動画のストリーミングを頻繁に利用したり、Zoomでのミーティングが多くなる月末には、通信速度が制限されてインターネットの快適な利用が難しくなることがあります。
私自身も毎月末にデータが不足して焦ることが多く、新しい料金プランへの変更を検討しています。
そんな中、60GBもの大容量データが利用できるドコモの「ギガホプレミア」プランを見つけました。
60GBで本当に足りるのか?データ不足解消の可能性
60GBあればデータ不足は解消できるのでしょうか。
実際に調査した結果、60GBで十分な方もいれば、やはり足りないと感じる方もいることが分かりました。
さらに、データ不足の原因とその対策についても詳しく解説していますので、データ使用量に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
60GBでは足りない?あなたのデータ使用状況を再確認
60GBのデータ量で十分な方もいれば、月末にはデータが不足してしまう方もいます。
ドコモが2021年4月1日から提供している新料金プラン「ギガホプレミア」では、60GBの大容量データを利用可能です。
ドコモ「ギガホプレミア」の特徴
- 大容量データ: 60GBのデータを余すことなく利用できます。
- テザリング対応: 60GB全てでテザリングが可能なため、スマートフォン以外のデバイス(パソコンやゲーム機など)でもインターネットを快適に利用できます。
実際にどの程度のデータを消費するのか、具体的な例を見ていきましょう。
実際のデータ使用量を具体例で確認
例えば、以下のような利用状況を想定します。
- スマホでYouTubeを360pで視聴
- テレビで720p(高画質)の動画配信サービスを利用
- 友人とのビデオ通話
- テレワークやオンライン授業でZoomを使用
各サービスが1時間あたりに消費するデータ量は以下の通りです。
サービスによって若干異なる場合がありますので、参考としてご覧ください。
利用サービス | 1時間あたりのデータ使用量(GB) |
---|---|
動画(スマホ) | 約0.5GB |
動画(テレビ) | 約1GB |
LINE電話 | 約0.3GB |
Zoom(ビデオ+音声) | 約0.6GB |
具体的な使用例
会社員の場合
- 毎日スマホでYouTubeを1時間視聴
- 週末に映画を2時間視聴
- 毎週2回、1時間のZoomミーティング
- 週1回、2時間の友人とのLINE電話
1週間のデータ使用量: 9.3GB
1ヶ月のデータ使用量: 37.2GB
この場合、他の用途にもデータを使用しても60GBでは不足しない見込みです。
大学生の場合
- 平日にオンライン授業でZoomを2時間利用
- 毎日テレビで1時間の動画配信サービスを利用
- 週1回、2時間の友人とのLINE電話
1週間のデータ使用量: 13.6GB
1ヶ月のデータ使用量: 54.4GB
この場合も、60GBのプランでほぼカバーできる計算となります。
動画の画質差によるデータ消費の大きな違いとは?
動画視聴は、インターネット利用者にとって最も頻繁に行われる活動の一つです。
インターネット配信が普及する中、テレビよりもインターネットを利用する機会が増えています。
そこで、動画視聴時に1時間あたりどれくらいのデータが消費されるのか、以下の表にまとめました。
画質 | 1時間で消費するデータ量(GB) |
---|---|
360p | 約0.3GB |
480p(標準画質) | 約0.5GB |
720p(HD)(高画質) | 約1GB |
1080p(フルHD) | 約1.4GB |
この表から明らかなように、画質によってデータ消費量は大きく異なります。
例えば、標準画質と高画質では約2倍の差が生じます。
360pはスマートフォンでの動画視聴に十分な画質であり、720pはスマートフォンだけでなくテレビでも快適に視聴できる品質です。
サービスごとの画質基準の違いに注意
各サービスでは「低画質」「中画質」「高画質」といった画質設定の基準が異なります。
そのため、データ消費量もサービスによって変わることがあります。
利用しているサービスの画質設定を一度確認してみると良いでしょう。
さらに、スマホのアップデートやアプリのダウンロード、YouTubeのちょっとした視聴などでもデータ使用量が増えることがあります。
毎日テレワークで常にインターネットに接続している方や、Zoomでの会議が頻繁にある方にとっては、60GBのデータでは不足する場合も考えられます。
多くのインターネット利用者にとって、60GBでは足りないこともあります。
そんな方々に向けて、次の章ではデータを節約するための方法をご紹介します!
60GBでは不足する方へ!データを節約する6つの方法
60GBのデータ容量で足りるかどうか不安に感じている方、実際に60GBがどの程度使えるのか疑問に思っている方のために、いくつかの節約術を紹介します。
通勤時間が長く、電車内で動画を視聴している方も多いかもしれませんね。
私の友人の中には、テレビは持っているものの、YouTubeや動画配信サービスのコンテンツばかりを視聴し、地上波のテレビ番組を全く見ない人がいます。
現代では、番組の見逃し配信が普及し、天気予報やニュースもスマートフォンで簡単に確認できるようになっています。
しかし、どんなに60GBの大容量プランでも足りないと感じる方は少なくありません。
そこで、そんな方にぴったりのデータ節約方法をご紹介します。
1. 不要なアプリをスマートフォンから削除しよう
使っていないアプリがインストールされている場合は、削除することをおすすめします。
スマートフォンを一度見直してみてください。
数年前に夢中になっていたゲームアプリはもう必要ありませんよね。
また、もう使わない店舗のポイントアプリが残っていませんか?
