよう
もし発信音「ツー」が聞こえるのに、ダイヤルをしても呼出音「プルル…」が聞こえない場合、あなたの固定電話と住居の回線の種類が異なっている可能性があります。
特に数日前には問題なく発信できていた場合、最近の地域で停電がなかったか思い返してみてください。
最近、短時間でも停電が発生していた場合は、手動で電話回線の設定を変更することを強くお勧めします!
ここでは「シャープ JD320CL/CW」というモデルを使った設定変更方法について説明します。
今回はデジタル表示機能を搭載した電話機を例にしていますが、設定方法はメーカーや機種によって異なるため、手元の電話機に付属している取扱説明書を必ず参考にしてください。
回線種別の設定を変更する手順は次の通りです。
- 「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」で『カイセンシュベツ』を選択し、「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」で回線の種類を選択する。
- 選んだら、「メニュー/決定」を押して完了。
デジタル表示がない電話機の場合は、横にあるツマミを使って回線の種類を変更することができます。
回線の種類には、機種によって3~4種類のパターンが存在します。
以下が回線種別のパターンです。
- トーン(プッシュ):プッシュ回線の設定時に使用
- ダイヤル(20PPS):ダイヤル回線用
- ダイヤル(10PPS):あまり使用されないダイヤル回線
- 自動設定(ジドウまたはジドウセッテイ):主にデジタル表示の電話機に設定される
電話機を購入した際の初期設定では、自動的に回線を判断する機能があります。
居住地域の回線の種類が不明な場合は、「トーン」または「ダイヤル(20PPS)」の順で設定を変更し、発信が可能かどうか確認してみてください!
プッシュ回線とダイヤル回線についての理解を深めよう
以下に、「プッシュ回線」と「ダイヤル回線」についての解説を示しますので、ぜひ確認してください。
プッシュ回線:
- ボタン式の電話を使用する回線です。
- 「ピッ、ポッ、パッ」と信号音で発信します。
- 発信には若干の時間がかかります。
ダイヤル回線:
- ダイヤル式の電話を使用する回線です。
- 番号が振られたリング穴に指を入れ、「ジーコ、ジーコ」と回して発信します。
この2つの回線は発信方法が異なるものの、音質や通信速度には大きな違いはありません。
急に使えなくなった理由について疑問に思うかもしれませんが、通常、自動設定にしていると電話機が「プッシュ回線」か「ダイヤル回線」かを自動的に判断します。
しかし、停電などの影響で自動判断ができなくなり、「発信できない」といったトラブルが発生することがあります。
停電などのトラブルが発生した後は、電話機が「プッシュ?」「ダイヤル?」と混乱しているため、手動で設定し直す必要があります。
私の家はプッシュ式電話ですが、ダイヤル式電話に買い替えた方が良いのでしょうか?
その必要はありません!
現在販売されているプッシュ式電話は、ダイヤル回線であっても設定を変更することで利用可能です。
昔、多くの家庭で使われていた「黒電話」と呼ばれるダイヤル式電話は、災害に強い特性がありますが、現在は生産が終了しているため、手に入れることが難しくなっています。
購入する場合は、骨董品店やオークションを利用する必要があります。
最近のプッシュ式固定電話も、停電や災害に強い機種が多数販売されていますので、安心して使用することができます!
回線の設定をしっかりと行い、発信できるようになったら、停電時に電話が使えるかどうかも確認しておくと良いでしょう♪
携帯電話への発信ができない場合は自動付加機能を解除する
もし回線の種類を変更したにもかかわらず発信できない場合は、発信ができない電話番号を確認してみてください。
全ての電話番号にかけられない場合は、故障の可能性が高く、修理を検討する必要があります。
特に携帯電話にのみ発信できない場合は、事業者識別番号(または認識番号)の自動付加機能を変更または解除してみると良いでしょう。
また、「ひかり電話」や「IP電話」のみ契約している場合は、自動付加機能を利用できませんので、その点も注意が必要です。
ひかり電話またはIP電話のいずれかを利用している場合は、自動付加機能の設定があれば解除しておくことをお勧めします。
自動付加機能とは、契約している通信事業者の識別番号を設定することにより、携帯電話への通話料金が割引されるサービスです。
電話機メーカーによって、機能の名称は異なることがあります。例えば、以下のような名称が挙げられます:
- 選んでケータイ(Panasonic)
- 携帯とくとくダイヤル(SHARP)
- 携帯セレクトダイヤル(SANYO)
- ケータイお得ダイヤル(NEC)
事業者識別番号とは、利用している通信事業者の番号であり、事業者ごとに異なります。
たとえば、NTTコミュニケーションズの場合、「0033」といった形式で設定されています。
お手持ちの電話機が使用している電話サービスによって、自動付加機能の変更または解除が必要かどうかが決まります。
まずは、NTTの一般回線を契約している場合(IP電話を併用している場合も含む)の設定方法を確認しましょう!
自動付加機能を変更する手順(シャープ JD320CL/CWの場合):
- 「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」を押して、『ケイタイトクトク』を選択し、「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」を押して、『ジギョウシャセンタク』を選択し、「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」を押して、『NTTコミュニケーションズ』を選ぶ。
- 「メニュー/決定」を押して完了。
もしあなたがIP電話とNTTの一般回線を併用している場合、IP電話解除番号が正しいかどうかも確認しておくと良いでしょう。
近年、IP電話やひかり電話などのインターネット回線を利用した電話が普及していますが、これらは一般的に固定電話と認識されています。
しかし、いずれもNTTの一般回線を利用した固定電話とは異なるため、ひかり電話とIP電話には自動付加機能が適用されません。
私自身も、このことを調査するまでこれら全てが固定電話だと勘違いしていて驚きました。
また、NTTの一般回線を使用している場合、自動付加機能を使用しないのであれば、以下の方法で解除しておきましょう!
自動付加機能を解除する手順(シャープ JD320CL/CWの場合):
- 「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」を押して、『ケイタイトクトク』を選択し、「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」を押して、『ジギョウシャセンタク』を選択し、「メニュー/決定」を押す。
- 「上」「下」を押して、『リヨウシナイ』を選ぶ。
- 「メニュー/決定」を押して完了。
「ひかり電話」や「IP電話」を使用している場合、必要ない設定を解除することで、電話機がスムーズに動作しやすくなります。
もしこの機能の見直しを行った後も発信できない場合は、NTTに連絡して確認してもらいましょう!
NTTに問い合わせるなら電話よりWebの方が便利!
回線の種類や自動付加機能を確認しても問題が解決しない場合、電話機の故障は考えにくいです。
携帯電話の番号によっては、固定電話から発信できない番号があるため、NTTに問い合わせてみることをお勧めします。
NTTの局番なし番号を利用する際は「113」に連絡すれば対応してもらえますが、固定電話から発信できない場合は利用できません。
ただし、NTTへの問い合わせは電話よりもWebの方が便利です。
Webであれば、じっくり考えながら文章を作成して相談することができます。
電話で問い合わせを行うと、オペレーターに繋がる前に「回線に発生している症状を詳しく録音してください」と指示されることがあります。
急に話すのが苦手な方や、頭の中で整理したり内容を紙に書いたりしてから話さないと、うまく伝えられない方にはWebでの問い合わせが適していると思います。
また、電話での問い合わせはオペレーターに接続されるまでに10分以上かかることもあります。
以前、知人が引っ越し業者に携帯電話で問い合わせをした際には、オペレーターを呼び出すまでに1時間以上も待たされたことがありました。
オペレーターに繋がるまで待ち続けるよりも、Webから手軽に問い合わせができれば、無駄な電話料金や時間を節約できるでしょう♪
修理に出すなら費用はどのくらいか?
もし携帯電話だけでなく全ての電話に発信できない場合、電話機の故障が高い可能性があります。
その際は、最寄りの販売店で修理を依頼するのが良いでしょう。
修理費用は状態によって異なるため、正確な金額は分かりませんが、例えばシャープの公式サイトによると、シャープの電話機修理の目安は以下の通りです。
修理費用の目安(シャープの場合)
- 迷惑電話対応モデル:税込24,200円
- 通常モデル:税込15,400円
もし故障箇所が複数あったり、高額な部品が必要な場合、上記の金額を超えることもあるため、注意が必要です。
また、見積もり後にキャンセルした場合、診断料を請求されることもあるため気をつけましょう。
大切なお金のやり取りですので、事前にメーカーに確認した上で修理を依頼することをお勧めします。
もしメーカーの修理保証期間が残っていれば、無料で対応してもらえる場合もありますよ!
固定電話の発信や着信ができない場合は配線と回線を確認しよう
発信音「ツー」が聞こえない場合は、着信もできない可能性が考えられます。
最近、あなたの固定電話に着信はありましたか?
電話があまりかかってこない場合、「着信できない」と気づかないこともありますよね。
発信音が聞こえない場合は、まず電話機の配線に誤りがないか確認してみてください。
壁の差込口から電話機までの配線に機器が介在しているかどうかによって、対応方法が異なるため、それぞれ詳しくご紹介します。
それでも問題が解決しない場合は、固定電話の回線に何らかの問題がないかNTTに問い合わせてみましょう。
回線に問題がなければ、電話機自体の故障が考えられます。
ここで配線に誤りを見つけられれば、NTTに連絡する手間を省くことができますよ!