私も確認したところ、2~3歳向けの幼児用ゲームアプリがいくつかありました。
子供がもうすぐ小学生になるのに、未だに使わないアプリがあるのはもったいないです。
そのままにしておくと、気づかないうちにアップデートが進み、無駄なデータ消費が増える原因になります。
定期的に不要なアプリを整理しましょう。
2. YouTubeや動画配信サイトの画質を調整しよう
動画を頻繁に視聴する方は、まずこの方法を試してみてください。
高画質で動画を視聴するほどデータ消費量が増えますので、設定から画質を下げることを検討しましょう。
動画配信サイトでも同様の設定が可能です。
画質を下げるだけで、データ使用量をほぼ半分に抑えることができます。
例えば、720pから480pに変更することで、大幅にデータ節約が可能です。
3. お気に入りの音楽や動画をスマートフォンに保存しよう
音楽ストリーミングサービスや動画プラットフォームには、コンテンツをダウンロードしてオフラインで楽しむ機能が備わっているものがあります。
頻繁に視聴するコンテンツは、一度ダウンロードしてオフラインモードで楽しむことで、データ使用量を大幅に削減できます。
- 音楽ストリーミングサービスでのダウンロード機能を活用
- 動画配信サービスでのオフライン視聴を設定
- Wi-Fi環境下での事前ダウンロードを心がける
このようにすることで、移動中やWi-Fiが利用できない場所でも快適にコンテンツを楽しめます。
4. アプリのインストールや更新はWi-Fiを活用しよう
アプリのダウンロードやアップデートをモバイルデータで行うと、多くのデータを消費してしまいます。
そのため、可能な限りWi-Fi環境下でこれらの作業を行うことで、データの節約が図れます。
さらに、スマホの設定から「アプリのバックグラウンド更新」をオフにすることもおすすめです。
バックグラウンドで動作しているアプリが、使用中でなくてもデータを消費している場合があります。
気づかないうちにデータが減っていくのは避けたいですよね。
5. スマホのテザリング機能を無効にしよう
スマホのテザリング機能は、スマホのデータ通信を利用して他のデバイス(ゲーム機、パソコン、タブレットなど)をインターネットに接続できる便利な機能です。
しかし、このテザリング機能は、過去に接続したことのあるデバイスと自動的に接続されることがあります。
そのため、使用していない時は、スマホの設定からテザリング機能をオフにすることを推奨します。
6. スマホの位置情報サービスをオフにしよう
ポケモンGOのような位置情報ベースのゲームや地図アプリを使用しない場合は、位置情報サービス(GPS)の設定を見直しましょう。
これにより、常にインターネットに接続される状態を防ぐことができます。
また、一部の重要なアプリに対しては「アプリ使用中のみ取得」に設定することで、必要な時にのみ位置情報を利用できます。
以上、60GBでは不足すると感じる方のために6つのデータ節約方法をご紹介しました。
これらを実践することで、データ不足に悩む方が減ることでしょう。私も早速スマホの設定を見直しました!
60GBでは不足するケースは少なく、大多数は十分なデータ量を持つ
先ほどの具体例からも、60GBのデータ容量で不足を感じる方はあまり多くないようです。
もし60GBで足りない場合は、前述した節約テクニックを試してみましょう!
60GBで十分にやりくりできるようになると、多くの利点があります。
通信量が60GBで十分な方のライフスタイル
60GBのデータプランが十分な方は、以下のような生活を楽しむことができます:
- 外出先でフリーWi-Fiを探す手間が省ける
- 自宅に固定回線を導入したり、ポケットWi-Fiを持つ必要がなくなる
- スマホのテザリング機能で、パソコンやゲーム機など他のデバイスでもインターネットを快適に利用できる
ドコモが提供する60GBプランのおかげで、快適なインターネットライフを送ることができ、固定回線が不要になるため、コストの節約にも繋がります。
また、月末に通信速度制限の通知を受け取る心配もなくなります。
インターネットの利用が多くて60GBでは足りない方のライフスタイル
一方で、インターネットの利用が多くて60GBでは不足する方は、以下のような生活を送ることになります:
- 外出時にフリーWi-Fiを探さなければならない
- 自宅に固定回線やポケットWi-Fiが必要になる
- データ使用量の残量を常に確認する必要がある
データ使用量を気にしながら生活するのはストレスですよね。
もし毎月60GBでは足りず、翌月までデータを増やすのを待てない場合は、思い切ってデータ追加を検討することも可能です。
毎月60GBでは不足する場合は、無制限データプランへの変更がお得になる場合もあります!
まとめ
- 60GBのデータ量は、利用するサービスや動画の画質によって足りる人と足りない人が存在する
- データが不足している人や不安な人は、使用していないアプリを削除する、動画の画質を下げる、音楽や動画をダウンロードするなどの節約方法を試してみましょう
- アプリのダウンロードや更新はWi-Fiを活用し、テザリング機能や位置情報機能をオフにするなどのデータ節約法も有効です
- データ使用量を節約することで、誰もが快適なインターネット生活を送ることができます
- 60GBのデータ量で不足する人は少ないですが、足りない場合はデータ追加やプランの見直しをおすすめします
最近ではスマホやタブレットでのSNSや動画配信サービスの利用者が増加し、データ量の不足に対する需要が高まっています。
ドコモもそのニーズに応えるために60GBという大容量プランを導入しました。
この60GBの大容量により、データ不足に悩む方が減少することでしょう。実際、私もその一人です。
しかし、利用方法によっては60GBでも不足する場合があります。
その際は、先ほど紹介した節約方法をぜひ実践してみてください。
そして、皆さんで快適なインターネットライフを楽しみましょう。
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