配線の間に機器がない場合の確認方法
NTTの一般回線を利用している場合、壁の差込口から電話機までにモデムなどの機器は不要です。
固定電話と配線の間にモデムがない場合は、電話線がしっかり差し込まれているか、また適切な種類の電話線を使用しているかを確認することが重要です。
まずは、電話機と壁面をつなぐコードをチェックしてみてください。
電話線確認のポイント:
- 電話機の差込口からコードが抜けかけていないか。
- 6極2芯コードが正しく接続されているか。(6本の溝のうち2本が金属になっているタイプのコード)
もしあなた以外の誰か、例えばお子様などが電話機を引っ張った場合、コードが抜けかかっていることもあるので注意が必要です。
また、引っ越しをしたばかりで配線を変更した際に、コードを間違えて差し込んでしまうことも考えられます。
この6極2芯コードに問題があれば、家電量販店などで新しいものに交換しましょう!
光回線機器が配線の間にある場合の確認方法
あなたの電話機と壁の差込口の間に光回線機器(ONU)が存在する場合、まずは電話機との接続状況を確認してみましょう。
それでも発信音が聞こえない場合は、お手持ちの携帯電話を使って電話をかけ、音が聞こえるかどうかを確かめてください。
まずは、電話機との接続が正しく行われているか確認しましょう。
接続方法や機器名、端子名はNTTや機器メーカーによって異なるため、詳細が知りたい場合はNTTに問い合わせてください。
光回線と電話機の接続確認ポイント:
- 電話機と接続しているコードが、光回線機器の「TELポート(電話機、TEL)」に差し込まれているか(LANや電話機以外の端子には接続しないこと)
- 電話機から出ているコードが正しく接続されているか(コードを一度抜いて再度差し込んでみる)
- 電話機の電源コードやACアダプターが正しく接続されているか
- 光回線機器の電源が入っているか
- 光回線機器に異常がないか、前面のLEDランプが点灯しているか確認する
機器が突然使えなくなった場合、意外にも電源コードが外れていたり、端子にコードがきちんと差し込まれていなかったりすることがよくあります。
私も、卓上のライトがつかない時、故障だと思って確認したら、ただコンセントが抜けていただけでした(笑)
接続を確認してもなお発信音が聞こえない場合は、回線に問題があるか、または電話機の故障が考えられます。
光回線機器から電話機のコードを外し、携帯電話などから発信できない電話機の番号にかけてみてください。
呼出音「プルル…」が聞こえる場合は、回線や光回線機器ではなく、配線に問題がある可能性があるため、NTTに配線方法を確認してみましょう。
それでもつながらない場合は、電話機の故障が考えられます。
以下の音が聞こえる場合、電話回線に不具合が生じている可能性が高いです。
- 話し中の音「ツーツー」
- アナウンス(おかけになった番号は~)
- 無音
その際は、NTTなどの通信サービス会社に問い合わせて、回線の状態や機器の接続方法を確認してください。
回線状況や接続方法のチェック項目:
- 光電話の回線は開通しているか
- 一時的な障害やネットワークメンテナンスが行われていないか
- 光回線機器が複数ある場合、機器同士が正しく接続されているか
- 光回線機器自体に異常がないか
通信サービス会社に問い合わせる際は、状況を簡潔に伝えると、相手も把握しやすくなります。
「携帯電話から自宅にかけてもつながらない(話し中音やアナウンスが流れる)」と伝えれば、スムーズに解決が図れるでしょう!
ADSL機器が配線の間にある場合の確認方法
もしあなたの電話機と壁の差込口の間にADSL機器がある場合は、まずADSL機器を外してみてください。
その後、壁の差込口と電話機を直接接続し、発信や着信ができるか確認します。
これで発信ができるようであれば、ADSL機器や回線側に何らかの不具合が生じている可能性があります。
「発信音は聞こえるが呼出音が鳴らない」または「発信音が全く聞こえない」といった場合は、どちらにしてもNTTに問い合わせてADSL機器や回線の確認を依頼しましょう。
確認後に発信できない場合は、念のため「回線種別の設定変更」を試みてください。
それでも発信ができない場合、電話機の故障が考えられます。
回線の状態が良好かNTTに調査してもらおう!
もし電話回線に問題があると感じたら、NTTに問い合わせて回線の状態を確認してもらい、屋外または屋内の電話線の調査を依頼しましょう。
屋外の電話線に故障が見つかった場合は、修理が無料で行われることもありますが、屋内の電話線に故障がある場合、修理は有料となります。
状況によって異なりますが、最低でも1万円程度はかかると考えておくべきです。
回線の調査を行っても発信できない場合、残念ながら電話機自体が故障している可能性が高いです。
その際は、最寄りの販売店で修理を依頼しましょう。
固定電話の発信が制限されることがある!
多くの人が一斉に電話をかけるタイミングでは、重要な通話を妨げないために、NTTが発信制限をかけることがあります。
『ただいま電話が混み合っております』という自動音声が流れた場合、発信が制限されている可能性が高いです。
電話の発信制限には、以下の規制レベルがあります。
発信規制レベルと過去の例:
- レベル1 規制なし
- レベル2 特定の市外局番への発信を制限(過去例:2021年5月、新型コロナウイルスワクチン接種予約に伴う電話の集中により実施)
- レベル3 すべての市外発信を制限
- レベル4 一般電話番号による発信を制限(過去例:2015年、大みそかから元旦にかけて発信が集中することが予想されたため実施)
また、着信に関する規制も確認しておきましょう。
着信規制レベルと過去の例:
- レベル1 規制なし
- レベル2 一般電話番号からの着信を制限(過去例:2015年、大みそかから元旦にかけて着信が集中することが予想されたため実施)
FAXには制限がかからないため、FAX機能付きの固定電話を使用している場合、相手にFAXを送信することが可能です。
無料通話アプリ「LINE」が普及する前は、連絡手段は携帯電話のメールや通話が主流でした。
特にお正月には、携帯電話ユーザーが「明けましておめでとう」のメールや電話を一斉に送り合っていました。
私もその一人でした。
通話やメールが集中すると、サーバーがパンクしないように、2015年までは携帯電話会社やNTTが発信・着信規制を行っていました。
そのため、メールや電話がつながりにくく、深夜0時に送ったメールが翌日の昼に届くこともありました。
このように多くの電話やメールが行き交うと、緊急時の110番や119番への通報がつながらなくなり、固定電話のライフラインとしての機能が果たせなくなります。
停電が発生した際、固定電話は使えるのに警察や救急車を呼べないのでは意味がありません。
このような事態を避けるために、NTTは発信制限を設けているのです。
2021年4月、新型コロナウイルスワクチンの予約が開始され、高齢者から優先接種が始まりました。
Webからも予約を受け付けていましたが、インターネットに不慣れな高齢者の方々が電話での受付を利用することが多かったため、自治体の予約ダイヤルに電話が殺到しました。
その結果、NTTは2021年5月、約200の自治体の電話番号に対して、電話が集中する場合は発信制限をかけることを決定しました。
そのため、電話をかけた際に混雑している場合は、時間を置いて再度かけ直してみると良いでしょう。
すぐに電話がつながらないことはイライラするかもしれませんが、この制限により緊急ダイヤルがつながりやすくなることで、困っている人々が警察に助けを求められるようになり、命が救われることにもつながります。
まとめ
固定電話の発信ができない場合、自分で解決できることが多いため、NTTに連絡する必要は必ずしもありません。
もし固定電話の発信音「ツー」が聞こえるのに発信できない場合は、回線の設定を再確認してみましょう。
携帯電話のみに発信できない場合は、自動付加機能の設定が正しいかどうかを確認することが非常に重要です。
ひかり電話やIP電話の場合は自動付加機能を利用できないため、設定がされている場合は解除しておくことが必要です。
発信音「ツー」が聞こえない場合は、端子やコードの接続状態を確認することが必要です。
電話線とひかり回線機器の間に接続がある場合は、接続を確認した後に電話コードを一度抜いて、携帯電話からかけてみてください。
呼び出し音が聞こえたら、再度接続を確認し、もし話し中音や無音、アナウンスが流れた場合は回線に問題があると考えられます。
また、電話線とADSL機器の間に接続がある場合は、機器を外して電話機と壁面の端子を直接接続してみてください。
それでも発信や着信ができない場合は、NTTに連絡して電話回線の調査を依頼するのが良いでしょう。
さらに、特定の電話番号や日時に電話が集中することが予想される場合、NTTが発信や着信の制限を設けることもあります。
現在、スマートフォンが普及しているため、固定電話を設置していない家庭も多いかもしれませんが、携帯電話が使えない状況に備えて固定電話を契約している家庭もあるでしょう。
緊急時に電話が利用できるよう、発信や着信ができないことに気づいたら、すぐに設定を確認し、改善できない場合はNTTに問い合わせることをお勧めします!
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